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ガルガンティア感想 本編に決定的に欠けていたもの、とか。  

昨日寝落ちしながら感想を書いていた気がします。
いや、マミさんの写真をトレビの泉で撮ったときも寝落ちしながらこんなの撮ってましたが。。。

あの後で気づいたこと、など。結構重要な点見落としてたりしました。
本気で考察やる気はないです。セリフ全部起こして全話見返す余力がないので、ヒント程度に。



面白かったのが、チェインバーが討つべき敵としてストライカー>>>>クジライカーズ、とした理由。
逆に、先に結論言うとガルガンティアに欠けていたものは「クジライカをチェインバーが容認可能とするフラグ」です。

クジライカとコミュニケーションが出来そう、でも、彼らが言語を使っている痕跡がある、でも、彼らが思考しているフシがある、でも、何でもいいんだけど、そういうフラグです。

コレがないので、とりあえずクジライカがチェインバー的に「討つべき最大の敵」のままになります。
では、ストライカーは何をやらかしたのか?面白いのがここ。

チェインバーもストライカーもお互いに同盟のナントカ原則みたいなのを持ち出して相手をdisるんだけど、
ストライカーがよってたつのは、支援啓発システムの「原則」。
チェインバーがよってたつのは、支援啓発システムの「設計思想」と「存在意義」。
原則は運用時のもの、設計思想はプログラムが最初に出来たときのものだと思われます。
どちらが根っこにあったのかな、と考えると、チェインバーの方が強い原則を持ち出してきていない?とは思います。

いや、思想とか意義って解釈するものの主観でどうとでもなっちゃうものでもあるけど。


もう一つ、ストライカーはひとつをついています。
ストライカーは「中佐の任務を引き継ぐ」ことが行動を正当化する根拠だとしています。
「意思」ではなく「任務」。この任務と言う言葉を出してきたことが、嘘です。

任務は、中佐より上位の存在が中佐に与えたもの、のはずです。
でも、チェインバーによれば中佐の行動は同盟軍規「外」なのです。
つまり、ストライカーは中佐の意思にも同盟の意思にも則っていない。
理屈を付けるとすれば、中佐の脳内銀河同盟の思想です。

チェインバーがストライカーの行動を「捏造」と断じたのも、このためだと思われます。


それに。。。中佐の行動は、全く別の面で、正当化が出来ません。
いや、、、、だって、、、、

クーゲル船団、弱いじゃん!!!!
ラケージやガルガンティア移住組どころか、ピニオン一味を満足に追いつめることすら出来ていません。
中佐(とストライカー)があの組織を作った理由は、そもそもヒディアーズと戦うためだったはずです。

でもクーゲル船団、烏合の衆じゃん。。。。
口半開きの狂信集団だから、「捨て身でストライカーをサポート」とか「無限の人海戦術」「恐怖の自爆テロ」とか、色々できたはずですが。。。

お話にならないレベルで弱い。

ただ、最初からレドがクーゲル船団の指揮官を潰しにいっているので、作戦勝ちだとも言えます。
にしても弱すぎるけど。。。アレでよくクジライカ狩れたよな。。。

しかし、クーゲル=ストライカー神国のやっていたことは、「同盟艦隊を再現しようとした」と考えると割としっくりくるのかな、と思います。メンバー各員がボロユンボル乗りの口半開きではなく、全員が第一話ででてきたようなチェインバー持ちの古参兵団だとしたら、大体あんなもんだよね、としっくりきます。

肝心のレドには「むなしい」やら「薄っぺらい」やら、糞味噌に言われますが。。。
でも、叩かれているのは中佐とレドが知ってる同盟軍ルール、というだけです。

一方、チェインバーがレドに遺したセリフは、チェインバーシステムの設計思想と存在意義に準拠しています。
こっちは、レドはすんなり受け入れているはず。

そう考えると、同盟軍前線の啓蒙プログラムをレドが批判しているだけで、「真相」は全く別のところにあるのではないか?とも思えてきます。レドは同盟に背いてすらしていないのではないか?
同盟の「理念(魂)」はチェインバーとともにあるようにも見えますし、チェインバーが自己とレドに下した評価は「レドは人間として正し」く、それ故にチェインバーも「正常のまま動作し続け」た、となっています。

まー同盟には「共存共栄」の概念がなかったし、所詮フィクションなのですが。。。


たとえば、レドの軍籍を廃棄して強制排除したチェインバーが実際には何をしたか?
ただ排出、ではなく、ちゃんと安全装置と形見と自分の心の一部を残しています。
パイロット支援啓発システムと言いつつ、彼の任務「存在意義の達成」はレドが「あなた」になっても続いています。
そうなると、チェインバーシステムは、「兵士」レドだけの支援のためのものだったのか?
同盟メンバーを市民にするためには、支援システムのゴーサインが必要だったのではないか?とも思えます。


また、チェインバーのレドへの最後のセリフは
「この空と海のすべてが あなたに可能性をもたらすだろう
 生存せよ 探求せよ その命に 最大の成果を期待する」


ですが、
空のどこかにはヒディアーズと同盟がいて、海にはクジライカーズがいます。
あれ?相容れない敵じゃなかったの?
チェインバーは、それもくくって「可能性」としています。

もうひとつ、一連のチェインバーの言葉は、レドがイボルバー系の人間であっても成立すること。
チェインバー的にはヒトの定義は「自分で考え判断する」ことだから、それをやっていればクジライカーズも人間扱いされる可能性があります。

支援システム以外のロボットが考えて判断するようになったらどうなの?とかは、考えないようにしましょう。。。。


もうひとつ、レドがチェインバーと一緒に特攻する意思表示をしたときに、チェインバーはレドを排除していません。
でも、レドが「生きたい」と願ったときに、「啓発の必要なし」として排除しています。
エイミーと話して状況が変わったから、なのですが。
話す前はレドの生きる理由はチェインバー内で完結し、レドもその自分を完成したと思っていましたが、話した後はチェインバーの「外」にレドの生きる理由が出来てしまいます。

さて、結果的にはチェインバーは独力でもストライカーを殺せていました。特攻をすれば、だけど。
チェインバー的にはどのみちストライカーは「絶対に討つべき敵」です。実は、レドを乗せておく必要がない。
彼の第一目的は戦闘ではなく、あくまで支援啓発だったのかな?とも思うのです。


さて、物語最後のレドが銀河同盟の市民に相応しい人間だとすると、同盟の実態とか対ヒディアーズ戦争も全く違った側面で見えてきます。「自力で考え判断する」ヒディアーズがいれば、その者は同盟に受け入れられる可能性があるし、訓練プログラムとは全く別のところで、同盟の市民たちは人類の生存権を広げているのかもしれない。

チェインバーが是とする思想と、物語の最初で示され、ストライカーたちが従っていた思想が違いすぎるように思うのです。

ちゃんと成熟した人間じゃないとクーゲルのように暴走する、だから、「健全な市民」だけで治まっている場所が銀河同盟なのではないか?とは、思いました。戦争自体が選別にすぎない。

まー所詮フィクションなんで考えても意味はないのですが。


ところで、中佐の継承者がストライカーではなく、「思いを継いだ人間」だったら、どうなっていたのでしょうか?
やはり、お互いにそれぞれのパイロットの意思に従うのではないか?、と思います。
チェインバーが12話でストライカーに対したように。
虚淵さんが書けるのか?は、ともかく。

また、クーゲル中佐みたいなことがレドに起きる可能性はなかったのでしょうか?
本編を振り返ると、チェインバーは分岐ではレドに必ず意思確認をして、その決定に従っています。
レドが「外で死にたい」と言えば外で死なせ、「ずっとお前といたい」と言えば、墓所としてレドを守り続けたのではないでしょうか。

じゃあ、ストライカーが「これは中佐の任務だ」ではなく、「遺志だ」と言っていたら。。。?
レドのガルガンティアを守るという「意思」を受けて、やっぱりストライカーを落としていたのかな?

もし、パイロットが女の子だったら、物語は変わっていたのか?
。。。実現していたら、まどかとの面白い比較になっていたと思います。

ガルガンティアで見た虚淵ワールドでは、男が「いのちをかけてゆずれないもの」を軽々飛び越え、手を差し伸べてくるのが女でした。
さて、逆はありえたのか?

まどかの叛逆の物語では、どんな答えが出てくるのでしょうか。
支援以外の目的を秘めたチェインバー、キュゥべえと組んでいるのがレドほむら。
エイミーまどか不在の虚空に、彼女は何を見るのか?

イキオイだけでくどくど書いてきたガルガンティア感想、今回でひとまず終わりです。











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