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アニメ艦隊これくしょん 第5話感想  

このクールはアルドノアゼロとGレコで手一杯、のはずだったんですが。。。
いやあ、面白いですね艦これ。

提督と吹雪がとにかく大好きで、彼らの次の手が楽しみで、ついつい夜更かししてしまいます。
アニメ版の提督、誰が何と言おうと私は好きです。
兵をあそこまでやる気にさせる指揮官は、間違いなく優秀。
これは、「兵」を「生徒」や「部下」に、「指揮官」を「教師」や「上司」に置き換えても通じると思います。


ということで。
「太平洋戦争をなぞるシナリオをプレイする提督として艦これ世界に放り込まれたら、どんな手を打つか?」
そういう視点で見ると面白いアニメ艦隊これくしょんアニメ、第5話「五航戦の子なんかと一緒にしないで」
感想行きます。


史実改変フラグキター
吹雪覚醒キター

今回の感想はこれに尽きます。
オリジナルの艦隊が出てきて、その指揮権を吹雪が持つ。
吹雪が兵ではなく将として物語に参加できるようになり、俄然面白くなってきました。

いや、今までも面白かったけど。。。
今回は最初からワクワクしっ通しでした。

第五艦隊、編成が面白い。空母2雷巡2に戦艦と駆逐艦が1隻ずつ。
なんでもできるバランスとれた艦隊とも言えるし、器用貧乏にもなりうる。

ともあれ、この第五艦隊が提督の切り札なのかなと思います。

今回、赤城によって反攻作戦(FS作戦)の説明が追加されました。
「南方に大きな棲地がふたつ」とのこと。これ、オーストラリアとミッドウェイかな?


この反攻作戦、前回までの流れをおさらいすると、
直接の脅威になる泊地艦隊を撃破(1話。史実の真珠湾に相当)
進撃ルート上で邪魔になる敵基地を撃破(3話。ウェーク島攻略戦に相当)
今後の作戦に必要になる資源を確保(4話。蘭印攻略戦に相当)
4話までで、日本の太平洋戦争所期の目的(太平洋上の邪魔な敵艦隊を排除し、必要な資源を確保する)がほぼ果たされています。

位置関係はこの通り。デフォルメされてますが、太平洋戦争の戦域をほぼなぞっています。

艦これアニメ05FS
太平洋戦域2


取った資源はそのまま使えるのかな?運んでくるのが必要なのかな?と思っていましたが、無事に運び込むことはできそうな模様。
今まで、このアニメの鎮守府は資源不足疑惑がありました。
「大型艦とか出したくても出せなくて、相当絞って出さないといけない位資源カツカツなんじゃねーの?」疑惑です。
もう、この言い訳は通用しません。
艦隊の編成が大々的に変更されたのも、この補給状況の改善を受けてのことなのかなーと思います。

史実では、日本の成功はここまでです。
この後、勢力圏内にへばりついたフィリピンの攻略に手間取り、FS作戦のために進出した部隊はアメリカ艦隊との海戦に勝利したものの、空母の犠牲を出します(珊瑚海海戦)。

こちらの世界では、どう処理するのか?
と思ったら、吹雪の新艦隊。これは完全に予想外でした。
誰も知らない歴史の始まりです。

編成を見て、ああこれ面白そうだな、とまず思いました。実際面白かった。
チームもいい感じにばらばらだったし(爆)
クセがある連中だけどこいつらまとまったら強いんだろうなー、というあのノリは、スポ根の王道だと思います。
ただ、このワクワクする感性はちょっと古めかも。

このチームをどうまとめるのかなーと思ったら、あの展開。これは納得でした。
実際に指揮させてみよう、という金剛案、乱暴だけど正しいかなーと思います。
逆に言えば、実際にできる環境が整ったからこそ言えるセリフでもある。
その辺の補給事情とか、制作スタッフが考えているかはわからないけど。

単純に通算5回は一緒に汗を流しているわけで、そりゃあのチーム結束高まるよ、と思います。
指揮官が吹雪になる、というのも、特に抵抗はありませんでした。

鎮守府での噂になっており、また、毎朝ランニングをしています。
彼女は人目に止まりやすかったはずです。努力して金星の成果を出しているので、肯定的な評判のはずです。
あの性格なので、敵は作りにくいと思う。

また、元々勉強ができる子だったうえに、彼女は基本の大事さを先輩たちに叩き込まれています。
(雷撃戦のやり方も、北上からみっちり指導を受けています。)
正しいやり方をきっちりこなしてきているので、吹雪が身体に覚え込ませたのはあの鎮守府での戦い方の王道です。
今回の彼女の指揮が的確だったのは偶然ではありません。鎮守府での努力のたまものです。

何より、チームに対して彼女が肯定的に思っていることも、第五艦隊メンバー全員の前で示されています。
その吹雪は、率先して一番危険な場所に身を晒していきます。
それが、彼女が身に着けた水雷魂でもある。

だから、人望の面でも実力の面でも吹雪は実は相当強い説得力を持っています。
「誰もが知っている正しいこと、こうあってほしいと思うこと」という、単純な基本を誰よりも一生懸命にやろうとしているのが、吹雪だから。
※水雷魂って何かな?というと、「思わず体が動く」「言わなくても以心伝心」あたりが、このアニメでは強調されています。

提督がそこまで最初から読んでいたとも、考えにくいけど。
ただ、提督が実力者の赤城にあそこまで信頼され、金剛に愛されているとなると、そうされるだけの積み重ねが今までにあったように思います。吹雪にしてもかなり賢いし空気は読む人だから、ちょろく騙せる人間というわけでもない。

このあたり、吹雪の素性(あの成長が偶然なのか、そうなる背景があるのか?)とか、あの世界の正体(深海棲艦や艦娘の正体)とか、わからないことが多いので、今はまだ何とも言えません。
次が蘭印でのスラバヤ海戦になりそうなので、深海棲艦の救出とかが絡んできたりするのかな?

見返していくと、吹雪は主人公の王道を行っているなーと改めて感じます。
彼女にしても、彼女を抜擢した提督にしても、鎮守府の仲間たちにしても、あの空気に何とも言えない懐かしさを感じます。
(慣れて精神が汚染されてきた、ともいう)


一方で、こうやってワクワクする感覚は危険なものなのかな、とも思う。
戦前に『のらくろ』を読んでたら、私は同じようにワクワクしていた気がするのです。
それ言い出すと『宇宙戦艦ヤマトはどうなのよ』って話にもなりますが。




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janre: アニメ・コミック

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コメント

うーん、なんだかんだいって史実準拠の部分は明示されずに伏せられているし、敵はあくまで深海棲艦、しかもゲームと違って一切人語をしゃべらない。
私には危ないって感じはないですねえ。
その点、ヤマトは危険ですよ。この前引き合いに出した映画の第二作、実は嫌いです。特攻てんこ盛りで、どう見ても特攻賛美なんで。下手すると戦前ののらくろとかよりも遙かに変ですね。(松本零士氏とプロデューサーの確執はそこから始まったという噂もありますし)
そういうのを見てるから、艦これは全然危険な感じがしないかなあ、そこんとこは細心の注意が払われてる感じがします。

くま一号 #Wv7N4jeU | URL
2015/02/05 11:09 | edit

艦これは日本海軍を題材に扱う。当時の関係者も(敵味方含めて)まだ、存命の人もいるだろうし、いろいろ政治的配慮が必要なことはアニメスタッフも十分承知で作っていると思われます。
むしろ、史実を飛び越えてしまった方が純粋にシュミレーションとしての面白さが出てくるのではないでしょうか?

艦これから元の題材へという想入れも勿論重要な魅力でしょうけど、同時に二次元キャラには二次元キャラ独自の魅力があるのです。元の題材を突き抜けて二次元キャラそのものへの
想入れへと繋げることに成功したならアニメとしては成功だと思います。(世界にも普通に出せるアニメになると思われます)最終的には、かつて日本に侵略された国においてもこのアニメで
元気になるような作品になればいい。

とく #- | URL
2015/02/06 21:01 | edit

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