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ガンダムAGE感想 9:秘密のモビルスーツ(視聴2回目)  


機動戦士ガンダムAGE #09『秘密のモビルスーツ』 - ゼノタのブログMk-II





前に一度見てたんですが・・・
ガンダムAGEは、あとで色々明らかになってから見返すと全然面白さが違いますね。

9話はマッドーナ工房にいってゼダスと戦う話です。
フリットが生身で宇宙に出た話でもあり、グルーデックがカミングアウトする話でもある。


いや面白かったです。これはすごく面白い。
情報がある程度明かされたあとで振り返ると面白さが倍増します。
伏線が良く練りこまれているからこそでしょう。

今の段階の評価だけで序盤が顧みられないのは、とても勿体ないです。

今回、ゼダスは、中にデシルが乗ってて一部始終見て操作してるんだろうなーと思って注目してました。デシルの息遣い、「こっちだよ♪」というからかうようなセリフまで浮かんできそうな動きが、生き生きと描かれていました。



また、今回の戦闘で、フリットとウルフの動きをそれぞれ記憶したシャルドールの実機が残りました。
当時もなんでシャルドールに乗ってるんだろうなぁ?なんて思ってたんですが、13話でシャルドールが援軍として出てくるための重要な布石になっています。当代きってのエース二人(ただしフリットは覚醒前)の動きをフィードバックしている以上、赤いシャルドールも護衛部隊も、UE相手にそうそう後れはとらないはずです。また、ネットでも指摘がありましたが、13話登場のランチャーが実験段階にあることも、今回の話で明言されています。
また、マッドーナ工房にもフリットとウルフのデータが残っているという事実は、アセム編以降でも効いて来るはずです。


もうひとつ重要なのが、目の前で起きている現象は、どこまでグルーデックの想定内だったのか?劇中のようなケースではない場合は彼はどうするつもりだったのか?という点。

関連して、ゼノタさんに指摘された点があります。
いわく、グルーデックはUEを人間だと断定していて、かつ、その事実を彼一人でしまいこんでいる。

つまり、劇中で彼一人だけが人殺しの自覚を持って人間相手の凄惨な戦争をやっているわけです。

彼が非常に強い感情を出しており、迷いもないので「断定している」と言い切れそうです。
恐らくはUE=戦時中の「失われた技術」を持っている漂流民or帰還難民みたいなもので、UEによる攻撃は異星人の侵略ではなく、人間による人間へのテロ攻撃(=不祥事)です。だからこそ、天使の落日事件の真相もUEの正体も隠蔽されているのではないでしょうか。
グルーデックが「連邦はあてにならない」とも断言している根拠はこのあたりにありそうです。
そして、連邦が真相を公表できない背景も知っているからこそ、ときに狂気を帯びるあの憎しみも生まれるのではないでしょうか。恐らくは、犠牲者=政治の都合で切り捨てられた浮かばれない魂でしょうから。
その意味では、グルーデックの戦いは弔い合戦であり、葬送でもある。

逆に言えば、AGEシステムがあって外部に証人さえ作ってしまえば、グルーデックは状況に風穴を空けられます。そして、その形でも彼にとっては勝利になります。
隠蔽されているものなら、正体が白日の下にさらされる状況を作ればいい、というわけです。


マッドーナ工房から戻ってきたフリットたちからヤーク・ドレの名を聞いたグルーデックは、以上のようなことを考えたのではないでしょうか。
ただ、今後の戦いが「対人戦である」こと、つまり世界の仕組みそのものと戦う羽目になることは伏せられました。
言ってしまうと艦内に少なからず動揺が走り、士気も落ちていたことでしょう。



劇中の反応では、フリットとウルフが「どちらも」味方になる意を表明したとき、グルーデックは少し驚いていました。今回の話では、彼の表情が驚きで変わったのはこのときだけです。

逆に言えば、ディーバクルーの代わりとかはそれなりにアテがあったのでしょう。プラズマ砲がらみの一連の描写を見ていると、マッドーナの協力は織り込み済みだったように見えます。ディーバクルーはマッドーナチームを回せばコトが足ります。
ウルフとフリットについては、どっちも「まぁ来そうな人材ではあるよな」程度のアタリはついていたように思います。でなければミンスリーであんなに的確にフリットを煽れません。一方、ウルフはまず間違いなく乗って来たと思われます。

最悪、ザラム艦4隻+ディーバ+AGE-1カスタム(Gエグゼスくらいの性能)+フリットorウルフ+シャルドール数機でUEの巣にかちこむ・・といったところでしょうか?


もうひとつ、8-9話と見返してきて気づいたことがあります。
フリット編には、実はそこかしこに悲壮感が埋め込まれています。
もちろん(おそらくは上記の事情で)グルーデックという個人から発したものですが、彼はアンバット戦から自分が生還できないことを覚悟しているフシがあります。

13話時点だと、グルーデック以外のメンバーは「人類を守るために」命を賭け、死んでいける。
グルーデックだけが、人間同士の殺し合いや政治の都合による不条理の打破のために他人を手にかけ、自分も死ぬ覚悟を決めている。

このギャップ、今はまだ隠し通せてますが、遠からず明らかになるはずです。
そのとき、フリット編でフリットたちがここまでに積み上げてきたものはイヤな崩され方をすることになります。
崩されても立ち向かい克服することがAGEなのだから、破局は不可避なのですが・・・

随所に埋め込まれた陰影を意識していくと、一見ノーテンキな序盤の展開がぐっと引き締まって見えます。
もちろん、これもある程度は作り手の計算ずくなのでしょう。


だから、どんなに叩かれても、私はこの話は名作だと思っています。
そのあたりを踏まえてOPとEDを聞くと、かなり切ないです(私はOPEDはアレこそがしっくり来ると思ってます)。



そういえば、ゼダスの戦闘記録、どうして連邦軍のDBに残ったのでしょうね。
ノーラでのフリットの交戦記録だとすると、グルーデックがそうそう上に渡すとも思えません。
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