Blinking Shadow ホーム » スポンサー広告 » キルラキル »漢字と考えるキルラキル(1) キルラキルはなぜキル「ラ」キルなのか?

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

漢字と考えるキルラキル(1) キルラキルはなぜキル「ラ」キルなのか?  

Togetterで「最強の神衣・神衣纐纈のナゾに迫る」として書いたものです。
TogetterのURLはこちら(http://togetter.com/li/647458)

元々は海外向けに最終回直前ってことで「知ると楽しいものないかなー」っていうのと
「センケツ」「ジュンケツ」ときて、「コウケツ」にはどういう意味があるのかな、というところから、一つ一つ字の意味を調べていきました。

最終決戦の帰結が少し見えてくるかもですね。
なお、私は昨日見始めたばかりのニワカなので、「何をいまさらw」なものがあるかもしれません。

ここでは、キルラキルの「ラ」ってなに?ということとか、ラスボスの神羅纐纈ってなに?ということを考えていきます。
てことでキルラキルの考察行きます。
アニメの考察とか「キモッwww"感想"で良いじゃんww」とか思ってますが、今日の記事は考察ってつけないとまずい。
こういうの記号論っていうんでしたっけか?キルラキルの記号論、でもいいや。前回もちょっと書いています。

ってかこの作品、面白いんだけど特濃のラーメンを食べてるみたいで一気に行きにくいんですよね。。。
サクサク連戦するのはキツい。



まず前回のおさらいです。

キルには三つの意味がある。「切る」と「着る」と「Kill」
切ることも切られることも、着ることも着られることも、どちらも「kill(殺す)」の意味を持ってくるのがこの話。
だから、キルか、キラレルカ。

キルもの、キラレルものとしてつながりがでてくる。
その「つながり」が生命戦維であり、人間の絆であり、一族の宿命の縛りでもある。
それに対して2人のヒロインとラスボスが、それぞれのものを背負って臨む。

このへん、英語で表にしてみました。日本語版はその1だけです。
中身は前回とほぼかぶってます。クリックで拡大できます。

その1
英語                    日本語
キルラキルガイド2 キルラキルガイドJP


その2(英語)

キルラキルガイドまーく2


今更なことばかりだと思いますが、おさらいということで。

このその2が、Togetterでまずまとめたやつです。これから書くモノも中身ほぼ同じ。



結論まず行きます。
神羅纐纈はふたつの神衣のアッパーバージョン。そういう意味の名前(戦士→ナイトとか魔法使い→賢者みたいな関係)
キーワードは「羅」という漢字。
この文字に「網」「高級な服」という意味があるから、キル「ラ」キルというタイトル自体が作品すべてを象徴するものになるし、神羅纐纈がアッパーバージョンである根拠のひとつにもなる。



とっかかりは色々ありました。
ラギョウは「裸形」を連想させるけど、なんで「羅暁」って字を書くのだろう?とか
纏一身は「纏う」に「一身」だからわかりやすい。じゃあなんで同じ人が鬼龍院総一郎という名前なのか?
なんで「神羅纐纈」なんて名前にしたのか?神羅っていうとFFだけどw

この作品の漢字の使い方を考えると、意味ありそうだなーと思ったのです。ただのかっこつけなんかじゃない。
で「纐纈」は「コウケツ」の韻でピンとくる。「そまってるもの」って訳ぶつけてキュピコーンとくる、という漢字です。

まず、パッと見でわかること。

衣鮮血 かむいせんけつ
衣純潔 かむいじゅんけつ
羅纐纈 しんらこうけつ

全部4文字熟語、7音の言葉、で「神」の文字と「ケツ」の音で韻を踏んでる。わかりやすい対応関係。

でも、それなら神衣で良いじゃん。いままで散々神衣って説明してたっぽい(ニワカなんでまだ数話しか見てません)し、

―なんで神羅なの?

外国向けに説明する過程で、じゃあまず羅の漢字の意味って何なのかな、ってところから始めました。

これは「羅 漢字 意味」とか「羅 意味」とかで検索すると出てきます。
阿修羅とか羅刹のイメージが強くて「つよいもの、おどろおどろしいもの」という認識でしたが、別の由来もある。

いくつか調べて共通するもののうち、関連しそうなのが

1:鳥を捕える網
2:服の一種。うすもの。ラシャ(羅紗)の羅。絹などで織ったそうです。
3:梵語に対する当て字


うすものというのは、着物の上に羽織る服です。カーディガンみたいなものととらえればよい。
で、羅は特殊な機でしか作れないけど、紗は一般の機が使えるので量産がしやすかったそうです。
日本では冠に使われたり、中国では高官が羽織ったりしたそうです。つまり高級品。
なお、羅の製法は4世紀に伝わり、中世の応仁の乱で途絶えたそうです。1000年続いた、古の幻の技なんですね。
wiki情報なんでどこまで正しいのかは不明ですが。。。。
ただ、他の辞書でも近い意味のものがあるので、「古い」「高級品」「網」「うすもの」「梵語に当てられた表音文字」あたりは正しいようです。

また、羅が着物を意味するようになったのは、網のように目が粗かったからなのだとか。
つまり1が2の由来になっている。

で、「つよい、おどろおどろしい」は3から来ています。
日本語じゃないモノの音に漢字を当てましたよ、ってヤツ。

ということで、見えてくるポイントがあります。
・衣は服一般としても使われた言葉だから、どうも羅の方が衣より高級っぽい。
・羅は一番上にまとうものだから、羅は物理的にも服(衣)の上に着るっぽい。
・羅は強そうなイメージを伴う(梵語系のラがつくものの軒並に当てはまるので)。
・羅には「からめとる網」の意味がある。

そういえば、西遊記で天兵が孫悟空を捕縛しようとするときに「天羅地網」なるものが出てきます。
地の網に対する天の網、というわけです。
実用面でも鳥用の網なわけだし、もし網の中で序列をつける場合、網よりもグレードが高そうです。


はい、「網」きました。
今回の最初の方に書いた「つながり」、が劇中で網のような描写をされていたのを何度か見ました。
たとえば前期EDの手をつなぐ人たちだったり、OPのタイトル表示時に出てくる糸だったり。
キルラキルは切ったり着たりする話なので、糸や網は頻繁に出てきます。

上で見てきたように、「羅」は、そのつながりに関する言葉の中で最上級、と言える意味を持っています。
流子と皐月は、つながりとして仲間たちと絆や家族血族の縛りがあります。
羅暁はこれに対して、天の網たる羅を背負って臨むわけです。

こうして見ると、タイトルがキル「ラ」キルでkill-la-killなのは面白いです。
※laって、たしかラテン系の言葉だとherの意味もありましたよね?

切るにも着るにも、切られるにも着られるにも、糸のつながりたる「羅」が密接に関わってきます。
同時に、羅はただの衣よりも格上と言ってもいい意味を持っている。

キルラキルのヒロイン二人は、「切る」ことについても「着る」ことについても対照的に描かれています。
この二人に対し、一段高いところから臨み、かつ二人を繋ぐ機能も果たすのが、羅。

振り返ると、羅暁は物語当初より圧倒的な存在として物語に影響し続けていました(表面上は皐月ですが、その背景には羅暁がいました)。
このお母さんは最後まで一段高い存在として、神衣よりも格上の神羅をもって臨むわけです。
羅を纏い包括する存在だから、物語のゴールにもなりうる。

彼女の神羅は、ただ名前が格上というだけではありません。
両手を失った縫が血を流しながら根性で織り上げ、鳳凰丸がその身を捧げた服です。
流された血の量も、込められた思いも、ヒロイン二人の神衣に負けていません。


では、この「神羅」はどう突破すればよいのか?
ヒロインたちには、どのような勝機があるのでしょうか?

長くなったので、今回はここまでにします。













にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村




関連記事
スポンサーサイト

category: キルラキル

thread: キルラキル

janre: アニメ・コミック

tb: 0   cm: 2

コメント

キルラキルは、漢字にすると
「斬る・裸・着る」。
よって「切る」ではなく「斬る」です^ ^

るみみぃ* #- | URL
2014/08/08 00:49 | edit

Re: タイトルなし

そうだったのですか!ありがとうございます!

さわK #- | URL
2014/08/13 11:46 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://chiqfudoki.blog.fc2.com/tb.php/418-02d55a80
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

アクセスカウンター

オススメ

▲ Pagetop

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。