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アルドノア・ゼロ感想 なぜ、スレインは姫の敵側なのか?  

今回は純粋な感想です。これまでの情報をもとに、思ったことを書きます。
実際の物語の展開がそうなる保証がないので、あまり真に受け過ぎないように注意。

どーも、振り返るほど、「スレインは姫の敵になるしかないよな」としか思えなくなってきます。
いや
2クール目の敵が誰になるの?
主人公二人は共闘より相対する陣営の方が動かしやすいよね?
ってメタ視点の話なんですが。

トロイヤード博士のことやオルレインの最期、デューカリオンの素性など、まだ伏せられている世界背景や人間関係はあるだろうし、この先のことなんて大人しく11話を待て、でよいのだろうけど。

どうしてもひっかかるものがある。
思ったことを書きます。


※9月7日10時 姫の演説の伝わり方について、事実関係を追記(赤文字)。


以前に、クルーテオ卿とスレインは「実際に大事なものを共有して見せた」と書きました。
私が引っ掛かったきっかけは、この「共有」。

今回の10話で、イナホと姫様には正義感の共有が見られました。
ライエが姫様に銃を向けるのはOKでも、自分自身に銃を向けるのはNG。姫もイナホも、同時に止めに入っています。
この二人も、大事なものを共有しているのだと思う。

共有、で行くと、ザーツバルムとスレインにも共有するものがあります。
愛した女のために全てをかなぐり捨てて驀進するガッツです。
スレインを見て、ザーツバルムは強く心を動かされたんじゃないかなあ。

最近の話を振り返ると、スレインは「軌道騎士の同志」として存在感が急速に大きくなってきているなと感じました。
「王族への忠誠」という点において、クルーテオ達一般の軌道騎士たちと。
もっと深いところで、ザーツバルムのような者たちと。

じゃあ、深いところにあるものとは何か?
これが引っ掛かりの正体。

『アルドノア・ゼロ』の軌道騎士には構造的な矛盾があります。
騎士としての本分を全うすればするほど、彼らはバカを見るから。

領民を食わせ、豊かにしようとする。
主君(王族)の命じた戦に参加し、敵を打ち倒す。
王族の身を案じ、守るために奔走する。

こうした、騎士として正しいとされることをした者たちが、劇中でどういう仕打ちを受けたのか。
みんな報われてませんよね。
死ぬならまだいい。悪者にされたり、なかったことにされて死んでしまっています。
頑張れば頑張るほどドツボにはまる、それが軌道騎士です。

これはスレインも例外ではなく、むしろ、スレインは騎士たちの象徴ともいうべき壮絶な突っ走り方をしています。

だから、軌道騎士(とその郎党たち、スレインを含め)は構造的に無念を常に抱えることになる。
彼らの深いところには無念が共通すると、私は思います。
軌道騎士とスレインも、無念を共有する同志になりうる。
ポイントは、スレイン本人の意思に関係なく、彼がそう見られ、立場が向上していっていることです。
騎士でもないのに、騎士としてこうありたいと思うようなかっこいいお手本をスレインが体現してしまったから。


では、軌道騎士の無念とは何か?

自分たちは何のために戦って(戦わされて)いるんだ?

これに尽きると思います。自分たちは何なんだ?と言い換えても良い。
何のために戦い、何のために命を賭け、何のために我慢をしているのか。

劇中では、この答えが出ていません。
スレインにしても、姫のために頑張れば頑張るほど傷が増えていく。

ああうん、劇中で答えは出ています。
答えを王族に求めるヤツには答えが与えられていない。
答えを自分で作ったり見つけてる者たちが、王族と共に歩んで行けている。


「命を賭ける理由?んなもんは自分で考えろ」、なのが、アルドノア・ゼロという作品が示した答えなのだと思う。
逆に言えば、アルドノアの力を手に入れた人達が失ったものは、自分の未来を自分で決める権利

ただ、この答えの場合、軌道騎士は最初から詰んでいます。
軌道騎士が軌道騎士であること自体が、彼らの存在を否定してしまっている。

それでも、王族が騎士の忠誠に報いていれば、システムは回ります。
報いて回していたのが、地球上で騎士たちが実際に活躍していた封建制の時代。


なのですが。


今回の10話で、姫様がやらかしました。彼女の声明です。
彼女は、軌道騎士が犯人だと明言してしまいました。
にも拘らず、疑わしい者を既に成敗して事態が終息しつつあることを言いませんでした。

これ…まずすぎだろ…握りつぶしたザーツバルムがGJ過ぎる内容です。

「犯人は一部の軌道騎士です。現在捜査中なのでただちに戦闘を停止してください」が正確な情報です。
姫様は言わなくていい事を言って、言うべきことを言っていません。
軌道騎士に恨みでもあるのかよこのヒト。

アセイラム姫の声明、軌道騎士の立場で聞くと「そりゃねえよ姫様!」となります。
だってそうでしょう?ブラド卿やクルーテオ卿をあまりにも馬鹿にしてると思いませんか?
理由もわからないまま、話す機会も与えられないまま殺されたフェミーアン卿に何の罪があったのでしょうか?
(ああうん、ブラドは「停戦になっちゃ困る!手柄がない!」とかいって攻めてきてたから…まあ…)

フェミーアンはともかく、クルーテオが姫のことをどれだけ案じていたか、断片ですがスレインも見ています。
姫様が「犯人は軌道騎士だ。だから戦争をやめろ」と言って、オレンジのカタフラクトの者と一緒にいるのを見たら、どう思うでしょうか。

姫の理想を受け入れて、伊奈帆という人間を理解したとしても、言いたいことはあるはずです。

「軌道騎士だけ悪者にして使い捨てて、何が平和だ?ふざけるな!」
これは、言っても良い、っていうか言うべきことと思う。
実際、姫様は虫の良いことをしています。
(軌道騎士にも突っ込まれるべき非はあるんだけどね。人格破綻者多いし。)

いや、スレイン自身は言えないのかもしれないけど。
もしザーツバルムなり他の軌道騎士が姫様にこう食って掛かるのを見たとき、スレインが何を感じるのか。
姫様に唯々諾々と従うとは思えません。

彼は姫様を諌めようとするのではないでしょうか。諌める機会が与えられれば。
もし与えられないときは、姫が地球人に利用されていると考えて、姫(の暴走)を力で止めることを考えるように思います。


どちらであれ、スレインは軌道騎士の使い捨て問題を無視して姫様の和平推進には同調できないと思います。
そんなに安易に同調できない程度には、彼は軌道騎士たちと関わってしまっている。

っていうか、事態はそんな生易しいものではない。
姫様の声明がもう一度公に向けて行われれば、軌道騎士は一気に追い詰められてしまいます。
言い換えると、トリルランが言っていた「あの女を生かしておけば、我らはみんな逆賊だ!一族郎党皆殺しにされるぞ!」が現実になってしまいます。
まさに存亡の瀬戸際に立たされることになるのが軌道騎士。彼らの大多数は無実なのに。
いわれのない罪に対する温情を大人しく待つか、イチかバチか決起して何かを主張して潔白を証明するか。
彼らは選択を突きつけられてしまいます。

これ、あんまりです。
騎士が騎士であることが罪であるなら、みんな死ぬしかないじゃない

ダウンロード (4)


でも、その前に「そんな理不尽な理由で殺されてたまるか!」になると思います。
「お前らの勝手な都合に振り回されて、俺たちは今までも散々我慢してきたんだ」なのが軌道騎士だから。


だから、アセイラム姫が今の形で火星地球の融和という「正義」を唱え続けるなら、スレインは姫様の理想の真の実現のために、彼自身の「正義」で姫様を諌止せざるを得なくなると思います。
部下を使い捨てにする姫様も、間違いを知らないまま人殺しになる姫様も、スレインの好きな姫様ではないはずです。



LET JUSTICE BE DONE, THOUGH THE HEAVENS FALL
(例え天が落ちても、正義を断行しなければならない)


OP最後に登場するこの一文は、姫様にもスレインにも当てはまると思います。
軌道騎士(そしておそらく火星本国も)という天に割を食わせても戦争を止めたいのが、姫様の正義。
姫様という天に盾ついてでも、自分たちの存在意義を優先しうるのが、軌道騎士(≒スレイン)の正義。


こうして考えてくると、スレインが彼らしくまっすぐであることと、彼が姫様の敵になることは矛盾しないと、私は思います。

たとえ、このような状況になったとしても。

a202178f.jpg

言うべき一言が、スレインにはあると思うのです。









ならば…こういう状況なら?


0410.jpg


知らねーよ。お前の正義を断行しろよ。




オチがついたところで、今回は失礼します。



【追記】
実際には、姫の演説は生存している地球人(範囲不明)と“逆賊”とスレインにのみ伝わっていて、火星側にはほとんど伝わっていません。1クールでザーツバルムたちは恐らく死ぬ、または逆賊として裁かれるので、火星に姫の声明を伝え得るのはスレインだけです。いわば境界にいるスレインがどう振る舞うのかは、今後のポイントだと思います。





【内容を見返したい方向け】
バンダイチャンネルにリンクします(DMM動画経由)。
第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話
六話までの詰め合わせパック


公式サイト
アルドノアゼロ世界における通信の意味


過去感想まとめ(私が火星軍を最初から心配している過程が克明に記録されています)
10話感想まとめ
OPについてのメモ(いずれ記事にします)
その後の相楽さんとのお話 (今まで出てきたメタファーの大体の意味が解説されています)
名称の由来
7話までのおさらい
スレイン対伊奈帆のやりとりについて







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コメント

>「犯人は一部の軌道騎士です。現在捜査中なのでただちに戦闘を停止してください」

姫様視点から見ると軌道騎士=悪に見えても仕方がない。
地球に旅立つ以前から軌道騎士(主戦派)をよく思っていなっかった訳だし、地球について以降は重力酔いで休んでいる内に影武者をいつの間にやら殺されて、あっという間に戦争状態に突入し、どうするべきか迷っていたら稲穂にあって、地球人と一緒に行動しているわけだから、その視点からはプロの軍人で圧倒的軍事力を誇る軌道騎士が民間人を含む地球人を一方的に虐殺しているように見える。一方の地球側は学徒兵などの度素人集団で粗末な兵力で知恵を絞って戦っている。姫様的には地球側を応援したくなる。その上、ライエから色々吹き込まれる訳だ。いわく、暗殺は軌道騎士の謀略だとか、火星人は皆、敵よとか,或いは時代錯誤の封建制だとか、火星の姫様であることに負い目を感じるようになり、地球寄りへと傾斜してゆく。自ら銃を持って軌道騎士と戦ったり、アルドノアの力を地球人へ垂れ流したりし始める。そうなると引き返せない。

とくもと #- | URL
2014/09/09 19:08 | edit

Re: タイトルなし

>>とくもと様
コメントありがとうございます。
もう一点付け加えると、「軌道騎士によってお爺様がたぶらかされてる」ことまで踏まえて軌道騎士全般を敵と見なす、というのはありかなと思います。

ただ、それは姫と騎士の立場が対等だった場合。
騎士の主君に当たるのが姫なので、立場に応じた戦い方でごり押しして押し切れると思います。
「軌道騎士の一部が暴走した。心ある者は逆賊を討て!」で。
たとえ暗殺されかけても、まずは「ともだち」よりも自分の郎党を信じてあげないと。

さわK #- | URL
2014/09/09 21:36 | edit

>騎士の主君に当たるのが姫なので

これがそうじゃないんですよね....軌道騎士はあくまでおじい様の臣下であって
姫様の臣下ではない。「軌道騎士によってお爺様がたぶらかされてる」と例え姫様が思っていたとしても、おじい様を諫める力もなければ、軌道騎士に独自ルートで命令を下すこともできない。

その証拠として第一話、姫様はスレインくんがクルーテオから虐められていることを知らなかったのではないと思うのです。ただ、自分の力ではどうにもできなかった。せいぜい、プライベートでスレイン君を友達扱いするのが精一杯だった。

もし、姫様が軌道騎士に命令できる力があったなら彼女は地球には降りてこずにバース内部から変革しようとしたはず。それが出来ないから地球に降りてきたのです。

それと姫様の”友達”、これって鹿目まどかの”友達”とは意味が違います。鹿目まどかの”友達”相手を慰撫する言葉ですけど、アセイラム姫の場合、同志として共に歩んでくれという意味です。つまり姫様は軌道騎士とは別のルートでの社会関係を構築しようとしているわけです。

だから友達と軌道騎士だとどちらを信用するかといえば勿論、友達の方になります。その証拠にイナホに葬られた軌道騎士に関して嘆いているシーンがまったくないでしょ?そればかりかトリルラン戦といい、フェミーアン戦といい、積極的にイナホ側を助けています。

とくもと #- | URL
2014/09/09 23:39 | edit

重要なポイントなのでもう一度重複して言います

一番最初のトリルラン戦では姫様は銃で鷹の目を潰すのには協力し増したけど、一応は名乗っているので臣下だと思っているんでしょう。(その割にはイナホにニロケラスが止めを刺された後、トリルランがどうなったかは気にしてないけど)

次のブラド戦ではアルギュレが水蒸気爆発したのでブラド本人は死んでいるでしょう。でも姫様は臣下の死を嘆いていませんよね?

更にその次のフェミーアン戦ではデューカリオンを起動させたのは姫様本人なのですから、デューカリオンにひき殺されたヘラスの罪を間接的に姫様も背負っていることになります。

とくもと #- | URL
2014/09/10 00:10 | edit

Re: タイトルなし

>>とくもと様
姫様本人が騎士を討っていることをどう考えているか?
関連して、ご指摘のポイントを描くかどうかは作り手が権力をどう考えているのか、がモロに出るように思います。
次週以降でどこまでザーツバルムが姫様に詰め寄るかがポイントだと思います。

軍や親衛隊がいうこと聞かないで好き勝手しだしたから他で自前の戦力作りましょう、というのは歴史上でよくある内紛のパターン。もちろん権力の奪回が目的(生存しようとすると必然的にそうなる)なので、新軍できる前に潰されるか旧軍が粛清されるか、どちらかが斃れることでの決着が多いです。
この場合だと伊奈帆が新軍側でスレインが旧軍側。

ただそれだとやはり軌道騎士「全体」を切りにいくことになるので、騎士としてはたまったものではないかと。

さわK #- | URL
2014/09/10 12:18 | edit

Re: タイトルなし

もう一点、とくもと様説の傍証というか補強。
姫様はどこまで帝王として教育をされていたのかなー、火星の王家はどこまで帝王学わかっているのかなーという問題です。


私は当初、アセイラムさんが「王族としてしかるべき振る舞いができる」ということを前提にしてお答えしました。でも、振り返ると火星側が姫様を外交官として積極的に運用していたフシがない。
姫だからしかるべきリソース割いて育てられて帝王学も学んでいてもおかしくないなと思ってましたが、彼女の資質によっているだけでマトモな金持ち教育は受けていなかったのかもです。

姫がどんな人で何を考えているのかは物語の柱になるので、今後も紐解かれていくと思います。

さわK #- | URL
2014/09/10 14:56 | edit

さわKさんの感想を読んでみて、理解出来ましたよ。アセイラム姫は世間知らずのお姫様なんだよね。だから物事を一面的に捉えることしかできないし、理想論を振りかざすことしかできない。

ヒロシ #- | URL
2014/09/10 19:10 | edit

>振り返ると火星側が姫様を外交官として積極的に運用していたフシがない。

そうでしょうけど...自分はその辺りを四つの視点から見ますね。

1、アセイラム姫はそもそも地球に来るときどれぐらいの権限を与えられてきたのか?

おじい様からそれ相応の権限を与えられているはずですよね。当然、軌道騎士も姫様と地球側で結ばれた親交には従わざる得ないはず。

2、そもそも自分の暗殺をどう理解したか?

姫様的にはイナホのあの攻撃でトリルランが死んだと思ってないのかもしれないし、死んで当然と思っているのかもしれない。ただ、あの後の隕石爆撃で敵の一部の謀反でなく本気で自分を抹殺しに来ていると思ったのでしょう。

「いけません。地球人の中にバースのスパイが紛れ込んでいます。おそらく暗殺者の仲間です。」

3.時代劇の型をちゃんと踏んでいるか
これが微妙なんです。

上様「この顔を忘れたか」 代官「上様!ははぁっ!」上様「そちのこの度の悪行の数々許しがたい。武士なら武士らしく直ちに切腹せよ」代官「ええい!こやつは上様を語る偽者じゃ、構わぬ切捨てよ!」上様「あくまで歯向かうと申すか、ならば仕方がない。余が成敗致す。」

ニロケアは下がったにも関わらず成敗されてしまいました。

4、クルーテオ(地球人が姫様を殺したと思っている軌道騎士)が生きていたら姫様の声明にどう対処するか

とくもと #- | URL
2014/09/10 20:56 | edit

Re: タイトルなし

あっ、姫様の外交官云々というのは、外交カードとして火星側が運用してないよっていう話です。
外交官は情報を抜いたり相手に特定の印象を持って貰ったり相手の次世代を取り込んだり、国の顔として国の権威を見せつけたり、色々便利なカードなんですが(現実の皇族とか貴族の政略結婚ってそういう感じですよね。王昭君とか)、そういう意味では惜しまれてなかったので、ああうん姫様ってそんなに育成コストかけたカードじゃなかったんだねと思った次第(多分揚陸城より安い)。

姫様サイドの方の情報は現状だと情報が少なすぎるので何とも。2期で火星本国がもっと大々的に巻き込まれてVS爺皇帝とかになるはずなので、そこで姫様の凄味と限界が示されるように思います。

さわK #- | URL
2014/09/10 21:19 | edit

Re: タイトルなし

>>ヒロシ様
年齢を考えると、僕らが勘違いしてしまうくらいには優秀だとは思います。
ただ、偏りはあるんじゃないかなあ。。。彼女もまた「戦争で成長していく少年少女」の一人なので。


コメントありがとうございました。

さわK #- | URL
2014/09/10 21:23 | edit

現実的に考えると

たかだか建国30年、しかも一介の科学者が初代皇帝を名乗る帝国で、果たしてまともな帝王学が身に付くものだろうか?という疑問があります。
父親は更なる悪政を敢行しており、そんな環境から彼女のような価値観が育ったのはある種奇跡なのでは。
反対に手段はどうあれ、領民を養わねばという責任意識を持つザーツバルムは(おそらくただ1人)正しく負うべき義務を果たそうとする真の貴族に思えます。

ライエから裏を取ったと仮定して、ニロケラスがトリルラン乗機という認識が姫にあったなら、謀反人確定の彼を食客としていたクルーテオをも疑ってしかるべき状況では?
欺かれたにせよ軌道騎士の地球での暴虐非道は許されるものではないでしょう。
そしてクルーテオが生きていたなら姫の声明で即刻武装を解除し、誤解を解くために奔走するのではないでしょうか。

うっしー #- | URL
2014/09/10 23:49 | edit

Re: 現実的に考えると

>>うっしー様
騎士が一人の少女としての姫にどう見えるか、については、皆様のご指摘の通りだと思います。

これに王族として姫が何ができるか、姫にどんな教育がされたか、は、まさにうっしー様のおっしゃる通り。
一つポイントがあって、火星の教育水準は火星に行った(恐らくは行くために選ばれた)皆さんがどのくらいのエリートなのか、に依存していると思います。

特に欧米だと大学は富裕層の世界なので、火星入植が棄民政策でないなら、指導層は相当優秀で、かつ、金持ちとか貴族の考え方を知っている人がそれなりにいるはずです、そういうことを製作サイドが勘案していれば、姫様のバックボーンはかなり確かだと思います(他国の公式パーティで恥かかないレベル)。

さわK #- | URL
2014/09/11 09:32 | edit

なるほど

まず調査団の知識階級、次に新天地を求めて有産階級や労働者らが火星に移住したならその中に上流階級が存在していてもおかしくありませんね。
そもそも帝国を名乗るなら複数国家の統合体と考えられるのですが、火星の地名を冠したカタフラクトがその名残だとしたら面白いですね。
ただ、アルドノア発見から帝国建国までたった十数年の間に、複数国家がバタバタ建国し淘汰されたことになってしまいますが・・・
俄然興味が沸きましたので、次クールでヴァース建国までの経緯が明かされないものでしょうか。

うっしー #- | URL
2014/09/11 16:45 | edit

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