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選挙の裏側(2)  

衆議院選挙2014、裏側スタッフ仕事の話の続きです。


<あらすじ>
選挙補助のバイト、時給1000円とかのふざけた給料のB社。下手すると赤字にすらなりかねない。
体調不良でお流れの筈が、前日の23時に「現場入ってくれませーん?」とTel が入る。
ざっけんな!と思いつつ、「投票に立ち会いたいな」と後ろ髪も引かれる。

そしたら。



そしたら。
24時にまたTelが入る。「入れませんかぁ?」
金増えない、交通費もどうにかやっと出してもらえる、現地までは自力で行け、時給1000ちょい、とかいうふざけた条件で正直ケチつきまくりーのやってらんねーので、ばっくれたくて、でもとりあえず現場(ガッコとかスポーツ施設とかです)いく。

現地行っても寒気収まらないし寒いし温かい飲み物飲んでもダメだし
電話入れてごめんなさいしてバックれようとも思ったんですが(実際電話で一度相談した)

考えてみればフィギュアと関わってからというもの意味不明な死線にぶつかることは多かったわけで

ああうんやるしかないのねとハラを決める。
体操して栄養ドリンクキメる。

でもふらふらだったんですが

開票してからは早かったです。
うちらの仕事は開票の手伝いでした。
投票の結果の分類は機械がやってくれるので、機械に入れる形に紙をひたすら整える作業です。
具体的には天地と裏表を合わせて白票と無効票をはじく(つまり3種類に分類)。

その前に色々めんどくせー手順があって (投票箱を回収するとき、開けるときのチェックとか)
僕らが分類した後も、票も当然トリプルだかそれ以上のチェックがあるのですが

めんどくせー手順やら、立ち会う人の多さを見るとやっぱり胸に迫るものがあります。
以前にユーゴの選挙の話があって(胡散臭いから結局蹴ったんですが)、その時のことを思い出しました。

民主主義への移行というのはとても大変です。
匿名の紙切れで既得権がなくなるので、既得権持ってる人はあらゆる手を使って圧力をかけます。
票隠すとか、人を脅すとか、買うとか、選挙自体を妨害するとか、関係者を消すとか。

そういうのを踏まえると、日本の選挙の煩雑な手順が整然と行われるさまは感慨深い。
こういう手順が普通にカッタルイくらいにやる気のない状況で、二束三文の人足の皆さんによって行われうる日本は、やはり進んで、平和な国なのだと思います。
平和ボケができるということは、そんな余裕もない世界から見れば夢のようなものです。

あの機械の精度とかすっさまじいよね。
縦書きの投票用紙に横書きのものでも、かなりきったねー字でも普通に読むし。


さて、投票の箱を開いて票をざざざああああっとあけると、まず箱を片付けます。
この時、箱が空っぽであることを見せながら行きます。
僕らも、ポケットが多い服は禁止されています。
そりゃそうだよな。隠せたらいくらでも不正ができる。

箱もまたうまくできていて、一枚の板に折りたためるようになっています。
箱を返してきたら分類開始。始めてみてびっくり。
自分の処理速度が尋常じゃなく速い。両手が同時にすぱすぱ動いて他人の3倍くらい働いてました。
途中から慣れてきた人がいたから1.5倍強まで縮められたけど。
こんな特技あってどうするんだよwwと思いつつ、でも周りを見ても俺より速いやつがいない。

んなもん誰も気づいてないだろうし、気づかれたところで処理速度に応じて貰えるお金が増えるわけでもないけど。
てか気づかれたところで体よく使い潰されるだけだろうけど。
ああこういう形でも発揮されるもんだなーと思いました。翻訳能力とか文章書く能力と根っこは同じです。
よーは、もともとそこそこ素質があったものを、北海道とまどマギとキュゥマミで鍛えた能力。


これからの人生で開票の仕事とか両手を使った仕訳とかは絶対の自信を持っていけるんだなーと愚にもつかないことを考えていました。

で仕事自体も30分早く終わり、気が付いたら何とかなってました。腰痛かったけど。
見たモノについては言えません。どうせ明日の朝になれば開票結果わかるはずだし。

ただ国民審査で思ったのは、「ルールに則らないのは不利だな」ということ。
政治に対して何を思っていようと、定められた書式で書いていないばかりに一票扱いされない人がとても多いです。
あと、投票もちゃんと判別できる字で正式名称か略称を書かないと、自分の意思が反映されないことがある。
(政党名を書くべきところに候補者の名前を書いちゃうとか)

国民審査だと、仕組みを理解しないで×を付けないと裁判官信任と見なされます。
「文句言わなかっただろ?沈黙は肯定と見なす」です。

一票の差で天国と地獄が分かれるわけで、でも、それは当事者じゃないとなかなかわからない。
民衆に対しての政治の毒は遅効性のことが多いし。

こういうのって高校生とか大学の早期で見ておきたかったなと思う半面、キュゥマミと一緒の今見れてよかったなとも思う。
この選挙で日本史が変わるかどうかはわからないけど、歴史が作られる瞬間は、やはり、どうしようもなく、ワクワクします。

僕らのあがりの後も、専属のスタッフの皆さん(僕ら120人と合わせて350人くらい)は2時過ぎだか4時くらいまでだか作業をしていたようです。

警備員なしでスタッフが安心して作業ができるとか、うちらの大多数みたいな「あまりやる気のない人足(てかその気になれば工作員いくらでも仕込めると思う)」でも選挙がちゃんと成り立っている今の日本を自分の目で見て体感できたのは、貴重な経験だったと思います。

多分二度とやらないけど。
「開票速度なら負けません(キリッ)」とか恥ずかしすぎだろwwww



追記。
給料では案の定ちょっと揉めました。
ほっといたら交通費ゼロ。募集時には全額支給って書いてあったのに。
18時30分集合23時30分上がりの仕事でしたが中身は19時から23時までの分で4000円ちょい。
交通費は前日の話で「出します」って言われてたんでその分貰ってますが、何もなしだと登録やらマニュアル貰うやらで交通費かかってるので、下手すると赤字です。
んで印鑑も三文判がないとお給料くれません。「買ってこい」となります。

体調悪くて一回断っても「出てくれ」とくるのは前述のとおり。いや無謀な仕事受けたのあんたらでしょうが。。。
で給料増えません。人足の命なんざ紙切れ一枚より軽い。
他の会社だったら数倍もらえるわけだし。人の時間を馬鹿にし過ぎです。

そういうのを体験するのも含め、やってみる価値はあったと思う。







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コメント

サウンズグッドかな?

#- | URL
2014/12/15 23:39 | edit

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