Blinking Shadow ホーム » 鉄血のオルフェンズ »機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ感想 8話 「寄り添うかたち」 普遍性と左手

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ感想 8話 「寄り添うかたち」 普遍性と左手  

特に何も心に感じるものがなかったので書きづらいのですが。。。
アタマに残ったものが一定量あるので、ここに残していきます。

いや、よく練られてるとは思います。

ただやっぱ

画面の中のヒーローの活躍<<<<<自分の手で変えられる現実 なので、うーん。。。

とりあえず、インクエッジ(@02Curry)さんの「オルフェンズのテーマは親子」というものを意識しながら見ていました。

今回は「てっかだんってなんなのかな?」というお話。


今回、わーざわざ「家族」というキーワードが出されました。
ミカの弱さが描かれたり、オルガがデコピンしたり、されたり(インクエッジさんの指摘)。







ンでガンダムもデコピンされるかのように頭の装甲が剥げてたり。

gorphans08_002.jpg





そして、

ハーレムだったり絶倫だったり。

血が混じって固くなる一家に対して精液が混じってああうん乱交いいねーとかも思うんですが

なんでわざわざ今回あんな話出してきたのかな?ということに、ふと思い至りました。


結論は、「世界に向けて放映するものだから」
このオルフェンズ、さまざまな言語で地球上の多くの地域で放映されています。
クールジャパンの旗手でもあるし、世界に殴り込むために作られたガンダムなのだとも思っています。

でも、事実は小説より奇なり。
現実はいつもフィクションを軽く追い抜いていきます。
大激動のこの世界で、なんであのガンダムで、なんで鉄華団なのか。

オルガと名瀬が示したのが、それぞれ答えなのかなーと思います。
一つは、ヤッちまえば同じ。子供は子供、命は命、精子は精子。強いオスは強いオス。
名瀬という強いオスの下での、平等な世界。

もうひとつが、今回オルガが宣した「同じ屋根の下で生を共有し、育まれた絆」。
流された血が混じり合い、鉄のように固まる。

どちらも、生死を超えた結びつきです。そして血が混じる
生死すら超えるから、人種・文化・宗教・言語は当然超える。

私たちの生きる21世紀では、世界が急速につながっています。
日本の中でも、複数の言語、肌の色、宗教が混じり合い、食文化すら異なる人たちが隣にいます。
この時代に、何が敵で、何が味方なのか。
戦争をテーマとするガンダムである以上、敵味方の線引きが必要になってきます。

だから鉄華団で、名瀬のタービン一家なのかなと思います。
人間には必ず血が流れています。

ー赤い血を持つという点において誰もが平等で、誰もが鉄のように固い絆を持ちうるー

東京オリンピックを控えた2015年のガンダムだと、こういうしかない時代なのかな、とは思いました。
逆に言えば、特定の人種や宗教を連想させる勢力を敵とすべきではなく、仲間候補から除外してもいけない世界。
一方、実際の現実世界では人と人を繋ぐときには多くの共通項があり、壁があります。
こんな世界で「架空の戦争」を「子供向け」に「建設的なメッセージをもって」提示するときに、どうすればよいのか?

「寝ちまえば同じ」(こっちが大きなオトモダチ向け)
「一緒のテーマでがんばれば、仲間。」
このあたりが、オルフェンズでわざわざ明示したいものなのかなと思います。

ただし、裏テーマとしてアトラとクーデリアの動きもあるように思う。
アトラはおいしいご飯を作る人。
そのアトラが今回クーデリアに提案して笑顔を取り戻させたのは、赤ん坊に触れること。
「いのち」と「胃袋」も、人を繋げるものとして重要なもののように思います。


もう一つ、本作でキーになるのが左手前回書いたヤツです。
今回も、ミカが【左手】でオルガの【左手】を引き上げています。
では、左手はどういうときに繋がっているのだろう?

前回のヤマギは、義手を気にするそぶりを一瞬見せたけど、おずおず差し出す。
差し出したシノは、「いつもありがとう」の屈託のない気持ち。

orphans07_008.jpg

アトラの手を取るクーデリアは、決意。

orphans07_005.jpg

アトラが握りしめた左手は、ミカの無事を願う祈り。

orphans07_010.jpg


アキヒロの叩き付ける左は、見せつける根性。

orphans07_015.jpg





そして今回。
「見捨てられたくない。このままじゃだめだ」と弱い気持を曝けるミカは、アトラのお守りのある左でオルガの左手をとる。

gorphans08_001.jpg
gorphans08_003_201511232345473bc.jpg


一方、物語の最後で「お前は家族だ」というオルガは、左の拳をミカに触れます。

gorphans08_004.jpg


名瀬も、右利きなのになぜか左手でデコピンをかまして、オルガを諭す。

08_006.jpg
08_005.jpg



こう見てくると、この作品では「素直な気持ち」が伴うときに左手をぶつけるのかな、と思いま強調文す。


なお、そうなると、
では、なぜクーデリアがアトラの【右手】を取ったのか?
なぜ、今回の最後でオルガがミカの【右手】に触れたのか?という問題になります。
ここは大きなポイントだと思います。「素直さ以外のものがあるかどうか」が判定基準、かな?

これ、とかもね。

gorphans0804_001.jpg




さて、左手のお話をもう少し続けます。
さきに、味方同士になるための普遍的な条件について書きました。
なぜあんな基準なのか?といえば、「世界中の誰もがオルフェンズを見ている可能性がある」からだと思います。
異なる神を戴く人も、食習慣が違う人も、肌の色が違う人も。


では、敵の人はどうなのだろう?
誰もが仲良くなりうる時代に、何と戦うのか?

劇中で示されている敵の一つは、経済問題。
それに伴って、他人を踏み台にする小ずるい人間たち。

一方、敵も一様ではなく、様々な立場、思惑、関わり方で描かれます。
ここで、左手。

先の記事で触れたガエリオとラフタ、いずれもミカと「左手の接触」があります。

gorphans0804_002.jpg1f32852a-s.jpgorphans07_011.jpg

MS同士の戦いでは、「物理的に接触」している時だけ、双方が会話できる。
そして、この世界のMSのワイヤーの構造はこの通り。

3f0f8242-s.jpg


触れ合うホンネで、何をぶつけ合うのか?
人が交わってゆく世界で、ガンダムと孤児たちは何を繋ぎ、何を作り、何を残すのか?
それはまさに、「命の花」でもあります。

tekka.jpg
tekka2.jpg
tekka3.jpg



ということで、結論。
てっかだんってなんなのかな?
地球規模で人が混じり合う時代の、人が仲良くする形
だと、思います。
読み解くシグナルが、各人の左手
(この他にも仕込みはいっぱいあるようです)
 
orphans07_011.jpg






このエントリーをはてなブックマークに追加

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

category: 鉄血のオルフェンズ

thread: 機動戦士ガンダム 熱血のオルフェンズ

janre: アニメ・コミック

tb: 2   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://chiqfudoki.blog.fc2.com/tb.php/516-372cbb5c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 第8話 『寄り添うかたち』感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 1 (特装限定版) [Blu-ray]posted with amazlet at 15.11.15バンダイビジュアル (2015-12-24)売り上げランキング: 85Amazon.co.jpで詳細を見る    放送日からはや四日!  ようやく視聴出来た第8話、  楽しみにしてたがゆえに高まりまくっていた期待にも十二分に応えてくれる内容で、 ...

新・00をひとりごつ | 2015/11/25 17:59

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第8話「寄り添うかたち」感想

鉄血のオルフェンズ 前回は戦闘あり、今回は戦闘無し。 でも、30分があっという間ですね。 ここ最近のアニメで、戦闘も萌えもエロも無しで30分があっという間というのは、 ...

ガンダムFWブログ | 2015/11/25 20:42

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

アクセスカウンター

オススメ

▲ Pagetop