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劇場版ガルパン感想  

まったくチェックしてなかったので上映開始直前にツイッターで知って、どうせ見るなら噂の立川で時間に余裕をもって、とか思ってるうちに3週間。

やっと、見れました。


ネタバレ全開なので注意。


内容、楽しかったです。ただし個人的には微妙。でも、それをわざわざけなすようなものでもないと思うので。
マイナスポイントは、以前のように、「祖父に(冥土で)紹介できるか」という目線で見た場合、後半がちょっと。。。だったから。
「戦車とは似て非なる別のナニカ」の物語としては、とてもとても面白かったと思います。


是非抜きでゾクゾクしてたまらなかったシーンが、2か所ありました。後で書きます。


ということで、以下、ネタバレです。ご注意ください。










まず悪い点、ってか気になった点。
どなたかが指摘していたけど、カチューシャあんな性格だったっけ?
それから、オールスターになったことで誰かの格が下がっちゃうんじゃないかとハラハラしながら見ていました。
また、今回の相手は「ちょっと嫌な敵」だったので、そこがマイナス。
敵にも味方にも悪意がないのって、ガルパンの大きな長所だったと思います。
今回はあからさまに主人公たちに理不尽な悪意を向けてきた相手がいたので、少し嫌な感じではありました。


とはいえ。
前半の大洗エキシビションは圧巻でした。あれ、素晴らしい。
ガルパンをきっかけで大洗に足を運んだ人は、特に感慨ひとしおだったのではないでしょうか。
歩いたあの場所が、ついでに見たあの場所が、自転車を借りたあの場所が。。。ねえ。
この場所を戦車でこう使うのか!というのが、すごい。
後半の遊園地の活用と相まって、戦車の新たな可能性を開きに拓きに啓いた映画だと思います。

それが荒唐無稽に過ぎたり、アレ?この人こんなキャラだっけ?と思ったり、ちょっと引っ掛かったのが後半。
ああうん、そもそも戦争と女の子のキャッキャウフフの日常が同居してる時点で何かを言うのは野暮なのですが。
でもなーんか、TV版の時みたいに手放しでお勧めできる手堅さはなくなった印象。

あと地味に、金曜の昼という時間帯で会場に100人以上(130人くらい)の人間がいて、そのほとんど全員がオッサンか草食系の男の人というのが非常にショッキングな光景でした。女性一人しかいなかったよ。イケメンいなかったよorz

さて、物語はどういう方向に舵が切り替わったのか?
ひとつが「戦車でいろいろやる」方向だと思います。今まではある程度のリアルさを重視(戦車として不可能そうなことはほとんどやっていない)していましたが、今回は滅茶苦茶だったように思います。
空は飛ぶわ、ジェットコースターの線路は走るわ、エスカレーターの手すりは乗るわ。。。
それが戦車道なのでよいのですが、


もう一つ、「みんなで仲良く」の要素が前面に押し出されたのかなーと思います。
プラウダのお涙頂戴ネタとか、どうかとは思うんですけどね。
ただ、「崇拝と信頼は違う」は、キーワードだったように思います。

とってつけたように出てきた継続のミカって子、何なのかなーと思ったんですが、
この人はアリス(エリス?ラスボスの島田流の女の子)と対比すると、ああなるほど、となる。

今回出てきたアリス(島田愛里寿)はラスボスに相応しい実力を持っていて、1対1では劇中最強だと思います。
彼女の参戦シーン、もうやばかったです。ここがやばかったシーン、その1。

というのが、彼女が出てくるまでは大洗が押し返しています。
ミホの戦術のターンで、高校選抜ともいうべきメンバーの練度の高さがあります。ことに、あの時点で残ってるのもネームドキャラばかりでした。
だから、アリスが出てくる直前では大洗が数勝ちをしています。

ここからが、すごい。
なんてったって1対5なんです。アリス一人で、5両を瞬殺。
あああああああああ、という感じでした。5両ですよ5両。
というのが、ダージリンがミホを評価するようになったきっかけって、恐らく大洗での戦いぶりで、それは最後の突撃もそうなんだけど、その直前の「1対5の状況から一瞬で4両を瞬殺したこと」も大きかったように思うんです。

ああこのアリスって人はミホより強いんだな、というのがまず明示されたのが、アリス参戦のシーン。
だから日本チームがほぼ無傷で残されてあったんだな、でもある
途中で参戦したアリスはすこぶる強くて、高校チームの顔ありキャラは殆ど彼女一人に瞬殺されていきます。

だから、「大学生チームはちゃんと戦っていれば(アリスが最初から戦闘に参加していれば)、高校生より強い」ということが劇中で示されています。大学生の格が落ちない。


なのに、なぜ負けてしまったのか。
これは、物語のテーマでもあると思います。

この点、ひっじょーーーに巧妙に描かれています。
アリスは見事に指揮をしていて、彼女の親衛隊の名前あり大学生の3人衆も強くて、アリス自身も実に良い動きをします。

でも。
ああうん、戦車道+女子大生とかいう非常においしい役どころの人たちなのに色気ムンムンじゃないのはどうかと思うけど。


でも!
アリスと3人衆、実は連携をしていない。


これ、とってもうまく描かれていたと思います。
ラストの直前で瞬殺されたカチューシャ、自動車部、エリカ(でしたっけ?グロリアーナの韋駄天でしたっけ?)の3人、出落ちのように見せて実はとても重要な役割を果たしています。

ああうん、カツのやったのと同じことなんだけど。
自動車部たちが3人がかりで、大学生3人衆をひとり削っています。たったひとり。そのあとすぐにアリスにやられてしまう。
でも、それでいい。
この脱落があるから、ラストの3対2が実は1+(3-1) 対 2、になります。

このシーン、うまいなあって思う。
確かにアリスは「隙のある敵」は見逃さず的確に仕留めています。
でも、それは結果に過ぎなくて、チームと狙ってやったものではない。
だから、1人が脱落してしまった大学生3人衆の「さんにんめ」にはなりえない。

このため、マホとミホの「ふたり」と、本来3人だったモノが直前に2人にされてしまった3人衆の「ふたり」は、意味が大きく異なることになります。
もちろん、個々の実力が同じなら前者の方が強いでしょう。
でも、その個々の実力も、天下の西住姉妹が上回っていたと思われます(これも後述します)。

なぜ連携をしていないのか?
これは劇中にいくつかヒントがあります。
アリス隊長は指示を出すけど、相談はしていない。部下が命令を聞いたり、意図を勝手に解釈しているだけ。
ミホとぬいぐるみを取り合った時も、ミホが同じ戦車のメンバーと5人で来ていたのに対し、アリスは一人。
飛び級入学していた年下で家元の令嬢という事情も関係して、作られてしまった人間関係のように思います。


ともあれ。
「どんなに強くても、一人では連携するチームには勝てない」ことは前半戦のラストでも描かれました。
チームをチームたらしめるものは何か。これが信頼なのだと思います。
マホがカチューシャにかけた言葉は、実は大学チームをこそえぐった言葉なのだと思う。

ここで、継続ちゃんです(ミカさんでしたっけか?)。
なんで彼女が唐突に出てきて、ラストが彼女の言葉なのか。
「コイツなんでわざわざ出すんだよw」とか思って見ていたのですが。

ああなるほど。
この人は、輪に溶け込んでいったアリスなわけか、と。
この人はアリスのように最初は傍観者なんだけど、チームの「無駄な行動」の「意図を信じて」、輪に加わる。
この人(と仲間)も強くて、1対3で見事に3を無力化します。
(3両を相手に相打ち、という数のバランス、よく練られてるなーと思います)

一方、輪に加われないアリスもかわいそうな人で、「西住の名を貶めてやりなさい」なんてしがらみを背負わされています。
ということで、ゾクゾクしたシーンのその2。
遊園地の戦い、最後の決戦で山の頂上をアリスがとるシーンです。
あの山の形からして絶対やるだろうなと思ったけど、すごかった。
頂上のアリスに対して、ミホとマホは同じ高さの位置から仕掛ける。
で、ボコちゃんでミホとアリスが一瞬逡巡して、そこで「頂に立つ者」が入れ替わる。
最後は頂上に行ったミホとマホが、頂上からの花道を下ってアリスを下す。
あーなるほどねー、でした。

見返さないとわからないシーンも多いのでなんともなのですが、
アリスがどういう王者だったのか、それがどのような弱点を持っていて、なぜ敗れたのか。
象徴するような演出だと感じました。一騎打ちのシーンでも、ミホと車内メンバーやマホは実に多くのサインで意思疎通をするのだけど、アリスにはそういうシーンがない。

そうなると、アリスにはボコをくれたりするような「対等の友人」がいなかったのかな?とも思えます。
本人の才能があまりにも冠絶していたから。
彼女を「崇拝」していた大学生3人衆にしても、確かに強いんだけど、もともと西住流で薫陶を受け、チームに交わって技量を磨いていたミホ&マホとは差が開いてしまうように思います。

逆に言えば、アリスが最初から参戦していればミホたちは一瞬で負けていたでしょう。
(ミホ&マホしかアリスを止められないうえ、彼らはバラバラに行動していました。
大学チームもこれからもっともっと強くなる可能性があります。
世界選手権もあるから、ガルパンワールドは今後もまだまだ広がりうるのではないでしょうか。

また見るかどうかは微妙です。もしかしたら見ないかも。
それでよいのだとも思います。一度きりなのが青春だから。






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