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まどかマギカ叛逆の物語感想その20(バレ注意) 異説クララドールズ ーあなたは、だれ?ー  

今回は、『叛逆の物語』のあの子たちのお話です。
のっけからネタバレしまくります。

今回は私が思ったことをかなり強引に書いています。正しいかどうかはわかりません。正しくない可能性の方が高いです。
こういう可能性もちょっとあるんじゃないの?程度に。



検索したらこんなものがあるんですね。びっくりしました。
3分でわかる偽街のこどもたち(http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4755911.pdf)
現在は消されてしまっています。キャッシュがこちら(http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:W9X3VGkb9nMJ:www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4755911.pdf+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=safari)。

今回は、フォロワーさんのつぶやきで「ほむらとクララドールズの関係は何?」と疑問を持ったところから始まりました。

クララドールズ。ほむらと一緒にいた、表情が変わらない、でもお茶目なあの子供たちです。
このサイトだと「ほむらキッズ」とか「(ほむらの使い魔の)ガキども」とか呼んでたりもします。

彼らは、魔女図鑑では

■CLARA DOLLS(クララドールズ)
偽街の子供達。その役割は泣き屋。葬列を盛り上げるために涙の芝居をする着せ替え少女人形。やって来た人形どもは、イバリ、ネクラ、ウソツキ、レイケツ、ワガママ、ワルクチ、ノロマ、ヤキモチ、ナマケ、ミエ、オクビョウ、マヌケ、ヒガミ、ガンコ、最後のアイはまだ来ない。「色から生まれ空にはあらず、此岸の淵こそ我らが舞台」そのちからは魔法少女にも劣らない。
と説明されています。
遊佐さんのブログ http://ameblo.jp/yusayusa0211/entry-11729059349.html より引用。)

素朴な疑問。
クララドールズ、どこからきたの?なんであんなに優秀なの?

ほむらの魔女の手下、とは書いてありません。彼らについて判明しているのは
・偽街の所属
・戦闘力は魔法少女に匹敵
・ほむら救出作戦では魔法少女たちに敵対
・その戦いで全滅はしていない
・ほむらの言うことを聞くことがある(改変後)

彼らがほむらの手下で、だから彼女の性格の欠点そのもの、とされてるけど、そうなのだろうか?
ならば誰がアイ(まだ出てきていない15番目の子)を呼んだのか?ほむらとアイの関係はなんなの?

わからなかったので検索しました。
クララドールズという単語もクララドールという単語も、まどか以前だと広く流布していなかったようです。
っていうか固有名詞ではないです。くるみ割り人形のファンが勝手に言っているだけ。
『くるみ割り人形』の主人公(ヒロイン)がクララで、その人形がクララドールと呼ばれてたり、あるいはくるみ割り人形の元々の主人公がマリーという名前で、クララがくるみ割り人形の名前であったり。

15体の人形(感情)の正確な元ネタはわかりませんでした。どこかの神話とか戯曲の有名なのでありそうだけど。

では、くるみ割り人形はどういう話か?これ、ぜんっぜん気にしてませんでした。
検索するとでてきます。
クララって女の子がクルミ割りの人形を貰う
→夢の中でクルミ割り人形とその部下の軍団と一緒に戦う
→クララが与えた有効打がきっかけになり、悪の白ネズミ軍団が倒される
→実は王子だったクルミ割り人形と一緒に楽しく暮らす。
※その暮らし自体が夢オチで終わるというエンドもある。

という話です。
季節はクリスマス、ちょうどこの時期です。

ところで、ほむらの魔女ホムリリーはクルミ割りの魔女です。
種(グリーフシードだと思われる)を砕きまくる人です。でも手下からはあまり好意的に思われていないみたいです。


魔女図鑑では
■HOMULILLE(ホムリリィ)
くるみ割りの魔女。その性質は自己完結。歯はこぼれ頭蓋はとろけ目玉も落ちた。もう種を砕けない頭には約束だけがみじめに植わるが、殻の中で目覚めた魔女はそれでもまだ魔法少女の姿を色濃く残す。手下達はその姿をデキソコナイと呼び恥ずかしく思っている。
 
遊佐さんのブログ http://ameblo.jp/yusayusa0211/entry-11729059349.html より引用。)

だそうです。

「手下に疎まれてる」で、クララドールズの、ともすればほむらをおちょくってるようにも見える光景を思い出した方も多いと思います。
でも、クララドールズとほむらの関係は魔女図鑑では明記されていません
くるみ割りの魔女のことを恥ずかしいと思っているのは手下たちです。
クララドールズは偽街の子供として説明され、「くるみ割りの魔女の手下」とは書かれていないのです。

一方、元ネタのクルミ割り人形を見ると、別の可能性がでてきます。
夢を見ているのは誰か?という問題。私はほむらの夢だと信じて疑ってませんでした。
でも、主人公(クララ/マリー)のポジションにいるのは、むしろまどかです。ほむらはくるみ割り人形。
ほむらがクララでほむらの魔女が人形、という可能性もあるけど。

ただし、偽街の結界を作ったのはほむらの可能性が高いです。
だから、偽街の所属であるクララドールズも、ほむらのつくったものと考えるのが順当です。

ならばクララドールズについても「クルミ割りの魔女の手下」と書けば良いはずです。
でも、魔女図鑑では書いてありません。
ここで、まどほむの別の可能性がでてきます。

仁美のナイトメアがでてくる直前にまどか自身が言っています。
「ずっと、ほむらちゃんと話したいと思ってた」と。
後の丘のシーンでは、実際に行動に移してもいます。ほむらを世界にとどめておこうとするかのように髪を束ねているから。

めがほむとあのままずっと仲良しごっこをしていることは、まどかも望んでいたのではないでしょうか?

つまり、見滝原の夢を見ていた人間は二人以上いたのではないか?
ほむらが世界を改変した後、まどかとほむらがあの出会い方をしたにも拘らず、まどかがあのリボンをつけていたのは、まどか自身も本音のどこかであの暮らしを望んでいたからではないのか?

つまり、クララドールズが出てきた背後には、まどかの力、ないしはまどかの現状維持の願いもあったのではないか?
その意味では、まどかはほむらの共犯者ですらある。

この説は、さやかには否定されるはずです。
ただ、丘の上で「そうだったのね!」とほむらが感じたまどかの本音をそのまま受け取ると、まどかも共犯の可能性はなきにしも非ず。その本音は、さやかも気づけない、ほむらだから感じられたものではないのか?
いや、「ほむらに都合がいい人」を拉致しにいってるように描かれているのがクララドールズではあるんだけど。

ただ、あの偽見滝原自体は「誰もにとって都合の良い」パラダイスでもありました。
そうなると、クララドールズは文字通りにあの街の所属で(番人みたいなモノ?明らかにあの街の生活楽しんでましたし)、中の住人が望む者を連れてきて、あの街を壊そうとする者と戦っていたのではないか?
他の全員があの街を壊す側に回ったから、現状でほむらと一緒に行動しているだけ、なのではないか?

つまり、彼らを生み出したのはほむら(だけ)ではない、とする考え方です。
クララドールズには、まどかや、他の少女たちの願いも反映されているのではないか?
主にまどかだと思いますが。

クララドールズの所属と戦闘力の謎、これだと少しは説明つくかな、と思います。

これが正しいとすると、ほむらとクララドールズの関係も、タテの命令関係ではなく、ヨコの共闘関係だった可能性があります。
つまり、ほむらは彼らに命令できない。あくまで仲間としてお願いをするだけ。強制力がない。

勿論、この仮説は答えがありません。現状だと「今出てる資料が全て。好きなように考えてね♪」と言われるでしょう。
何らかの答えが提示されるとしても、続編が作られたときだと思います。
いちおう、説明が多少つくかなーというものに思い至ったので書いてみた次第。
ただ、書いてきたように、ちょっと苦しい仮定です。戦闘力と所属の謎に答えただけ。


ここでは、
・クララドールズの名前のネガティブな要素がほむらだけのものと断じるのは早計なのではないか?
 (=ほむらが性格悪いって決めつけるの違うんじゃね?)
・クララドールズがほむら側以外の存在として今後活用される可能性がある
 (=あいつらをまどかの負の部分の手下とか第三勢力と位置づけて二次創作作れるよね?)
・まどか(及び他の魔法少女たち)もまた、あの偽街の存続に無意識に加担していたのではないか?
 (=まどかも、ほむらのあのリセットをどこかで歓迎できたのではないか?)


というポイントを提示しておくに留めます。



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コメント

こんにちは。
すくなくとも魔女図鑑に載ってるわけですから、魔女系統には違いない・・・はずです。たしかにくるみ割り人形の魔女の手下ではなく、偽街の子供たちと書かれてますね。偽街はほむらの結界ですよね・・・。つまるところ、他の手下と彼女らの違いはほむらが魔女になってから出現しているか、偽街が作られたと同時に出現しているかの違いですね。魔女結界をソウルジェムの中につくることが、イラギュラー過ぎるので、考える余地はかなりありそうです。

ザクロを投げる。トマトを投げる。キュウべえを追いかける。ほむらの心情を表現する立ち位置、というのも明らかですよね。
キュウべえは、くるみ割り人形の物語にでてくる「ねずみ」と同じ役ですね。

G #E7KKtgc2 | URL
2013/12/26 19:44 | edit

コメントするのは初めてですが、いつも楽しく拝読しています。
お蔭さまで、難解な「叛逆の物語」を、自分だけで観るより数倍楽しませて頂いてます。

夢をみているのがまどかでもあるかもしれないっていうの、面白いですね。
ずっと頭の片隅に二つのことが引っかかっていて、それは「始まりの物語」では無くなっていた「朝、夢から覚めるまどか」が「叛逆」では復活していたこと、ホムリリィの結界が破られたとき まどかの声で目覚める声が入っていたこと*、でした。「夢を見ているのはまどかでもある」というのはありそうな気がします。

あともうひとつ、QBの説明の中で、次のような部分があります。

-----------------------------------------------
実際、君が作った結界には現実世界には既に存在しないキャラクターが奇妙な形で参加している。
とりわけ興味深いのは、過去の記憶にも未来の可能性にも存在しない一人の少女だ。
この宇宙と一切の因果関系がない存在なのに、彼女は何の違和感もなく君の世界に紛れ込んできた。
-----------------------------------------------

この中の「過去の記憶にも未来の可能性にも存在しない一人の少女」は、話だけを聞いているとまどかのことを言っているように普通に聞こえ、実際「彼女は何の違和感もなく君の世界に紛れ込んできた」のあたりでは、画面にまどかがクローズアップされています。しかし、その前の「過去の記憶にも未来の可能性にも存在しない一人の少女だ」と言っているあたりでは、何故かメガほむがクローズアップされていて、「過去の記憶にも未来の可能性にも存在しない一人の少女」とはメガほむのことを言っているとしか思えない絵になっています。
この意味は私にはまだよく咀嚼できていませんが、「夢を見ているのはまどかでもある」ということと関係ありそうな気がします。


*これは「まどかが神としての記憶を取り戻した」という表現ともとれますが、どうもそれだけとは思えません。

Largo #- | URL
2013/12/27 00:06 | edit

はじめまして。

見滝原の夢を見ているのは、もしかしたらまどかもあり得るのかもしれませんね。
「まだだめよ」の歌で「夜は食べかけよ」の後に描写される朝まどかの姿が前作と違い、パンが食べかけなのが気になりました。
それに、まどかは物語の最後の方まで記憶を自分で取り戻せませんでしたね。
ほむらを助けに来たはずなのに、思い出せないなんて事があるのでしょうか。

観測する者としてのキュゥべぇのセリフや、カバン持ちとしてのさやかのセリフ以外に何か意図がありそうで気になります。

aoi #- | URL
2014/02/23 23:29 | edit

こんにちわ。
まどかのエゴの部分が彼女たちに投影されてるならピンクの編み糸が蹴り飛ばされるのも分かる気がします。

#- | URL
2014/04/14 12:27 | edit

おお、私の持ってた疑問がようやく解けました。ありがとうございます

#- | URL
2016/07/22 23:23 | edit

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