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"ヤマト計画" その1(近況・ヤマト2199感想)  

最近『宇宙戦艦ヤマト2199』にハマっています。
ツイッターのTLで流れているのを横目に見ていて、第一話は「まーとりあえず見てみるか」で感想は「ふーん」でした。

ただ、地雷魚さんさんの「コレからテンションはだだ上がりに上がっていくから心配なく」というツイートが気になり、見てみたら。。。


ドハマリしました。

いやー毎回面白い面白い。
とくに14話の「魔女はささやく」は大好きでヘビロテしてます。5章をやってるうちに記事をUPしておきます。
全話マラソンした後で見ると、また味が増すわけで。


そうそう、クールジャパンについてTogetterで書いたらちょっとした反響になり、世界一周旅行がGIGAZINEで記事にされました。
宣伝しておきます。今回の記事にもちょっとだけ絡みます。








さて、本記事の「ヤマト計画」は、宇宙戦艦ヤマトのヤマト計画ではありません。
96歳のうちの祖父に宇宙戦艦ヤマト2199を何とかして見せよう、という計画です。

ガルパン感想でも書きましたが、うちの祖父は太平洋戦争に参加しています。
任地はトラック島。日本の誇る連合艦隊の本陣でした。
そこに戦車隊として赴任する。。。はずでしたが、制海権はすでに米国のもの。輸送船が撃沈され戦車は消失、米軍の攻撃を受けつつサイパンなどを経て、ほぼ丸腰でトラック島にたどり着きました。

その戦争体験の話は、よく聞かされたものです。
ちょうどこれを読んでいる皆様と同じ年の頃、彼の青春は「戦争を背負った日本」の中にありました。
戦車隊の話も、その前の馬に乗っての訓練の話も、空襲の定期便の話も、そこには常にある種の「たのしさ」がありました。

もちろん、「ひとはかんたんにしぬ」という世界で「せんそうはぜったいにしちゃいかん」の世界でもあります。祖父の戦車は輸送船と共に沈み、船が違っていたら祖父自身も即死していました。途上で経由したサイパンでも、敵機の攻撃で同行者の多くが死んでいます。

戦艦大和も、その「追憶の戦場」の中に登場します。時間が、確か夕暮れ。
祖父を乗せた船が太平洋を征くなか、彼方に望見されるそれは、もうシルエットでわかったといいます。

「まるで、島が動いているようだった。」


もう戻らない神々しいものを懐かしむように、よく、そう語っていたものでした。


友人に聞いた話では、架空戦記の太平洋戦争には鉄板と言える3つの要素があるそうです。
一つ忘れたけど、山本五十六元帥と、戦艦大和。
確かに、大和は必ず出てきますよね。同型艦で武蔵もいるのに。信濃っていう兄弟もいるのに。
やっぱり、No.1じゃないと意味がない。残酷な現実です。


じゃあ、なんで僕らは大和に惹かれるのだろう?
宇宙戦艦ヤマトを見ながら、そんなことを考えていました。



もうひとつ。
―このヤマトの弾は、アメリカに届く―

二次大戦ではアメリカはクレバーな戦い方をしていて、自軍の無駄な犠牲を極力ださないように改善と改良を繰し、日本軍の優れた戦法を取り入れ、日本軍を効率的に殺していきました。

大和も、「優れた船だからこそ」その力を発揮できないような局面に追い込まれ、沖縄への途上で空しく擦りつぶされていきました。

大艦巨砲主義は時代遅れだといわれます。
大和を作る代わりに、日本は空母群と航空隊を充実させていればよかったのではないか?
よく言われるこの指摘も、あの戦争で少しでもマシに戦うためだったら、恐らく正しい。

でも、まどかの映画を追いかけて「クールジャパン」の一部を見たあとだと、見方が変わりました。


大和は、悲劇的に沈んだことが正解なのではないか?
優美なシルエットと史上最強の戦闘力を持ちつつ、ほとんど生かされることなく沈んだのが大和です。
だから、その“死”が惜しまれた。

惜しむ気持ち?(あえて疑問符をつけておきます。中身については今は語りません)があったから、『宇宙戦艦ヤマト』が生まれ、ヒットしたのではないか?そして、今リメイクされるのではないか?


つまり
祖父が遠い南洋に見たものと同じ、大和に対するあこがれや期待が、
長い長い時間をかけて、また形になったのではないか?



今度のヤマトの弾は世界中に届きます。
短時間で翻訳が行われるこの世界では、僕らの感動は地球の裏側とも共有しうる。既に英訳されて流れてますし。


宇宙を駆ける宇宙戦艦ヤマトは、戦艦大和の無念を晴らすかのような活躍をします。
「あのとき、これがあれば。。。」といううっぷんを、すべて晴らすかのように。
戦闘機の群れも、敵の大艦隊も、潜水艦の追撃もすべてはねのけ、決してあきらめることなく、仲間同士で助け合い、敵を解し、突き進んでいきます。


この「夢」に、どういう価値をつけたらよいのか。
いや、そういうのって誰かが評価するようなものでもないけど。


ここで、改めてヤマトの魅力を考えてみます。
ああ、うん私ヤマトのリアルタイム世代じゃないし、元のヤマトも最初のヤツの劇場版をレンタルで見ただけなんですが、

松本零士さんのマンガはそれなりに読んでますよ、ってのと小倉いきましたよ、ってのと、2199を見た感想とか戦争についてそこそこかじった経験とかで書いてみます。

ひとつが、松本零士さんは汽車に乗ってはるばる上京する時、どんなことを考えていたのか?
新幹線のない時代だったわけで、小倉から東京、遠いです。まる一日は絶対にかかります。
時代は敗戦後なわけで、一方、彼の漫画には二次大戦での「滅びゆく鋼鉄」の生き様への強い郷愁が見て取れます。

彼は大和を実際に見たのか?それとも、伝聞で知っているだけなのか。
『ヤマト』の出撃状況は沖縄特攻直前の日本の状況に酷似していて、敵にしてもアメリカ軍をモチーフにしたものが多く出てきます。
「こうあってほしかった」大和像が色濃く反映されているといってよい。


そこで、もうひとつの問題。
あらためて、大和ってなんだろう?

巨大な軍艦自体にはある種の魅力はあるけど、「ヤマト」があっても、他国にヤマトに相当するものがない。
「アイオワ」やら「エンタープライズ」やら「リシュリュー」やら「フリードリヒ」やら、あってもいいはずなのに。
ヤマトのモチーフは西遊記だそうですが、その後出てきたガンダムにしても、一連のロボット物にしても、「空母で冒険」というのは日本特有のように思います。スターウォーズやスタートレックはまた趣が異なります。


そこで思い出したのが満蒙開拓団。
大東亜戦争にしても連合艦隊結成にしても、日本世界の開国以降の「拡張(膨張といってもいい)」に伴って起きた一連のイベントの一つです。日本は近代化が遅かったから、太平洋にしてもアジアにしても後発として乗り込んでいっています。

そこで、思い至る。
欧米の近代軍隊と、日本のソレは実はニュアンスが異なるのではないか?
欧米人にとっては、世界は既知の地図の内にあるものです。艦隊は庭を守ったり、庭の陣取りを有利にする番犬。
でも、日本人にとっては、艦隊には「未知なる海に漕ぎ出す」冒険の要素があったのではないか?
つまり、大航海時代のイメージ。大航海時代以降300年弱の「海の獲り合い」には日本は参加していません。

だから、欧米人にとっては「守る」海だけど、日本人には「漕ぎ出す」海になりうる。

最も強く、最も美しかったけど、その良さを生かすことなく横死した悲劇の戦闘艦。
だからこそ、ヤマトは「未知の世界の冒険への憧れ」の重さにも耐えることができたのではないか?

たとえばオデュッセウスの冒険や、アルゴー号の冒険のようなことをやっているのが、ヤマトなのではないか?
あるいは、シンドバッドの冒険とか。



でも、これは仮説にすぎません。

だから、存命で意識がしっかりしているうちに、祖父の話を聞きたい。
あなたの見たヤマトは何だったの?と。

祖父はものぐさで、細かいものを見るのは更にめんどくさがります。
比較の意味でも、ヤマトの映画をやっているうちに、なんとか大画面で見せたいと思います。

ガルパンもまだ見せてないので、機材買うところから始めないと。。。
まず第一手でiPadを購入してみました。さて95overの人間が使いこなせるか。
使いこなせたら記録になりそうですよねw

こういうのってクラウドファンディングとかで募金募れるんでしたっけか。
私に金出しても良いよ、とか記事を依頼しても良いよ、という方はchiqfudoki@gmail.comにご連絡をいただけると泣いて喜びます。

世界周航の話やマミさん写真も、ぼちぼち記事にしていかないと。



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