Blinking Shadow ホーム » 結城友奈は勇者である(ゆゆゆ) »『まどマギ』を踏まえての『ゆゆゆ』感想 (1)なぜ、彼らはコネクトしないのか?

『まどマギ』を踏まえての『ゆゆゆ』感想 (1)なぜ、彼らはコネクトしないのか?  

ちょくちょく小耳には挟んでいたのですが
9話の衝撃展開?でちょっと興味が涌き、最新の10話までを一気見しました。
タカヒロさんの話ならばもっと早く見ておけば良かった!!!!

てことで、「結城友奈は勇者である」、通称ゆゆゆの感想とか、気になった点とかいきます。
この作品を見るときに、「アカメ」「まどか」「ビビオペ」あたりはキーワードになってくるのかなと思う。
もちろん「魔法少女」「RPG」「ドラクエ」あたりも絡んでくるけど。

まず、魔法少女まどか☆マギカを思い出しながら感じたことを、比較しながら書いていってみます。
今回は、絆とか孤独の話です。

視聴時の感想ツイートまとめ
アカメが斬る感想



最初に、冒頭の問いの答をいきます。
「わざわざ言う必要がないから。」です。

いや、この物語よく考えられてますね。よくできてると思う。
心理描写にしても
商品の売り方にしても
物語の見せ方にしても
地域とのタイアップにしても
海外展開を念頭に置いた作りにしても、
「日本らしいもの」のちりばめ方にしても。

まどかマギカ(まどマギ)のパクリ、とか、何度か耳にしましたが、コレはその通りだと思います。
まどマギを知っている人間が見ることを前提にして作られているであろうから。
まどマギとかビビオペとかガルパンとかEVA破とか思い出しながら見てました。

まどマギと重ねて見て行くと、まどマギには無いもの、が見えてきます。
むしろ『アカメが斬る』に近い。


まどマギのパクリでいくと、主人公の友奈と親友の東郷が、もう、モロ、まどほむですよね笑。
友奈の横顔がアルまど様(アルティメットまどか、まど神様)にそっくりに描かれているシーンが何度もあるし、変身後の決めポーズは『叛逆の物語』の佐倉杏子を彷彿とさせます。

あるまど!_convert_20141218181746 B0Ji2NRCUAEgswl_convert_20141218181805.jpg


一方の東郷も、ほむら同様に「髪」が非常に重要な役割を果たしている。「過去」を知っていて、「過去の因縁」を持っていて、常に一歩引いて第三者的に見ていて、そのナゾが全て10話で明らかになるとか、うん、被せてるよね、とは思います。

まどほむの百合百合シーンそのものなものは、6話の中ボス戦でモロ出てくるし笑
大気圏突入時のシーンとか、まどかとほむらがコスプレしていると言われても騙される人出てきそう。

ただし、友奈と東郷の関係は、まどかとほむらの関係よりも進んだものだと思います。
というのが、東郷と友奈は感動を相当程度共有している関係だろうから。

「ゆゆゆ」と「まどマギ」の大きな違いは、「障害」の要素だと思います。
というより、ゆゆゆ自体が魔法少女ものの皮を被った障碍者アニメだとも感じる。
この点、『聲の形』の最初の方の展開とか、タカヒロさんの他の作品を見て行くと良いのかもしれない。

個々人が障害とどう向き合うか、でもあるし、友人の障害にどう接するか、でもある。
そこまで突っ込んで描いては無いけど、かなり考えて配置されています。
(一人だけ、その町にヨソモノできた子が五体満足で残るとか絶妙だと思う)

友奈と東郷の場合、讃州中学校に来て以来(物語の部隊になる町に来て以来)、東郷の行きたいところにはほとんど常に友奈が一緒だったと思われます。
友奈が何でそうするのかも描かれている。彼女はそうすべきだと思ったら自然に人助けができてしまう人間。
一方の東郷も、それを素直に受け止めています。

友奈と東郷は自然に一心同体の関係にあったといってもよい。
そんなに一緒にいてお互いにフラストレーションたまらないほど人間は綺麗じゃない!と私は思うのですが、そこは物語なので。
てか四国の人は純真なんですよ!
つーか神暦の人類は神樹様の下で純朴なんだよ!!!!

ともあれ、友奈と東郷の絆はとても深い。コレが大前提。
だから、6話での東郷の「私が友奈ちゃんを運ぶよ」が意味を持ちます。
いつも(守ってもらっただけじゃなくて)行きたいところに連れてってもらったから、今度は私が連れて行く。

まどかとほむらはどこまで両思いかが明示されておらず(ああうん、実はほむらの声は全部まどかに届いてるって劇中で暗示されてるけどね)、両思いだとしても積み重ねてきた時間がとても短いものでした。
友奈と東郷では、「障害」「2年目の中学生活」という要素で、この点が補完されています。


この「補完」はまどマギとの比較のキーになります。
まどかマギカの第一作では、少女5人が一堂に会することはありませんでした。
みんなで楽しく学校生活をすることも無く、すれ違い、孤独に死んで行きます。
だからあれだけヒットしたわけだし、だから新編の『叛逆の物語』があの展開になったとも思うのですが、

ならば、
ーもし少女たちが最初から仲良しで、同様の不条理に襲われたら?ー
『ゆゆゆ』では、『まどマギ』の歴史のifが描かれています。


少女たちは最初から仲がよく、でもときに対立しぶつかり合い、コミュニケーションを重ねて絆を深めて行きます。
巴マミに当たる犬吠埼風も、佐倉杏子に当たる夏凛も、ひとりぼっちではありません。
それぞれ、他の4人と強く、ただの友人以上に(むしろ家族に近く)結びついて行きます。
このため、まどマギのキーになった「少女の孤独」は、ゆゆゆにはありません。
言い換えると、エヴァンゲリオン以降の「You are not alone」というテーマは、ゆゆゆでは克服されています。

だから、劇中の彼らはコネクト宣言をする必要がない。


そんな少女たちは非情な運命に対して何を感じ、どう振る舞うのか?
まどマギとゆゆゆは、似ているだけに似て非なるものが目立ちました。
秘密を知ったとき、誰に真っ先に言うのか、誰には言わないのか、とか。
誰がどこで単独行動をするのか、とか。
孤独な個々人が中心人物(まどかやほむら)と個々につながって行く『まどかマギカ』に対し、『結城友奈は勇者である』は勇者部というチームの物語です。

冒頭の劇中劇、つかみとしても、「友奈から登場人物がどう見えるのか」「登場人物が実際はどういう性格なのか」の紹介としても、伏線としても、面白いなと思いました。



以上ずらずら書いてきました。
結論は、
・まどマギに比べ、ゆゆゆの少女たちは仲が良い(絆が深い)。
・だから、まどマギとは異なり、孤独というテーマは関わってこない。


となります。


図にするとこんな感じです(クリックで拡大)。

まどマギの場合-002 ゆゆゆの場合-002



ゆゆゆとまどマギ、作りが似ているだけに(てかキービジュアルとかモロ狙ってますよね笑)、相違点が見えてきます。
これは、同様の試みをしたビビッドレッド・オペレーション(ビビオペ)も踏まえてみると面白いと思う。

次回はビビオペを交え、別の面から掘り下げてみます。



視聴時の感想ツイートまとめ
アカメが斬る感想


【見返したい方向け】 
クリックでバンダイチャンネルにリンクします(ビビオペが見当たりませんでした)。
結城友奈は勇者である
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話(無料)

魔法少女まどかマギカ
TV版 全話パック 
劇場版 始まりの物語 永遠の物語 


 









このエントリーをはてなブックマークに追加

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

category: 結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)

thread: 結城友奈は勇者である

janre: アニメ・コミック

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://chiqfudoki.blog.fc2.com/tb.php/462-7dfcb020
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

アクセスカウンター

オススメ

▲ Pagetop