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ガンダムAGE感想 5:魔少年  

見返すシリーズ。魔少年デシルの顔見せの回。
この話からファーデーン編が始まります。


今回の見所も、もはや定番になりつつあるキーキャラ3人です。
・グルーデック
・デシル
・フリット

特に今回は「ウソ」と「ごまかし」に注目して見てみました。
というのも、グルーデックはこの時点ではまだ正体も目的も不明です。
そして、デシルもフリットを試すために近づいてきているわけで・・・・
まずグルーデック。
今回は、艦のスフィアに工作をしてファーデーンに強引に入港します。
工作の目的が説明されませんでしたが、恐らくは脅迫できる相手をつり出し、ザラムとの接触の時間を稼ぐためです。
首尾よく脅迫を成功させ自由を得たあとで、エミリーが詰問に来ます。
この、エミリーとのやり取りが面白い。


AGEのテーマのひとつが、グルーデックとフリットの温度差です。
UEはどんな手を使っても討たねばならない、とするグルーデックに対し、守るために排除するというスタンスなのがフリットです。

しかし、ここまで見てきて、ひとつの疑問が出てきました。
グルーデックも割り切れているわけではなく、自分に言い聞かせているのではないか?

グルーデックは、10話では「UEは人間の形をしているだけで別のモノだ」といっています。
本心からそう思っているのでしょうか?

彼はエミリーやフリットを子供扱いせず、発言に真摯に耳を傾ける人間です。
もし彼がUEの正体が人間であると確信していて、ソレを連邦が隠蔽して人を見殺しにしていることも確信しているとしたら・・・

たまに引き合いに出されるアレです。
戦争になって、恋人と殺し合わなければならなくなったら?または、相手の兵士が幼い子供だったら?という、究極の選択。

天使の落日以来の14年で、グルーデックはその選択を日々煩悶し、人型のナニカなんだ、と強引に折り合いをつけたのではないでしょうか。

今回の5話で、詰め寄ってくるエミリーに対して、彼はほとんど誤魔化しをせず、真摯に対話しています。
感情すら偽っていません。言っていないのはUEの正体と、それを連邦が隠蔽している事実?についてのみ。
つまり、グルーデックは「まじめ」な「いいひと」です。

そして、彼は7歳の子供を殺された親でもある。
宿敵デシルも、奇しくも7歳。
こんな人が、幼い子供を殺せるのでしょうか?

グルーデックはデシルと向き合ったとき、日頃彼が言うように引き金を引けるのでしょうか?
人型をした別物だ、という言い回しは、フリットに向けたものであると同時に、自分自身に言い聞かせているもののように思えてなりませんでした。この葛藤は15話あたりで描いて欲しいものです。



続いて、デシルとフリット。
この話で、デシルが「白いMSのパイロット」のフリットに「期待をして」近づいていることが明言されます。
ノーラで対峙した「新造戦艦」「歯ごたえのある敵」「Xラウンダー」それぞれの品定めといったところ。
ここでガンダムの性能を確かめたことが、9話『秘密のモビルスーツ』でのゼダスのパワーアップ依頼につながっています。

一方のフリットも「強くなりたい」という思いを募らせています。
デシルとフリットの二度目の出会いは、お互いに「もっと強くなる!」というきっかけを与えていることになりました。デシル(ヤークの意向?)はガンダムの性能を目の当たりにしてゼダスの強化を図り、フリットはパイロットとしての成長を強く望むようになる。
また、今回の二人の出会いでXラウンダーの共鳴が発現しています。

一方、デシルが身元を偽っている可能性ですが、私は「ない」と思います。
子供のフリをしてネコをかぶっていても、「生きていたらね」などと皮肉をわざわざ口走ってしまうデシルです。
肝心なところでは感情が出てしまっています。また、このときのデシルはフリットが後ろを向いているのを確認出来る体勢であるにもかかわらず、悲しそうな顔になっています。親がいないのは本当なのでしょう。


では、どこでデシルがフリットを期待はずれと見なしたか?
これはMSで戦っているとき、ジェノアスの動きを見てだと思われます。ノーラで、フリットは確認できただけで2回、デシルに直撃させています。負けん気の強いデシルとしては「誰がソレをやったのか」には当然強く興味があったはずです。ところが、当のフリットは自分に当てたヤツとは全然違うヘボな動きしかしない。

だから、「飽きちゃった。フリットは期待はずれ」となったのでしょう。

そして、2回のXラウンダー共鳴とあいまって、デシルは「あのときに当てて見せたのはコイツじゃない」と確信したのでしょう。
ならば、当てて見せた能力者は誰か?
UEがミンスリーに出てきた理由は、グルーデック隊への攻撃の他に、ユリンの確保がありそうです。

また、今回で「デシルがエデンに選ばれた民である」というキーワードと、「デシルは漂流していた船でただ一人生き残っていた孤児である」という情報が明かされます。デシルは7歳。7年前といえばフリットの故郷オーヴァンの失陥があった年。

デシルがフリットとユリンを探り当てられたことも、最初の戦いでガンダムを見逃したことも、上記の事実と大きく関わってくるはずです。そして、恐らくはその真相こそがグルーデックが連邦を嫌悪する理由でもある。


また、今回を通じて、フリットの「強くなりたい。このままじゃ駄目だ」という思いが描かれています。
この点については、もう一度最初から見直してみた方がよさそうです。



【2012年1月14日追記】
もう2点、重要なポイントがありました。

1:デシルの傷
出血の描写がありません。10話で暴れたときもそうです。
フリットが包帯を巻いてあげているので演出の手抜きとも思いましたが、ボヤージ特攻のときはちゃんと血を描いています。

ならば、出血の描写を出せなかった理由があるのではないでしょうか?
たとえば血の色が緑とか、非常に顕著なレベルでの違いがある可能性があります。


2:AGEシステム
首尾よくディーヴァに潜り込んだデシルですが、AGEシステムのことは一顧だにしませんでした。
つまり、彼は戦場で「ガンダム」とその操者を認識できたものの、それ以上の情報を持っていないことになります。
情報漏洩の点では、連邦とUEの癒着はなさそうです。(連邦がUEの活動を黙認したり、「餌場」を提供してやっている可能性はアリ)

また、AGEシステムという根本を見落としてガンダムという表層しか見なかったことが、最終決戦でのフリットとデシルの対決結果の伏線にもなりそうです。
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