Blinking Shadow ホーム » ガンダムAGE »ガンダムAGEを楽しく見る視点

ガンダムAGEを楽しく見る視点  

このブログの前提は特異なものになります。
こういう視点でAGE見ると楽しいよねって話です。
MSのデザインとキャラ造形がおかしいだけで、物語構成自体はガンダムシリーズの中でトップレベルです。
(あと描写されてるキャラとされてないキャラのギャップも大きすぎる)

フリット編だけで見ると、キーワードは「破局への伏線」と、その破局を踏まえた上での「希望」の描写


以下、amazonに投下したレビューを加筆修正してみます。


ガンダムAGEの魅力
明確なテーマがあり、それに沿って最初から相当緻密に伏線が張られ、描写がなされている作品であること。

以下のポイントを念頭に置いて見てみると、味わいが大きく変わります。
・第一期に登場した登場人物はほとんど死ぬことが第一話の時点で決定している。
・敵の正体は人間である。
・黒いライバル機の中身は性格のねじくれた天才7歳児である。
・以上の情報を最初から大体理解し、状況を動かしているキャラが劇中に一人いる(グルーデック)
・3世代かけて受け継がれていくものは何なのか?
・なぜこの作品がガンダムでなければならないのか?



たとえばUE機の動きを「コレ従来のガンダムだったらどう表現してるのかな?どういうセリフが出てくるのかな?」といった視点で見ると、結構感情のこもった動きをしていたりします。

また、AGE=(ガンダム+フリット)&生き残る者たちに様々なものたちの思いが託されていく話、ですが、生き残るであろう仲間とフリットに、託されるものの温度差が存在します。ソレが次世代以降も引き継がれていくわけですが、そのギャップはどう蓄積されていったのか?

端的な例だと、フリットにとってユリンの存在は非常に大きいです。
でも、ディケもエミリーもバルガスもユリンとは面識がないのです。
つまり、フリットの戦う動機のとても大きな部分は、実は理解者がいない。

また、フリットとライバルのデシルは言語でのコミュニケーションが可能です。
性格はほぼ真逆ですが、意思を疎通させる余地があることが強調して描かれています。
ガンダムの基本テーマである「戦争」に、この要素がどう絡むのか。


こういう細かい積み重ねが大事な部分で、AGEはしっかり手を入れてきています。


その積み重ねの結果の一つが、グルーデックの攻撃の失敗。
物語のテーマ上、一撃与えたけど根本解決できなかったよね、という結果になるはずです。
そして、主人公たちは25年待たねばならないほどの大きな犠牲を払う。
もうひとつは、その失敗と犠牲を経たうえで25年後以降に残されていくものです。

こうしたマクロの視点で見ると、描かれ方はともかく、個々の話は明確な意図を持って配置されていて、階段を一段ずつ丁寧に上っていっているなという印象です。もちろん描写の偏りやつたなさも結構あるのですが。
それでも、階段の骨組みがしっかり組まれているという安心感はとても大きいです。


問題は、その階段を控えめに隠し過ぎてプラモの売り上げに直で反映しない点なのですが・・・
※余計な手を広げてないで、AGE-1のコンパチとゼダスだけ10月の2週くらいにさっさと発売してしまえばよかったと思います。
関連記事
スポンサーサイト

category: ガンダムAGE

thread: 機動戦士ガンダムAGE

janre: アニメ・コミック

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://chiqfudoki.blog.fc2.com/tb.php/36-3fdbfdd0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

アクセスカウンター

オススメ

▲ Pagetop