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アルドノア・ゼロ感想 第11話「ノヴォスタリスクの攻防」 (大幅追記) 
2014/09/14 Sun. 01:09 [edit]
んだけど
あと感想の書きようがない。。。!
今回もうどうしろと!?
ということで、アルドノアゼロ(Aldnoahzero)第11話「ノヴォスタリスクの攻防」―wind, snow and stars― 感想行きます。
9月14日19時20分 一日経って思ったことを追記(赤字)
※ご指摘ありがとうございました。Childhood、迷ったんですが敢えて「子供時代」と訳してます。
幼年期、少年期を考えたのですが、該当するであろう少年少女がいずれも15歳(元服の年齢だがまだ子供)であるため。
ただし、これは有名なSFの元ネタがあるようです。
第一話の『火星のプリンセス』も有名なSFだったわけで、ここも知っているとニヤリとする仕掛けがあるのだなあ、と。
今回の最大のポイント、天地逆転でした。
軌道騎士や火星人は今まで上から攻めてきていました。
彼らは翼、天使の輪といったもので象徴されていました。
スレインも鳥が象徴でしたね。
一方、地球側は自分の足で立って戦う人達。
OPでもイナホは足が強調されるし、追加武装も足回りの強化でした。
ところが
今回、火星人と地球人の上下関係が逆転しました。
火星人は空を飛ばず、自分たちの足で攻めてくる。
一方で、火星の揚陸城を地球人が上から攻める。
揚陸城はそもそもデザインに二面性があります。
下から見上げると天使や十字架のように見える。
上から見下ろすと花に見える。


花、といえば、OPでイナホが見下ろしていた「白いモノ」です。

一方、揚陸城は天空属性の「白いモノ」、鳥に擬せられた人間、スレインの劇中時点での本拠地でした。
ところが、今回で揚陸城が上から攻め込まれました。
これで、揚陸城が今までと違う意味を持ちそうです。
一方、火星人たちは地の底まで堕ち、自分たちの足で走って戦いを仕掛けてきます。
これを誰が迎え撃ったか?
誰が地上に残り、誰が天空(Heaven)に上がったのか?
この関係、面白い。

現時点ではスレイン、エデルリッゾ、そしてライエが地上に残っています。
ザーツバルムはいったん地上まで堕ちたけど、デューカリオンまで追いすがってきました。
そして、正当に恨みをぶつけるべき相手に正当な一撃を叩き込みました。
流石ラスボス、なのですが。
彼の遺恨、これでかなり晴れてしまったように思います。
あとは姫様をどうするか、と、あの船がなぜデューカリオンという名前なのかのナゾ、そして今回でイナホ側に回る可能性のワンチャンが出てきたタルシスが絡んでくる、といったところでしょうか。
同時に、今回悪堕ち?した姫様。見事に冷や水浴びせられてましたね。
彼と一緒にいるのは戦争戦争うるさいイナホ君。
姫様は良心を置き忘れたかのように、エデルリッゾと離れ離れになりました。
大義がリセットされて私怨だけになったザーツバルムは、その姫様たちよりも更に上。
ちょっとだけ高度が高い場所にいます。

空と地上の間の世界、振り返ると戦争戦争言ってる人と、その連中に振り回されたみなさんばかりになってます。


一方の地上は、遺恨なくなってスッキリしたライエ、姫様の良心?みたいな笑顔を見せたエデルリッゾ。
そして、いつまで彷徨ってるんだよ男のスレイン。
この3人、姫様に個人的な忠誠を誓っている人と、これから誓いそうな人。
天空にいる人たちは、姫様を一個人として見ている人。
地上と天空、敵と味方、うまーーーくシャッフルされたなって感じですね。
さて、第一期の最終回でこのシャッフルがどうなるのか。
不協和音を見せ始めたイナホの周りがどうなるのか。
イナホとお姉ちゃん、会話はかみ合ってるんだけど感情がかみ合っていないのはポイント。
イナホ、姫様が絡むとやっぱりちょっと調子狂ってるのかもですね。
もうひとつ。
いつまでも(子供の)ナオ君を守ろうとするお姉ちゃん。一人の戦士として、対等にお姉ちゃんを守ろうとする伊奈帆。
少年だった伊奈帆は、いつしか青年になり、姉を追い越してゆく。

兵一人一人にまで浸透したザーツバルムの「大義」は、どこに決着するのか。
で、あと次回のサブタイが確か「子供時代の終わり」なんですよね。
お姉ちゃん大丈夫かなあ。。。。
スレインはザーツバルム絡みで機体乗換、姫様は揚陸城停止、タルシス起動絡みで覚醒、伊奈帆はお姉ちゃんに何かあってオレンジ卒業&機体乗換、かなあ。。。?みんな一皮むけるネタはありそうなんですよね。。。
スレインが「撃てない(弾がないから)」のが、致命的な何かに繋がっちゃうんだろうなあ。。。
細部の見所は、言い出したらきりがないと思います。
「デューカリオン」の名前を聞いたときのザーツバルムの表情、インコに説教垂れて出落ちになったセンパイ、最後にブチ切れたお姉ちゃんに応答しているように見えて、実は別のことに向けられているイナホの「おかしい」というセリフ、など、など。。。

まーハラハラしっ通しでした。やっぱ面白いわこの話。
【起きてからの追記】 2014年9月14日19時45分
いやー伊奈帆君まさかの暴走じゃん姫様悪堕ちじゃん今の姫様とかスゲー怖いメンヘラセックスとかしそう
とか思ってたんですが
イナホ君の暴走、止められるかもしれない人がいます。
前回から彼は「戦争だから」ということで、敵味方の区別をより鮮明に打ち出すようになりました。
これは姫様の「ともだち」の理屈と相性が良かった。
でも、伊奈帆-姫様枢軸は破れつつあります。姫様早くも切れてるし。
でも、姫様もイナホ君も、実は対等の同世代がいない人。挫折が初めてなんじゃないかなあ?
ここでスレイン!とは、多分いきません。この物語は2クールあるから。
でも、大人としてイナホ君を諌止しうるはずのお姉ちゃんは、もうイナホ君を止められません。
エースのイナホ君に頼りきりだったこともあり、地球軍全体見渡しても、姫様イナホコンビに物申せる大人がいない。
止められる人、いました。
目の前の生身の誰かが本当に危なくなった時、ちゃんと戦える人。
その事実を恐らく知っているから、界塚ユキが深く信頼し、その人が自嘲した時に本気で否定した人。

そうです。彼です。
この男が今まで起たなかったのは、あるいは、「イナホでもダメだったとき」のためなのではないでしょうか?
その結果生きるか死ぬかは知りません。ザーツバルムと15年前の再戦になったりしたら胸アツだけど。
『アルドノアゼロ』にはくり返しの構造があり、前回の10話や今回の11話はスレイン逃亡~二人の邂逅、をなぞっている、とは言われていますが、
上下、に関してはもう一つ。
あーーーーーーーそっか!!!!「二人の邂逅」の回は、「天でも地でもない場所」で「二人の高さが同じになる」回でもあったのか。天のスレインと地のイナホがあの回で交わり、今回で高さが逆転する。 #アルドノアゼロ #aldnoahzero pic.twitter.com/Pa2az95Yao
— さわK (@chiqfudoki) 2014, 9月 14
ツイートだけで誤魔化したかったのですが、図にしてみるとあら不思議。けっこー顕著に出てますね。
ちなみにスレイン、邂逅時にはイナホに海に落されています。

なお、「鳥との関係」も、なかなか面白いです。
ザーツバルムは鳥を食べていました。ただし、彼が食べたのは飛べない鳥。
スレインは鳥に擬して描かれる。
姫は鳥を見たかった人。
イナホは卵を食べていた人(姫の襲撃時も卵の広告を見ていました)。
つまり、彼は鳥を家畜化して、アガリを掠め取る世界の人。
今後、この関係がどうなっていくのか。
追記ついでに、気になったことを書き足してみました。
【内容を見返したい方向け】
※バンダイチャンネルにリンクします。
第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話
六話までの詰め合わせパック
アルノドノア感想まとめ 11話
イナホとザーツバルムが父子だという説
公式サイト
アルドノアゼロ世界における通信の意味
過去感想まとめ(私が火星軍を最初から心配している過程が克明に記録されています)
10話感想まとめ
OPについてのメモ(いずれ記事にします)
その後の相楽さんとのお話 (今まで出てきたメタファーの大体の意味が解説されています)
名称の由来
7話までのおさらい
スレイン対伊奈帆のやりとりについて
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