Blinking Shadow ホーム » アルドノア・ゼロ »アルドノアゼロ 第7話感想 すれ違いを生んだもの、すれ違いがもたらすもの

アルドノアゼロ 第7話感想 すれ違いを生んだもの、すれ違いがもたらすもの  

前回から今回でスレインイイヨマジイイヨとか言ってた矢先に

なんだよこの超展開


なんかもう考察とかアタマ使うのバカバカしくなってきました
武器レベル同じになったら火星もう勝ち目ねーじゃん。。。。


と言いたかったのですが、

気になったので表題の問い、ふたりのすれ違いを掘り下げました。
ということでAからZ物語、こと、ALDNOAH ZERO感想、第7話「邂逅の二人 —The Boys of Earth—」。
気付いて、アルドノア・ゼロの期待度がぐぐっと上がりました。とても重要な回だったと思います。


このエントリーをはてなブックマークに追加


まず、いくつか気になった点、先に二つ片付けます。三つ目が本命。

1:満つれば欠ける
2:火星の内訌
3:主人公二人、相争う

まず1。
前回のスレインの逃亡で「あちゃー火星もうダメじゃん」と「主人公側全部揃ったな。あと欠けるだけだな」と感じました。
最初からおバカ集団だった火星軍、ぶっちゃけスレイン軍と姫様親衛隊(クルーテオ隊)位しか希望がありませんでした。
他の連中は誰が何を出してこようが、イナホに性格と性能を読まれて負けてしまいます。
主人公側にはライエと姫様がいるわけで、ここにスレインが揃ったらここから火星どう返すんだよ。。。と思っていましたが、

そう来たか。

今回で、スレインがイナホと敵対、かつクルーテオの下に帰参という流れになる可能性が出てきました。
スレインへの行動で、姫様もイナホに全面協力するかどうか、雲行きが少し怪しくなってきます。
巨大戦艦+ロボで優位を覆したはずの地球軍ですが、ここで前提の「一枚岩」が怪しくなってくる。

やっと火星側に勝ち目が見えてきました。なんかもう超展開過ぎて考えるだけバカバカしいけど。
技術レベル埋めるロボとか戦艦とか、誰が予想するよwwwww

てか

イナホがロボ持ったらもう火星勝てねーだろwwwwwwwww


ということで、今後についてはほっときます。
ウロブチさんとほむら君(スレイン)とまどか君(イナホ)とライエキョーコとインコサヤカとその他が何とかしてくれることでしょう。


さて、気になった点、その2の火星の内訌です。
今回、ザーツバルムさんはおかしなことを言いました。スレイン問題はクルーテオの管轄のはずで、ザーツバルムとクルーテオは友人との触れ込みです。爵位も同格。であれば、先陣で日本を攻めているクルーテオの頭を超えて後陣のザーツバルムがわざわざ出てくるというのはいかにもおかしい。

また、ザーツバルムはなんでスレインを追うのか、詳細を説明しませんでした。
ザーツバルムの方が爵位が上ならわかる話。でも、二人は同格。

スレインはクルーテオがトリルラン同様の不逞の輩であることを警戒していましたが、ザーツバルムが一方的にクルーテオをカモっているのかもしれません。領内に隕石爆弾落とすやらスパイに探られるやら散々やられてますし。。。

ずいぶん薄っぺらい友情だな
と言いたいのですが、コレは多分キーワード。
火星にはそうなるだけの社会背景があって、それが物語の根幹に絡んでくるはずだから。

OPで火星の顔ありオッサンで出てくるのがこの二人なわけで、いずれ対立するのかな、とも思われます。
てか火星軍でマトモに強そうなのがクルーテオとスレインくらいしかいないし。。。
あとの軌道騎士35人全員集まっても、さてこの2人に勝てるのかどうか(35なのは今回で女伯爵が死んだと見なしているため)?

姫様+イナホチーム VS スレイン+クルーテオチーム VS 皇帝+ザーツバルムチーム とかになるのでしょうか。。
ちょうど先陣で降下した城が半数の19なので、本国の軍と拮抗しそうだし。


さて、一番のポイント、3の主人公二人の対立。
いや、「ええええええええええええ!?」だったんですよ。
最強ロボ入手フラグキター!戦艦キター!で「もう言うことないや」って思った矢先に、

え?え!?ええええええ!!!?

。。。なのですが、
二人のやり取りを聞き返すと、ああなるほどなー、となりました。音だけ聞くと分かりやすいと思います。
イナホ君、スレインを追手、ないしは姫目当ての刺客と勘違いしたのだと思います。イナホは切れ者だし、暗殺の現場も実際に見ているから。
一方のスレイン、なまじ実直であるが故に疑われるような言動をしてしまう。
恐らく、これがふたりのすれ違いの真相です。

こういうのが虚淵ズムなんですかねぇ。俺よく分かってないですが。
ふたりのこのやり取りのために今までの6話ぶんの積み重ねがあったと言っても、過言ではないと思いました。
イナホがキレモノであるから、スレインが一途な騎士であるから、二人はすれ違うべくして、すれ違う。

ということで、二人のやり取り、行きます。
オレンジがイナホ黒がスレイン、で。

巨大戦艦キター!女騎士撃破だー!今回の話も残り2分切ったー!、ときたところで。


「。。。みつけた!アセイラム姫!
狂喜するスレインにハッとなるイナホ。

(スレイン喜ぶ。スレインを知らない者には喜びと聞こえない可能性があるのがポイント) 

 

 アセイラム姫。。。やっと見つけた!」
「姫は死んだ。
 なのに、なぜ探している。」

「えっ!?」
「君は姫が生きているのを知っていた。
何故だ。」


「どういう意味ですか。」
「答えろ」
「姫に会わせてください」
「僕の質問が先だ」


ガチャッ(スレイン、イナホ機に銃口を向ける)

「もしかして。。。姫を利用するつもりですか!?」
「利用されると。。。困るのか?」
「あなたは。。。!?」


スレインが先に発砲。撃ち合い。スレイン敗れて水の中へ。

「あなたは!僕の敵ですか!?」
「キミは、・・・・ボクの敵だ!」



刺客を警戒するイナホの立場になってみると、分かりやすくなると思います。スレインの行動は実に疑わしい。
火星人=どんな手を使ってくるかわからない人達、であり、一方、姫は地球側にとって切り札に等しい。
そこまでわかっているイナホだからこそ、手が読めないスレインを最大限に警戒する。
そう、スレインはイナホにとって恐らく初めての、「意図が不可解な」火星人です。
しかも、スレインがイナホとシンクロできる位に腕が立って頭も回るヤツだというのは、一緒に戦ったイナホはひしひし感じていたと思います。

ーそんな危険な相手が、自分を騙していた可能性がある。

そりゃ先手必勝で殺すよね、と。
イナホ君の思考で行けば、ここでスレインを無力化せず逃すと、次以降で自分(達)が危なくなります。
せめて顔が見えていれば、あるいは前回会っていることを知っていれば一瞬で誤解が解けるわけですが。。。

一方、スレインがなぜイナホを警戒したのかもわかりやすいです。
今のスレインにとって、姫を利用するヤツ イコール 姫を殺しかねないヤツ です。

と言って、スレインがすんなり素性を明かせるとも思えない。
ここで、「コウモリ野郎」という呼び名が絶妙に効いています。
コレ、トリルラン戦時にスレイン機の形状と色に対して付けられた名前ですが、奇しくも(というか作劇上は明確に意図して)スレインの本質と負い目を突いています。これは、元々大人しいスレインを更に訥弁にしていると思います。
しかも「コウモリ野郎」、蔑称です。
つまり、自分が見下される、対等に扱ってもらえないという意味で、火星も地球も、スレインに取っては大差がない。

かくして、まずスレインが仕掛けます。イナホの警戒心<姫様への愛、なわけです。
これが逆にイナホの疑いを増すわけですが。。。。

でも、今回の戦いも、制したのは先に撃たれた側のイナホでした。なぜか?
これは殺意の有無だと思われます。

今まで、スレインは余程のことがない限り相手を殺したがらない人として描かれています。
一方、イナホは危険だと感じたら躊躇なく相手を殺せる人間。
そりゃスレインの方が余裕かましてられる立場だから、当然ではあるのですが。

そんなスレインでも、確実にフルパワーで相手を殺りにいく逆鱗がありました。
それは、姫様に危害を加えうるヤツ。

そうです。イナホ君、別れ際にスレイン君のスイッチをしっかり押してしまっています。
一方のスレインも、イナホに取っては危険人物と映ったはずです。わざわざ敵呼ばわりさせる位に。

実に見事にすれ違っています。彼らが彼らであるが故に。
彼らは邂逅し、しかし、邂逅が中途半端であったが故に、抜き差しならないぬ敵になってしまったものと思われます。

ふたりが真面目に生きようとあがくからこそ、真っ向からすれ違う。
これぞ虚淵だよ。俺よくわかってないけど。

かくして、赤い神の力を得たまどか君に対し、黒虎ほむら君はその野性をむき出しにして立ち向かい、血の雨が降る―― 
と相成るのかな?

物語の構図は、当初、侵略してくる=姫様を狙ってくる 火星 対 守る地球 というシンプルなものでした。
ここにきて大分変質し、姫様を軸にスレイン対イナホの対立になりつつあります。

この話。確か2クール(分割)なわけで、今回で

やっとはじまったね


なのだと思います。

最後に笑うのは誰か?そして、姫が銃を突きつける相手は?


a202178f.jpg


ここからが、本番。 …やっぱスレインが銃突きつけられるのかなぁ…


そうそう。
この二人のやり取りが密室であること、また、その中でも特にスレインがイナホに対して決定的に不信感を抱いた部分が(姫様含め)他人には理解されにくい部分なのは非常に重要になってくると思います。
※不信感は武器の動きで描写されています。


公式サイト
過去感想まとめ(私が火星軍を最初から心配している過程が克明に記録されています)






このエントリーをはてなブックマークに追加

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

category: アルドノア・ゼロ

thread: ALDNOAH.ZERO アルドノア・ゼロ

janre: アニメ・コミック

tb: 0   cm: 1

コメント

ここなんだよねー…ここが転機なんだよね。
伊奈帆がスレインを疑うのは当然
だけど疑ったからにはスレインを捕虜にして
姫暗殺についてどこまで知ってるか聞く事まですべきだったんじゃ無いかなぁ~
そーすればスレインも姫に会えた訳だし
でも主人公が全員地球に集まっちゃイケないんだろうからスレインは脚本上火星軍に捕まるしか無かったんだろうけど…
ああああ…スレイン;_;

りっつ #fcqYBQkI | URL
2014/09/24 14:08 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://chiqfudoki.blog.fc2.com/tb.php/435-6141431f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

アクセスカウンター

オススメ

▲ Pagetop