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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ感想 第5話 「赤い空の向こう」  

いやー面白いですね。
1回で分かるように分かりやすく面白くできているのに、つい2回見してしまいました。



そういえば、3話の頃に「鉄の華がまさに咲こうとしているときに、タイトルが”散華”!」という指摘を散見しましたが、バルバトスの鉾は鉄の華のようにも見えるし、

Orphans_flower.jpg

上下を逆にすると

Orphans_flower2.jpg

人物たちの影と相まって鉄華の紋章が仇花のようにも見える。


このガンダム、仕込みを見ていっても面白いのだと思います。
ということで、インクエッジ(@02Curry)さんのツイートをまとめておきました。(アルドノアゼロの凄絶な分析をされた方です)
ここ(http://togetter.com/li/894521)でご紹介しておきます。
要約すると、
「オルガは理想が恐ろしく高い。”スジ”で表現される彼の哲学は彼自身を含む誰に対しても公平に、厳しく適用される」です。




今回の感想、
ちゃんと長くて、ちゃんと短かった

アニメでこんなこと感じたのは珍しいです。初めてかもしれません。
アイキャッチのところで「えっもう半分?今回でちゃんと終わるのかよ!?」と思い、時間を確認して「まだこれしか経ってないのか」と感じました。実際終わってみると、テンポよく話が進み、今回1話としてもきっちりヤマがあって問題が解決していて、色々世界の情報が追加されていて、キャラの描きこみも深くなっている。
何より、なんとも爽やかな読後感があります。分析ごっこのやりがいもありそうですが、おいておきます。



インクエッジさんのツイートや「指揮官がノコノコ前に出てしまう敵、ちゃんと人に仕事を振れるオルガ」、というネット上での意見を見ていたこともあり、今回はまずオルガに目が行きました。
この人、ここぞのときにちゃんと命を賭けようとする。
今まではミカだけを当てにしている描写が多かったのですが、今回でオルガはミカだけでなく「仲間」を信じ、命を預ける人間ということがあかされました。

仲間を繋ぐものはなにか?「信用」であり、「対等」なのかなと思います。
流石に全世界に配信するガンダム、王道のポイントを突いてくる。
オルガの「スジ」の通し方は、今後も物語の牽引力になっていくように思います。


これに対して、ミカ。ていうか「チョコレートの隣」が面白かった。
だって・・・直接絡んだのガエリオの方でしょうが!仲間殺されかけたと勘違いして殺しかけてるのにw
思わず名乗ってしまうガエリオも、性格よくでていると思います。
OPでもそうですが、このガンダムはとっさの動作や反応で性格を表現するのが実に巧い。

ガエリオは誇示をする動作が多く、やや見栄っ張りに見える。
そんなガエリオだから、ミカには勝てず翻弄されます。
一方、マクギリスはまずじっくり観察し、相手を決して見下しません。
そんなマクギリスだから、ミカはガエリオではなくマクギリスの方を記憶する。

で、面白いのが、ガエリオが思わず反応して名乗っちゃった件。
これ、ガエリオとマクギリスの関係性も示していると思うのです。
身分が同じ、いつも一緒に行動している優秀なイケメン二人。服装も愛機の色もよく似ている。
でも、多くの人と対するとき、まず一目置かれて記憶されるのはマクギリスの方なのではないでしょうか?
ガエリオに自分を誇示するような動作が多いのも、そのせいとも思えます。

つまり、
「マクギリスと一緒にいる人」としてガエリオが呼ばれることは、「よくあること」なのではないでしょうか?
またかよ、なことだから、思わず名乗ってしまう。
今までの描写を見ていると、そんな気もします。
ガエリオとマクギリスの人間関係も、今後一筋縄ではいかなくなっていくのかもしれない。

人間関係といえば、お嬢様(クーデリア)とミカ。
これも面白いですね。この二人、今回で「同じものを食べ」かけるんだけど、姫が吐き出している。
「同じ世界の住人」になる通過儀礼として「同じものを食べる」という行為は、古今東西、民話でも実世界でもよく行われます。
『まどかマギカ』の叛逆の物語でも、一人だけ食べ物を食べていない人がいたり。

今回で三日月は自分のプライベートや内心を話し、食べ物を渡す。
でも、まだ姫は食べきっていない。

併せて面白いのが、「姫がどこで食事をしているか」。
今回、彼女の席はミカの隣でした。
今まで食事のシーンが何度かあったので、「誰が誰と、どの距離で食べているか」を比較してみても面白いように思います。
ちゃんとそのつもりで描き分けられているはず。



Orphans05B.jpgOrphans05.jpg


あとはクランクのグレイズ(グレイズ改)がらみのエピソード、ていうかアイン。
「怒りに駆られたから」逆に助かっているというのがね、もうね。
怒る理由が重ね掛けだから、テンションが彼にシンクロしきったところで、バルバトスが火星駐留軍との力の差を容赦なく見せる。
カスタムグレイズに乗るイケメン二人組登場のお膳立てが整いきったところで、ミカが宿敵と邂逅する。

邂逅といえば、「ガエリオがいたことで」もう一機がマクギリスだ、とミカが納得する流れも面白いですね。
ミカ、あの二人の関係をちゃんと見抜いている笑

で、視聴の清涼感の原因が最後のマクギリスの笑い。
何が気持ちいいって、彼は鉄華団のノリを理解し、受け入れている。
敵なんだけど、持っている気風がどことなく味方に近い。
私の知る限り、「笑いどころが同じ」というのは、もう、どうしようもなく、人を繋げるもののように思います。
(皆様も経験されたことがあるのではないでしょうか?)

これ、とても大きいと思うんです。
マクギリスはただ強力なライバルというだけでなく、話せるヤツ。
頭も切れるしいいヤツでもあるんだけど、ツボが同じというのはそれ以上の説得力があるように思います。

こんなヤツをこんな気風のまま力持たせてくれる組織を相手にしなければならない現実。
ミカ、オルガ、クーデリア、そして少年たちは、この「敵」にどう対応していくのか。
対応する中で彼らは何かを失うかもしれないし、それ以上に何かを得て、育んでいくのだと思います。
いのちの糧は、確かに戦場にある。

次回も楽しみです。(見たり書いたりで3時間とか取られるんだけどorz)





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