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まどかマギカ叛逆の物語感想その9(バレ注意) 「コネクト」から迫る、叛逆の物語の真相。【11/7追記】  

舌の根、乾いてないんですが叛逆の物語について思ったことです。
連休に劇場に行く人は是非ご自身の目で確かめてほしいです。私の検証は、早くて明日になります。

※11月7日追記。劇場で確認してきました。

事前知識として役に立ちそうなものは前回の記事で書きました。


今回は、メガネをかけたほむらちゃんの話です。
この言説見たことないけど、「まだ誰も知らない」叛逆の物語の真相、ここなんじゃないかなーっていう仮説です。
今まで、劇中で描かれていたものを考えていましたが、今回は描かれていないものから考えていきます。


まず結論行きます。

ほむらの叛逆は、コネクト(交わした約束)への叛逆である。

どーーーも、それが真相なんじゃないかなと今は思ってます。
未検証なのは記憶頼りで、映像で描かれたものを確認していないから。
※11月7日追記。劇場で確認取れました。

元は昨夜のこの辺の議論です。

前半、タングステンさんによってほむらが見たくなくて否定したかったのはメガネのほむらだ、という言説が、説得力のある根拠をもって示されています。
納得しかけて、ちょっと違う結論になりました。後半は我田引水です(爆)
ほむらが否定したかったのは、メガネほむらではなく、メガネほむらの一部なのではないか、というのが私の結論。

というのが、ほむらの帰りたかった場所は2周目のメガネほむらの魔法少女クラブ生活だったと思うからです。
まだ魔女システムの真相を知らなかった、楽しさに満ち溢れていた時代。
あの時のほむらは、本当に幸せそうでした。
そこでまどかと重ねた思い出も、心の原風景になっていると思います。

では、何を否定したいのか?
メガネほむらの時に犯した「罪」だと思います。具体的にはまどか殺し
彼女がその手でまどかを殺めたのが、メガネほむらのときです。
このあと、ほむらはメガネを捨て、髪型を変え、メガネほむらだった時の痕跡を消すかのような人間になります。

このときの会話が「交わした約束」になって、ほむら人気の大きな要因になっているように思います。
でも、『叛逆』を見ていると、それだけではなかったように思うのです。

そのつもりで振り返ると、TVシリーズ10話(『永遠の物語』では45~55分あたり)で、約束を交わしちゃった後でほむらの行動が変化しています。

魔女が人間だったと知りつつ、殺すことに一切のためらいがなくなる。
また(ここは劇場版ではカットされたけど)、3周目以前の彼女は自殺的な戦いをしていません。

『叛逆』でも、魔女に同情的なさやかに対し、「ンなもん許されるわけないだろww」と、けんもほろろです。

ここで見逃してたんですが、

さて、ほむらは自分がまどかを殺めたことを思い出していたのでしょうか?

でも、そもそも、ほむらは劇場版3作を通じて、ほむらは本来なら他者の命を惜しむ人間です。
むしろ、他者を平気で殺すことを、理由をつけて自分に強いているように見える。

どうも、ほむらは3周目の終わりで決定的な心の傷を負ったように思うのです。
その傷が、実は克服されていなかったのではないか?


もう一つ傍証として、ほむらの夢の世界の「プエラマギ・ホーリー・クインテット」の終わりが、仁美のナイトメアの浄化だったこと。これ、たぶん「5人が揃う」「一か月経過」も発動条件のように感じます。

ともあれ。
これ、おかしいです。
確かに溜飲下がるし、ほむらの無念がコレ、というのは納得できる。

でも、コレ、一番強いこだわりではないはず。
一か月経過した時に越えるべきボスは、本当はワルプルギスの夜のはずです。

そうです。
ほむらの夢なのに、この世界にはワルプルギスの夜が出てこないのです。
本編のほむらがワルプルギスの夜がどれだけこだわっていたのかを考えると、これはおかしい。

なぜ、ワルプルギスの夜が出てこないのか?

ほむらが記憶を取り戻した時、窓に映る回想でワルプルギスは出てきています。
でも、そのときに、ほむらは自分がまどかを殺したことを思い出していたのか?
(ここが映像で検証が必要な部分)

11月7日追記。この記憶だけ描写がされていません。クロ確定です。

あの世界がほむらの心象風景を反映したものである以上、もし、ほむらがまどかを殺したことを思い出したくない過去だと思っているなら、まどか殺しと密接に関わるワルプルギス出てこないことに説明がつきます。

もう一つ引っかかったのが、Misterioso(ミステリオーソ)が流れてみんながほむらを救出に行くときの、ほむらが思い出していた風景。

倒れていたのは髪がとけていたほむらです。青いソウルジェムが掌に置かれている。
で、ほむらはまどかを抱いている。まどかはほむらに何かを言おうとして、手を伸ばす。
次のシーンでは、もうまどかは死んでいます。
また、ここうろ覚えなんですが、ほむらがほむらに銃を突き付けています。
突きつける側と撃たれる側のほむらがどういう状態だったのかが思い出せない。ここも要確認。

11月7日追記。下を向いて泣くめがほむに、クーほむが銃を突きつけます。

こんなシーンは過去周回のどの時点とも符合しないし、何より、誰が誰に何をしているのかがよくわかりません。
ここでのポイントは、ほむらによるまどか殺害のシーンが出てきていないことです。

叛逆の物語はほむらの心象風景の話なのに、彼女の人生に決定的に影響を与えたであろうまどか殺害と「交わした約束」のシーンが、実は一度も出てきていないし、語られてもいない。


これを受けると、ふっきれる(一緒に弓を弾く)直前にほむらが言った「あなたと一緒にいたいという気持ちを裏切るべきではなかった」の意味が変わります。

たしかに、まどかの「つらい」というホンネに勘違いしていた自分がいた。
インキュベーターにまどかを触れさせ、まどかを支配されるかもしれないというリスクを作ってしまった自分もいた。
でも、そのときのほむらは、まだ自分がまどかを殺したことを思い出して(ないしは認めて)いなかったのではないでしょうか?

つまり、ほむらにとって帰りたかった時間はメガネのほむらが幸せだった時間。
ほむらが忘れたかったものは、そのメガネのほむらが最後に犯したミスによる、血に汚れた手。
つまり、メガネほむら自身の罪。

その罪がある限り、ほむらは自分を許せないし、自分自身(や他者の命)を傷つけるような戦い方をする。
窓を通して差しのべられたまどかの手が、リストカット常習者のように傷だらけなのが象徴的でした。
劇中で、まどかがそこまで傷を負ったことは一度もありません。


ほむらが拒んだのは、自分自身の過ちの救済なのではないでしょうか?
今回10話を振り返って面白かったのが、ほむらがまどかを殺すに至った経緯。
セリフはwikiを参照しました。


「私にはできなくて、ほむらちゃんにできること、お願いしたいから
 ほむらちゃん、過去に戻れるんだよね?
 こんな終わり方にならないように、歴史を変えられるって、言ってたよね」
「うん…」
「キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?」
「約束するわ。絶対にあなたを救ってみせる。何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる!」

「よかった…」


「まどかを守る」だけの願いが、「まどかを救う」という大それたものになっている、というのが引き合いに出した議論にありました。
これ、まどかの「歴史を変えられる」という発言を受けています。

なんだよビッグマウスが原因じゃねーかwwwwwww

ここに至る前にほむらがまどかに「私は歴史を変えられるのよっ」とか言ってたら自業自得なんですが、ンなもんは描写されていないので、おいておきます。

ポイントは、まどかが言った「歴史が変えられるんだよね?」をほむらが認めて、その結果のまどか殺しを受け入れてしまったこと。

ほむらが最後に辿りついた罪の原点、ここだったんじゃないかなと思います。


『叛逆』を見ていると、ほむらがやり直したかったのはまどかの「神になる」決断を許してしまった自分のように見えます。たぶん、花畑の時はそう考えていたように思う。
でも、ほむらの本当の後悔はもっと根が深かったのではないか?
時間を飛びまくって因果を重ねてまどかを追い込んだことでもない

もっと前、そもそもの原点。
真相を知ったあとの3周目で、まどかを殺してしまったこと。

最後にほむらが思い出した後悔を見ると、そっちが大きいんじゃないかなーと思います。


つまり、
「まどかの口車に乗ったバカな私をやり直したい」。コネクトでの交わした約束そのものの否定です。
ほむらのホンネは「まどかと一緒にいたかった」だったことが、弓を射る直前のほむら自身の口から語られています。

そのチャンスをほむら自身が摘んだ3周目こそが、彼女の後悔の原点だったのではないでしょうか?
1周目は力がなかった。2周目は対応する時間と知識がなかった。
でも、3周目は違います、ほむらの意思で結果を変えることができました。
いや物理的にはまず無理なんだけど、今の強くなったほむらなら違うものが見える。
あの時に小さかった可能性は、もうちょっと大きくなっているはずです。



これはほむらが色々なものを見て、人に触れて、自分の気持ちを再確認して、まどかとちゃんと向き合えるようになった結果でもある。
※『永遠の物語』やTV版の11話では「頑張ったけどダメだった」とギブアップする形でまどかへの感情が爆発しています。
その時の限界を、今回のほむらは超えています。だから叛逆が成立します。
当時の感想


振り返ると、『叛逆』内ではほむらは友達と呼べる人間を少なくとも2人得ています。
完全に自分の行動を読み、呼吸までシンクロできるマミ
(「ほら、らちが明かないでしょ」なんて言える関係、素晴らしいですよね。)
自分がめちゃくちゃなことを言っても、「しっくりくる」で探しに来てくれる杏子。
自分のホンネを理解して、笑ってウソに付き合ってくれて、間違っていると思ったらちゃんと言ってくれるさやか。
いやそういう連中にオナニー見られて公開処刑されたのが今回のほむらなんですが

そうやって友達を得て、それに対する反応も描写されています。
マミに銃を撃つときの態度、杏子への別れの告げ方、最後のさやかへの顔の近づけ方。
友達を得たからこそ、まどかが友達なんかじゃないと気づくのではないでしょうか?


そのつもりでコネクトの歌詞を見返すと面白いです。
コネクトの中での青空が昼間の青空を想定していることを考えると、コネクトで歌われている要素の真逆を自分の手で行ったのが今回のほむらです。



ほむらがまどかに対してなんで最初から上から目線だったのか、ずっと気になっていたんです。
ほむらの方がずっと弱いのに、ほむらはまどかの行動を規定できると思っているフシがある。

いっちばん最初からひとめぼれしていた、と考えると、なんとなくわかった気がしました。
自分の全部をささげてもいいくらい好き。そばにいて、幸せになってほしい相手。
自分がまどかを愛しているのが大前提だから、まどかに対してはあそこまで踏み込める。

※OPのカラフルで、まどかが他の4人と会っていくとき、ほむらだけが自分の色を持っていない服装です。
 歌詞と合わせると、「あなたの色に染めて」という意思表示にも取れる。


だから、そのまどかを殺したり、殺す選択をしろという提案に自分が屈したことが許せなかったのではないか?
たとえ、提案してきた相手がまどか自身だとしても。



だから、『叛逆』で示されたほむらの行動を言葉にすると

あなたは私にあなたを殺せと言った。でも、私はあなたを殺したくなかった。
全く納得がいっていないから、今のチャンスを使って私があなたを殺した歴史自体をやり直す。
(たとえ、世界を滅ぼしてでも)


なのではないかと思います。
つまりは、まどか殺しという黒歴史のリセット。
まどかによる救済で受け入れるのではなく、自分の手でのリセット。

大好きなまどかに対して、「私はこういう人間だ!」って、真っ向から挑戦状を叩きつけているように思う。

どーーも、叛逆の真相ってコレなんじゃないかなと思います。
メタ的には、まどかファンの大きな柱だったコネクトそのものの否定。
作り手側、本気でまどかファンのノーテン砕きに来てますね笑
だからこそ、ほむらが全く新しい歴史を作るという言葉が重みをもつ。
まどかマギカの新しい歴史は、今始まったばかりということになります。
いや、もうまどかマギカですらないかもしれない。まどかの魔法(マギカ)の理を超えて、ほむら自身が歩みだした道ですから。


そう考えると、ヒルズでの対峙する二人は改めて胸アツです。
見られるうちに見てこないと。

今ホムラチャンに感化されてモーレツ断捨離中なので、終ったらまた劇場やヒルズに行ってきます。
コメント返せてなくてごめんなさい。






あと、あると良さげな予備知識

・円とかぐるぐる回るものは円環、まどかの象徴。コレOPの映像にも反映されています。
 ほむら以外の時はぐるぐる回るものが出てきています。
・窓はまどかの救済とインキュベーターの檻の象徴。
・黒トカゲは叛逆するものと神の使いの象徴だったかな?ほむらそのもの
・青がほむらの象徴。赤がほむらを円環の理にとどめようとするものの象徴。
・ラッパがほむらのホンネの象徴
・ティーカップがマミの象徴
・上下が反転した世界がほむらの幻想と現世が反転するときの合図。最初の先生の語りにも出てくるのがポイント。
・髪はその人の決意や立ち位置を反映する。だから髪留めが拘束具の意味を持つ。
・キュゥべえの目的はまどかの力を観測すること。だから常にまどかのそばにいて、要所で目がアップになる。
 ほむらの叛逆の目的の一つは、この監視者を黙らせること。それは成功している。
・そのキュゥべえに対し、まどかが事前に工作員として送り込んだのがなぎさ(ベベ)とさやか。
 「プエラマギクインテット!」のシーンの直前にベベがキュゥべえを威嚇するのはこのため。
 この二人が劇中で最初に出会うのはこのシーン。いやスパイなんだから感情隠せよw
・ほむらは心臓が悪くずっと一人ぼっちで入院していた子。
 まどかが当たり前に触れている日常は、ほむらにとってはかけがえのないもの。

このほか、まどかの黄色いリボン、消火器、マミのリボンによる拘束、など、言い出すとキリがないものが多いです。
今までの要素が全部ぶち込まれて面白い形で再定義されているのが、叛逆の物語。



今回は以上です。

紅葉がピークを迎えた札幌よりお送りしました。
札幌からのお届けは、おそらく今回が最後になります。

IMG_6221.jpg


皆様、良い週末を。



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コメント

いあ いあ ほむらあ!

はじめまして、新編みて興奮覚めやらぬって感じです。
歌詞について言及されていたので少しだけ。

改めてTV版のEDを見たら歌詞含めて完全に叛逆の内容でゾクゾクしました。
まどかを内包している黒い女性はクリムヒルト(絶望の運命)だけではなくほむらでもあったんですね。
闇の世界でまどかは光に向かって走っている。
ほむらはそれを止めようと手を伸ばす。
最後は胎児のように眠るまどかを見守る強大な黒い女性。

妄想がとまりません。

ゼットン #- | URL
2013/11/03 01:32 | edit

Re: いあ いあ ほむらあ!

>>ゼットン様
返信遅くなり申し訳ありません。
コレ、面白いですね。
そのつもりでスローで見返すと発見あるかも。
本格的には見返してないんですが、サブリミナルで一瞬入ってくるものがあります。
ご指摘には思うところがあったので、ここの記事で書きました。
http://chiqfudoki.blog.fc2.com/blog-entry-368.html

コメント、ありがとうございました。

さわK #- | URL
2013/11/07 15:10 | edit

興味深く読ませていただきました。
ありがとうございます。

映画館での上映時はどうだったかわかりませんが、BDで確認したところでは、ほむらの回想シーンの中でまどかを撃つ場面は出てきますね。
ほむらが「かつて私は幾度となく同じ時間を繰り返し……」と言っているところで、
中央右上の小さい円には、発砲するところがちゃんと映されています。

もっとも、あの一連のシーンには、クレオパトラやジャンヌ・ダルクなどほむらが会ったことのないはずの人物も出てくるので、
単純にほむらが記憶を取り戻しているシーン、というわけでもなさそうですが。

通りすがり #- | URL
2014/07/26 15:09 | edit

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