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アルドノア・ゼロ最速感想 第13話「眠れる月の少女」  

いよいよ始まりました。アルドノア・ゼロ(Aldnoah Zero、アルゼロ)第二期。
13話のサブタイトルは「This Side of Paradise」。
日本語では『楽園のこちら側』という訳になります。
F.フィッツジェラルドという人の古典SFだそうです。
女の人に振り回されて男どもが暴走する話とのこと。

ということで、13話感想行きます。少し眠い。







いや、面白かったです。ごちゃごちゃ考えるのがバカバカしい。
見たかったもの、見せるべきもの、気になっていたこと、全部過不足なく見せてくれた印象。
あのあとどうなったか?スレインとイナホにどういう変化があり、どんな成長があったのか。
盛大に見せてくれましたね。2期世界の裏側の謎も。

見ててなるほどなーと思ったのが、伊奈帆の処理。
東ローマのカタフラクト戦術の創始者のベリサリウス将軍の逸話で、「(用済みになった後で)目をえぐられた」というのがあります。ベリサリウスという人はとにかく戦争が強くて、カタフラクトを駆って大活躍をしますが、晩年は不遇です。
イナホ君はともすればそのベリサリウスに擬せられるように描かれてるなと思っていましたが、やはりこういうハンデを付けるのか、と。
その伊奈帆君、五体満足じゃなくなった代わりにアルドノア能力持ちになり、機体も「翼のついた靴」を得ました。

前期のイナホ君と言えば自分の足で歩く人で、翼の人のスレインとは象徴的に対置されています。
しかし、前期の最後になるとスレインが自分の足で歩くようになり、一方の伊奈帆は足ではなく手で移動していました。
今回の2期、スレインも伊奈帆も、乗機が翼でも足でもない移動手段を手に入れています。
この「新たな力」は、さてどう物語に絡むのか?


そして、乗り手である2人。
少年2人はそれぞれ、どう成長したのでしょうか?
スレイン、なにか変化があったようです。「はらをきめた」と言っています。
その肚が何かはまだ明かされません。
でも、伊奈帆を「我等」に仇なす者、と言っていて、更に「志の続き」と言っているので、ザーツバルムのオッサンの気持ちを汲んだうえで、オッサンの考えなかった先を何か考えているはずです。

その結果が姫の替え玉ということなのでしょうが、この替え玉、伊奈帆は看破しているようです。
空が青い理由を「ちがう」と言い切ったのは、アセイラム姫なら空の青さをそうは言わないだろうから、ということ。

青い空はアルドノア・ゼロの大きなテーマです。
姫は青い空を見たくて地球に来て、その姫を利用する形で戦争が起こったから。
そして、空に対して違う解釈を持つ二人の少年が切磋琢磨し合う物語でもあるから。
舞台を宇宙に移し、少年少女たちはどう交わっていくのでしょうか。

ここで、もう一つ、今回示されたポイントが絡んできます。

「きづかい」です。
どう絡んでくるかはわからないけど、スレインも伊奈帆も気遣いを評価されていました。
これ、2人の前期からの変化として重要になってくると思います。
というのが、2人に共通しているうえに、前期での2つのキーワードに絡んでくるからです。
前期のキーワードに、「敵」と「ともだち」があります。
気持ちの中で敵味方を切り分けるときに何度か、象徴的に引用されています。
たとえば姫が地球人に対してだったり、伊奈帆がライエに対してだったり。
敵同士になった人たちも、気遣いをし合うと仲良くなれる可能性があります。

また、今回、登場人物たちの表情が軒並み生きていたのが印象的でした。
サー・スレインの名前を聞いたときの兵の表情とか、伊奈帆を見たときの仲間の表情とか、姫様と周囲とか、ハークライトがスレインを見るまなざしとか、ハークライトにスレインが向ける笑顔とか。
敵も味方も、信頼関係がある良いチームのようです。これ、前期とかなり違う部分。特に火星側。

火星なんて前期よりもっとずぶずぶな利害関係なのにね。
でも火星軍、火星全軍で戦ってた前期より、ザーツバルムの私戦やってる今のほうが強いと思います。
今期の彼らには人の和がある。

また面白かったのが、前期は夏の放映なのに秋冬の話。
今期は冬の放映なのに劇中の季節は夏。(2016年の7月のはずです)
これ、どう絡むんでしょうね。現時点では判断できないです。

伏線も今回多々あると思うのですが、まずはみんな無事でよかったな、と思いました。
伊奈帆の声とか、聞いてるだけでやっぱ胸が熱くなります。
(今回、彼のオレンジが白を破ったのも何かメタファーだったりするのかな?)

アルドノアの起動条件とか伊奈帆の素性とか気になるけど、とりあえずおいておきます。


今回の感想は、この一言で〆たいと思います。


「みんな、おかえりなさい。」




すれいん13
inaho13.jpg




また3か月、よかったらよろしくお願いいたします。


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【内容を見返したい方向け】
※バンダイチャンネルにリンクします。(DMM経由)
第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話
六話までの詰め合わせパック


アルドノアゼロ感想 12話
アルノドノアゼロ感想まとめ 11話
イナホとザーツバルムが父子だという説

公式サイト
アルドノアゼロ世界における通信の意味


過去感想まとめ(私が火星軍を最初から心配している過程が克明に記録されています)
10話感想まとめ
OPについてのメモ(いずれ記事にします)
その後の相楽さんとのお話 (今まで出てきたメタファーの大体の意味が解説されています)
名称の由来
7話までのおさらい
スレイン対伊奈帆のやりとりについて



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コメント

やはり主人公は稲穂か

#YJOO.1DM | URL
2015/01/11 03:05 | edit

稲穂本当におかりなさい、でした

#- | URL
2015/01/12 22:02 | edit

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