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【激ネタバレ】我妻由乃は処女なのか?【未来日記】  

激ネタバレです。
アニメの先の展開を絶対知りたくない人はUターンしてください。




なんであけるの


懲りずに『未来日記』ネタ。折角買ったんで読み込んでます。
好きなんですが、読めば読むほど歪さも感じる作品です。
なまじ熱血純愛な分、いびつさがじわじわキます。本当の意味で怖い。

と言うことで表題。


れいによってネタバレです。気になる人はUターンしてください。






11巻で結ばれるまで、由乃は「私は初めてだから」と言っていました。これは本当なのでしょうか?
処女か非処女か、というより、「由乃が嘘をついたかどうか」というポイントで非常に重要です。
追いかけていくうちに、物語の根幹に関わる問いだということに気づきました。
襖を開けることがなんで因果律を揺るがすほどの変化なのか、と言う問いの答えにも直結します。

さて、どう思われますか?













ずばり、処女です。11巻ラスト近辺まで。
彼女の「初めて」云々は記憶の改ざんではなく、本当のことを言っていたと私は判断しています。


これは劇中では明言されていません。しかし、色々手がかりがあります。
読んだ当初から、心中時の1周目由乃の服装が気になっていました。
2周目と服の傾向が違うし、露出がかなり少ない。
フィクションである以上、そう描かれることには意図があります。
そして、えすのサカエは無駄なことを書かない作家です。

じゃあ、と思って見てみると、ヒントが2巻の冒頭にあります。
「Happy End」表示で、由乃はあからさまに動揺しています。
「嘘。。何がどうなったらこうなるのよ」とまで言っているので、どういう道筋が立つかわからないことだと考えられます。つまり、1周目由乃にとって未経験の未来が表示されたわけです。
もうこれで十分な気がしますが続けます。

ここで、いくつかヒントが出てきます。
1巻の校内のシーンや6巻での「私を見て」のシーン、由乃は自分が雪輝に相手にされるとは思っていません。
こうしたことが、「天野君」と由乃との距離感を示していると考えられます。
また、監禁も「新鮮な感動があったから」「永遠にしたくて」行っていた旨が描かれています。

11巻終わりの1周目の戦闘シーンでは、雪輝は果敢に前に出て戦う男の子として描かれています。
伏線として雪輝の握力が45kgあったり、短期間で戦闘術に習熟していることが挙げられます。


してみると、
「天野君」は「ユッキー」より早い段階で由乃のバディに相応しい戦闘力と度胸を身につけていたと思われます。
そして、そのために
「天野君」と由乃の距離は「我妻さん」と「天野君」の距離のままだったのではないか?と推測できます。

逆に言えば、
2周目の変化とは、1周目の終わりの感覚のまま由乃が雪輝との距離を詰め、積極的になった結果である。
といえます。

由乃が最初からなれなれしくなると、由乃が雪輝を守るという関係が固定化します。
その結果、雪輝の受身度が増します。
また、戦場意識が強い由乃と平時を生きている雪輝のギャップも、2周目では鮮明になっています。


1周目の場合、この違いは1巻最初の出会い方から効いてきます。
二人の距離が離れているので、いきなりのキスと「ご飯を食べに行こう?お母様遅いでしょ?」がなくなります。
メールも大胆に送らなくなります。すると、由乃がストーカー女と認識される目が消えます。

続いて9thによる学校襲撃。
由乃に依存しない分、「天野君」が自力決着を図るはずです。この「天野君」はユッキーより多少好戦的なはずです。
9thの目ではなく左腕が刺されていたのは、由乃の援護がなかったためと考えられます。


この後の描写は1周目の絵が限定的なので難しいです。本編から推測していきます。
※なお、このあたりはアニメでの1周目の描かれ方で変わる可能性があります。

距離が近づいていないと、デートもお互いの家庭訪問イベントも起こらないことになります。
由乃が2巻のデートでドキドキしていたのは初デートだったからだと考えられます。

運命の分岐点となった襖ですが、そもそも「天野君」は由乃の家にすら行っていないのではないでしょうか。
つまり、1周目の「天野君」は由乃が殺人犯かもしれないこと自体を知らない。
すると、由乃の不気味さとかおどろおどろしさが相当程度消されます。ストーカー女ですらなくなります。
と言って由乃の強さに依存してもないから、「天野君」は自力で強くなることになります。

そういう場合、由乃は踏み込まずに見守ることを選ぶ人間です。
一方の雪輝も元々が引っ込み思案なので、持ち前のおせっかいでナイトとして由乃を守る。
でも、恋愛感情はそこまで強いものにはならなかったのではないでしょうか。

6巻で由乃が雪輝に「見て」もらってあれだけ狂喜しています。
裏を返せば、1周目では由乃の独白にあるように、二人の道は交わらない状態だったわけです。
このことから、「天野君」は由乃を好きと言っていないと考えられます。
永遠にしたいほど嬉しくなるイベントがおきないので、由乃は雪輝を監禁しなくなります。

また、襖が開いていないので、由乃は終盤まで家宅捜索を受けるほど疑われなかった可能性があります。
すると、由乃は記憶の改ざんをしないで安心してパパとママを「寝かせ続ける」ことができるようになります。
これは由乃が安心して死体を隠しておけるスペースを得たことを意味します。

この結果、5th(れいくん)に対しても由乃がおおっぴらに攻撃できるようになります。
1周目の5th戦が日記の撃破ではなく所有者の殺害(絞殺)の形で決着しているのは、このためではないでしょうか。


また、1周目の描写では、7th戦ではマルコと雪輝が戦っています。
マルコの戦闘力は由乃を凌ぐので、雪輝はこの段階で既に由乃に匹敵する強さとガッツを持っていたと考えられます。
このため、1周目では2周目の監禁に相当する期間あたりで雪輝が強くなったと考えられます。

雪輝が短時間で強くなれたカラクリについては、雪輝自体が「やれば出来る子」であったことと、ガサイズ・ブート・キャンプの存在を強く押しておきます。
つまり、由乃が自分が仕込まれたサバイバル術を雪輝に手ほどきしたから。

描写がないので、「天野君」と由乃がこの後どう勝ちあがっていったのかはわかりません。
ただ、共同戦線の時間の分だけ、「由乃の」心の距離が縮まっていったのではないでしょうか。


こうしてみると、襖の意味が見えてきます。
なぜ因果律が揺らいだのか?

雪輝と由乃の距離がゼロになったからです。
襖を開けたことで、由乃は2周目に成り代わりきることが出来なくなりました。嘘を突き通せなくなったのです。
また、襖を開けた結果、雪輝にとって由乃がミステリアスでおどろおどろしい人間になります。
つまり、雪輝が由乃を「疑う」という要素が加わったことになります。
一方、由乃が踏み込んだ分だけ雪輝の由乃依存が続いています。

近くにいて必要な人間、でも疑わざるを得ない(心を許しきれない)。
この条件は、「多くの困難を乗り越えて雪輝が由乃を本当の意味で好きになる」と言う結果をもたらしました。
これは同時に、由乃の嘘と傷が(結果的に)雪輝に全て知られることを意味します。
全部暴露されていく一連の過程の扉がこの襖だったわけです。襖は嘘の扉であり、由乃の心の扉でもある。

つまり、冒頭から立っていた「雪輝と由乃が恋人同士になる」フラグは襖をあけたことで確定したことになります。
言い換えると、雪輝と由乃のラブストーリーは周回ではなく、2周目からの固有のものです。

そして、ラブストーリーの結果、一人の神による周回世界が終わりました。
時空を越え、従来の枠組とは異なる、二人(1.5人?)の夫婦神による別の神代が開かれています。

うん、因果律変わってますね。


また、襖を開けない場合、由乃は自分の「本当の姿」を雪輝に対して隠し続けるはずです。
といって「天野君」と由乃との間には戦闘力やノウハウでの大きな差がありません。
つまり、1周目では由乃は雪輝に対して踏み込めるだけの優位がありません。
このため由乃は雪輝と心の距離を詰めることができません。
また、知らない以上、由乃の隠し事のカベも「天野君」は突破できません。

従ってラブストーリーも始まらない。ラブストーリーがない以上、1周目では雪輝と由乃は結ばれえない。

と言うことで、2周目で結ばれたときの「初めて」については由乃は嘘をついていなかった、と私は考えます。
結ばれた直後に思いっきりついていますが。

もうひとつの傍証として、雪輝の性格が挙げられます。
雪輝の覚醒キーワードは「家族」です。えすの作品キャラである以上みんなそういう気もしますが
家族を守ることには相当執着します。11巻12巻を見る限り、結ばれた後の由乃は雪輝にとって家族です。
心中なんて形でそうそう諦めるのでしょうか?少なくとも由乃の心を救うくらいはやってのけそうです。

また、由乃のキーワードも「家族」です。えすの作品以下(ry。
そして雪輝からのリアクションに人一倍敏感なのが由乃です。
12巻を見ていればわかるように、由乃を家族とみなしての雪輝の気持ちは必ず由乃の心に届きます。
届いたとしたらその時点でHAPPY ENDになるので、2周目であそこまでドキドキしなくなります。


しかし、襖を開けない=由乃の秘密(傷)を知らない場合、両者は2周目より相当浅い関係になると思われます。
ただし、由乃は雪輝に対して思いを募らせて行ったはずです。
でも「まさか相手にしてもらえるとは思ってもいなかった」と言う関係だったのではないでしょうか?(1巻より)

2周目になると、「天野君」の中身は「天野君」のままですが、由乃の中身が変化しています。
「天野君」が「ユッキー」になった分だけ由乃が距離を詰め、彼女が主導権をとったことが未来が変わるきっかけになっています。
一見雪輝がパンドラの箱を開けたように見えますが、襖を開ける状況に持ち込んだのは由乃です。
処女云々は、この一連の大きな流れの中で起きた結果のひとつであるといえます。


こうしてみると、

なんであけるの

のシーンも全く違って見えてきます。この由乃の涙はあとで報われる涙です。

歴史的瞬間は往々にして淡々としていて、その時点での当事者たちすら真価に気がついていない。
よくあることですが、これもひとつの例だと言えます。



と言うことで、毎度の画像を出してみます。

くるってるのは

この強い気持ちが世界のルールに風穴を開けた結果に他ならないと、私は思います。
結ばれたいと強く願って行動したから、結ばれてルールそのものも書き換わった。HAPPY ENDになった。
まさに「無意味じゃないわ」です。

やっぱり人間の強い意志は奇跡を起こすんだね、と言うことで。




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なお、「由乃は処女か?」についての議論や明確な回答は私は発見できませんでした。
みんな食いつきそうなネタなのに(爆)。
えすのサカエ総合スレ24thおよび25thあたりに少し議論があったので、本記事作成にあたり参考にしています。
来月になれば一気に喧しくなるかと思いますが、そのころには私の興味も尽きている可能性があります(爆爆)。
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