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ガンダムAGE感想 番外11:「みっつのうんめいが、れきしになる」?  

コメント、拍手、アクセス、ありがとうございました。
不規則になりますが返して参ります。おかげさまで新たなものを掘り当てました。まだまだ続きそうです。

ほぼ一昼夜が経過して、湧き上がってくる強い気持ちを考えたり、Twitterを見たり、いただいたコメントを参考にしたりして、AGEはどうも、ああなるのが狙いだったのではないか?という確信が持てました。
細かいところ全部まで説明できるかはわからないです。時間との戦いになります。

今のポイントは、ガンダムAGEはまどかマギカだ!といっときます。

ほら、イゼルカントはほむらだし・・・・w
このほむらとか、フラムにしたら似合いそうですよね?

ほむら舞妓バストアップ(クリックで画像のみ別ウィンドウで表示されます)

とりあえず、思考だけをめぐらせた結果です。本来の「感想」のスタイルに近い、記憶だけの感想です。
だから詳細な考察とかデータは今は出せません。鉄は熱いうちに。



まず、私が予想を外した理由です。
「AGEは人が生きた意味を肯定する」というルールが、敵味方問わず行われる、と信じてしまったこと。

根拠は、※繰り返しなので小さくしておきます。なきゃないで困らないので、めんどくさい方は青いところを飛ばして下へどうぞ。
今までに挙げてきた「命の貸し借り」やら「命を張って助けるのがアスノ」やら「人間の定義」のほか、
OPのファルシアやギラーガの扱いなり、「私がいたことを忘れないで」というEDなり(このタイトルの勿忘草はファルシアのビットに似た形の花です)、今までのキャラの死に様なり、その際の願いの継承の形なり、といったもの。
また、伏線として存在したような「ユリンを髣髴とさせる娘の駆るファルシア」や、ファーデーンのエピソードであったり。


で、「人の生きた意味のつながりが否定される」可能性を全く考えてませんでした。

なので、ゼハート生存説を唱え、その説の実現も確信していました。
でも実際はヴェイガンの名前ありの若者が死に絶え、あとはぽっと出のボスが残っているだけです。
だから、私を信じてゼハートの生存を信じてくださった皆様ごめんなさい、となります。
また、妄言で引っ張ってごめんなさい、となります。


さて、本題はここから。
本当に、「全部ちゃぶ台返しやがった」なのか?


というのが・・・


AGEの予告、思い返してみてください。
必ずついて回る決まり文句がありました。



「みっつのうんめいが、れきしになる」



この言葉、今聞くと意味が変わって聞こえませんか?
私はゾクゾクしました。



というのが・・・
いまの私たちは、運命が三つだけじゃないことを知っています。
ゼハート・ガレットという、歴史になれなかった「よっつめの運命」を知ってしまっています。


となると、
どうも、皆様が今までにお付き合いいただいた多くのポイント、逆方向にも線が結べそうなのです。



ここで、レイル・ライトという人物をご紹介します。


48レイル

今回で死んだ、ギラーガ改に乗っていた少年です。
ゼハートの側近その2として32話から登場し、35話ではゼハートに憧れていた描写がありました。
Twitterを使うようになってから、レイルファンの方と多く話すようになりました。
その関係で、私もサービスとして彼の画像を記録し、彼に注目するようにしました。
でも、そんなことをするまでもなく、彼は最終決戦直前から鮮烈な活躍をするようになります。

ゼハートに命じられたEXA-DB調査は「必ずご期待にこたえる」と約束した通り、ほぼ正確な位置情報のみならず、シドの情報まで持ち帰ります(45話)。
最終決戦ではゼハートの旗本隊を率いていたと思われ、アビス隊の突撃を受け止めていました(46話)。

48レイルキック

そして昨日、フラムの危機に駆けつけ、ゼハートキックをかましたのが彼です。
フラムの思いをよく解し、ゼハートを支えた側近です。
ダズ+ドールのような存在と思っていただければだいたいOK。努力家で優秀な少年です。

でも、死の際に彼が見せた覚悟はゼハートには届いていません。
部下たちの指揮を放棄してまで、ゼハートの理想に殉じたのに。
彼が死んだことは多分認識されているけど、彼はゼハートにプレッシャーを与えるだけの存在としてしか描かれませんでした。

彼がどんな思いで戦い、どう死んだのか。知っているのはフラムだけです。そのフラムも直後に死者になります。
アビス隊とダークハウンドも交戦していますが、アビス隊も全滅しています。
アッシュは非Xラウンダーだから、レイルの顔を知らない。つまり、生者はもう誰も、レイルのことを知らない。

アビス隊は全滅したけど、語り継ぐ者がいます。覚えている人間がいます。
ゼハートも、アセムが覚えていてくれる。

でも、レイルがどう成長し、どう戦い、どう死んだのか、は、知る者がいなくなりました。
これは、フラムにも当てはまります。彼女が何を思い、何のために命を散らしたのか。
ヴェイガン側の流れが、今回で完全に途絶えました。もう覚えていて語り継ぐ者がいないのです。

フラムもレイルも、この先の世界ではほとんど「なかった」ことにされる人たちです。
誰も覚えていない。誰も知らない。

私はこのレイルというキャラクターが、強く印象に残りました。
物語を細かく追いかけていくと、彼の成長はいやでもわかります。

ていうか赤くもないヤツがシャアキックを使った時点で「!」です。相当努力して生得したのでしょう。

まぁ準レギュラーだし助からねーよなとは思ってましたが・・・
死んで悲しい、ではなく、生き様が焼きついているのです。これはジョナサンやオブライトもそうです。
私がAGEを好きになった理由でもある。

逆に、生きている人はひっそりと消えていく人が多いです。
あのイワークさんをはじめ、ラーガンも、ラクトも、アダムスも、ミレースですら、本編だけでは消息がわかりません。


そこで思う。
今回散った連中は、生きていたらここまで記憶されただろうか?
散ることによって、逆に生き様が心に刻印されたのではないか?

かっこよく散っていますが、全員そうなるだけの背景や戦い方を伴って死んでいます。
ただのキャラ処理ではなく、「ああ、キミならそうするよね」という納得がある。

さて、イワークさんが出たので、「AGEを象徴している」ファーデーンをもう一回思い出してみます。

「俺たちはこのファーデーンに生まれた影なんだ!」と、イワークは言いました。


で、そのときのタイトルは「ファーデーンの光と影」です。


・・・私はどうも、この辺を見落としていたのではないか?

つまり、AGEのキャッチコピーの「歴史になる三つの運命」は、光の方の歴史です。
光の影にも歴史があって、影は影だから歴史に残らないまま消えていく。視聴者しか証人がいません。
だから、EDが「ワスレナグサ(Forget me not)」。覚えていてね、のメッセージなのではないか?


決定打になったのが、フラムに関する往くのみさんのコメントでした。

大変興味深いご指摘なのでポイント多いのですが、ここで重要な点は、
フラムはユリンとの対比だが、「フリットが救えなかった象徴」ではなく、「救世主ガンダムのパートナー」として、ユリンと対になる存在だったのではないか?
レギルスはAGE-1と良く似た、ガンダムの原点のトリコロールのカラーリングです。乗るゼハートは、かつてのフリットのように、人の前に立ち護る特別な存在であろうとしました(あえて救世主、とも「守る」とも言いません)。そのゼハートを支えるように立つ、かつてのユリンに対置されたヴェイガンのヒロインがフラムだったのではないか?

です。

私なりには、これでファルシアという記号の謎が解けました。

そのつもりで振り返ってみると、フリットの周りには彼を「普通の男の子」扱いする人たちがいました。
アリンストン基地のメンバーであり、エミリーです。
フリットが「すげぇやつ」になってからも、彼を同志として役割分担をしてくれる仲間がいました。
たとえば作戦立案と指揮はグルーデックが、部隊の取りまとめはラクトが、時代が下ってからはミレースやアルグレアスやウルフが、フリットの対等の同志としてフリットの役割を肩代わりします。
老人になってもユノアが黙らせたり、セリックが突っ込んだり、あの爺さん何だかんだで人に囲まれてます。


ゼハートも人に囲まれているし、慕われてもいるけど、彼は一人で背負い込みました。
また、「身分」の壁もあったものと思われます。積極的に役割を分担してくれる同志が殆どいない。いるのですが、心の分担ではない。いても、見分け方も接し方もわからない。

※このあたりは結構綺麗な対置になりそうです。これから見てみます。
 この二人に託していった人間との死に別れ方は、発見があるように思います。


ということで、「影になった四番目以降の運命」をテーマに、改めてAGEを見返していってみようと思います。


ところで、なぜまどかマギカなのか?
まどかマギカは、中学2年生の魔法少女たちが「大事な人たちを守れる」と信じ、世界を脅かすバケモノと戦って非業の死を遂げていく話です。昨年放映されて大ヒットしました。

この作品の魅力のひとつは、落ち度のないいたいけな子供たち(キオと同年齢です)が一生懸命頑張り、でも(それゆえに)非業の死を遂げていったことにあると思います。ほんの少し手を差し伸べれば助けられた、とか、こういう生活を送ってほしい、とか。そういう想像を掻き立てる余地がある。

今回死んだAGEの若者たちの死に様(生き様)を振り返ったとき、その要素は共通するよね?と思ったのです。
一生懸命に鮮烈に生き、でも報われなかった、そこに「大人の僕らがいれば何かできる余地」もありそうに見える。

だから、キャラクターの印象が焼きつくのではないか。


また、どちらの若者たちも、「大人にほとんど助けてもらえないまま」全部を背負い込んで死んでいった、という点が共通します。振り返るほどに、ゼハート周りの悲劇には「大人の不在」が絡んできます。


まどかマギカが何度も打ち出したメッセージはYou're not aloneでした。
また、ラストに出てくる英文があって、
Always somewhere someone fight for you. As long as you remember her, you are not alone. 
「いつもどこかで誰かがあなたのために戦っている。あなたが彼女を忘れなければ、あなたは一人じゃない。」

です。

一方、AGEのEDのテーマはForget me not(忘れないでね)。
最後に映るビジュアルは、帰る場所・青く光る地球です。

地球


戦いが終わり、戦士たちは家に帰る。アスノの男たちも待つ者のいる家に帰るはずです。
でも、帰れなかった者たちがいます。彼らは歴史にならなかった運命だけど、確かに生きていました。
死んじゃったら終わりなのか?悲劇でした、だけでも済む、けど。

僕らは彼らを見て、知っているはずです。もちろん、細部の積み重ねとかの描写にはムラがありましたが。

でも、知っちゃってますよね?
散っていた人間の喜怒哀楽を。生き様を。


AGEの物語はもう少し続きます。
終わる前に、この戦いで生きていった人間たちをもう一度見ていこうと思います。

あわせて、不殺はどこまで否定されているのか?とか
どこまでが本編での失敗で、どこまでが計算された展開なのか?とか
ヴェイガンは最初から詰んでいたのか?それとも突破口があったのか?とか(いやマゾプレイヤーがいなければどうとでもなってましたが)
見所がまだまだ埋まってそうです。第一話とか、今見るとまた印象が変わるんじゃないかなーと思います。

考察の精度にいまいち自信が持てず、画像とか図表、もしかしたらご用意できないかもです。
それでも良かったら、A.G.世界の地球圏の旅、お付き合いよろしくお願いいたします。




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category: ガンダムAGE

thread: 魔法少女まどか★マギカ

janre: アニメ・コミック

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コメント

お初です、いつも拝見させてもらっていますが鋭い考察恐れ入ります。なるほどそういう解釈とは。
歴史とは勝者のものと言われますがその中には歴史に残らなかった影である敗者達が…。
元々英雄譚っぽいと言われてたAGEですがそう考えると納得が出来る部分が多々ありますね。

BLT #- | URL
2012/09/17 21:59 | edit

お邪魔します。今回、あんまり予想通りに事が運んでいくので、ひとり(ぼっち)で、「ヒャッホウ!!」と大盛り上がりでした(笑)。空気読まずに、ゴメンなさい。
もうアセムの言葉がすべてですね。「お前がいたから…」

その旨のコメントも出てますし…もう、いいですよね…?

アナザー作品は、宇宙世紀・富野シリーズ(もっと言えば、1st)みたく、長く語り継がれることはないかもしれない。でもアナザーが世に出てくれたからこそ、どっちもあったからこそ、ガンダム史をここまでつないでこられたんだよ。

これは最終回まで観た後、もう一度1話を観る事で、さらにクッキリしてくると思います。もうこれ単に『ガンダム』だけの話では終わらない。
(さわKさんは、とっくの昔に辿り着いてるんですけどね…だからさわKさん、予想はずれたようで、実ははずれてないってことでいいんじゃないんでしょうか)
ていうか、やっぱり私、「1話=隠れ50話」を推します!(AGEの世界で何か進展があるわけではありません。視聴者の問題)
最終回で、フリットの回想かなんかで、もう一回肖像画が出てきたら、これは簡単に崩れちゃいますが…

あとは、『魔王』が死んで、フリットが望まない形で救世主に 『なってしまう』 ことになれば完璧なんですが(これは日野さん、やってくれるでしょう?ほぼデメリットしかないのにフリットが軍に復帰したのは、そのためですよね?)

フリットが特攻に走ったら、ちょっとおもしろいですね。特攻を遂げられるとは思いませんが、ドラマが生まれます。

あぁ、え~っと、よく観たら今回、アセムがビームサーベル投げてましたね。こりゃ良かった。(デシルのときも、これやってほしかったんだよな)ただ、できれば、もう少しいい作画で観たかった(先週も。ラストのためにセーブしてるのかな)微妙にSEにもミスがあったような…

いつもいつも、まとまりのない文章でごめんなさい。最終回までに、また、吐き出しに来る…と思います!

ビニールシート #- | URL
2012/09/17 22:28 | edit

今回予告で決めの文句、言ってませんでしたよね?
それはどういうことなのでしょう?

トモキ #- | URL
2012/09/17 22:57 | edit

乙です。
私のコメントが紹介されている…だと…? センチメンタリズムを感じにはいられないな!

「48話はゼハート編最終話」的な発言がありました。私もアセム編が本当に終わったのは48話だと思うので、『残らなかった歴史』と併せて書かせていただきます。

・スーパーパイロット、オブライト・ローレイン
―「Xラウンダーでも心が腐ってたんじゃ……最後は心が強い奴が勝つ」―
ウルフの『スーパーパイロット論』です。アセムがスーパーPなのは既知でしょう。
(ちなみに「最後は心が強い奴が勝つ」はXラウンダーにも該当。精神が充実したフラムはキオを圧倒している)
しかしスーパーPはもう一人いたのです。同じくウルフ隊であったキノコことオブライト中尉。
彼は今回レイルを倒しフラムも相討ちに持ち込んでいます。今回のキオはフラムに手も足も出ませんでした。
性能差も考えればオブライトはキオをはるかに凌駕し、アセムに次ぐ腕を持っていたことになります。
死亡フラグ補正ではありません。彼は隠れたスーパーPだったのです。
アニメでの彼はレミの死に直面しながらもそれに引きずられず、彼女の望んだ平和と愛した『家』『家族』を守るべく戦っていました。
要は彼女の死を乗り越え、未来に希望を見出していた。最後にキオ達に言った言葉も「生きろ」です。
作中、というかガンダムシリーズで『大切な人の死』を乗り越えた者は何人いるでしょうか。
後でも述べますが、フリットは未だにユリンの死を引きずり、復讐・憎悪に取りつかれています。
これは「心が腐った」状態と言えるでしょう。
フリットは確かに強い。フリットは2部で最強クラスのデシルを軽くあしらえた。しかしそれは、2人が「心が腐った」同類だったからと考えています。
2部でゼハートは言いました。「私だって成長している」と。そしてゼハートに押されていました。
3部でアッシュは言いました。「変わらないな、父さん」と。そして身内と対立してしまいました。
ルナベースではフラムを圧倒していたけれど、この時の彼女はいささか自信過剰。ちょいデシル気味。
48話でのフラムと戦っていたら、フリットは戦死した可能性が高いです。キオ>フリットはもはや鉄板。
しかもオブライトはただのスーパーPだったわけではありません。ウルフの意志も継いでいたのです。
トリプルガンダムがゼノン砲射線から離脱する時、フラムに追撃、あるいは報告されていた可能性があります。
誰かが仲間のために残る必要がある――オブライトは本能やら経験やらでそれを悟っていたのではないでしょうか。台詞的にはジョナサンの仇打ちだったが…。
オブライトは自分を犠牲にしてでも『家族』を守った。それはレミが行った事です。
また小説では1部でもウルフはそんな戦い方をし、それは『狼』と例えられていました。
世間ではウルフ→アセムばかりに目が行きがちですが、オブライトもまた『白い狼の意志を継ぐ者』であり、スーパーPだったのです。

・救世主、アセム・アスノ
アセムはいわゆるオールドタイプです。宇宙一の腕でも、Lv99になっても特殊エフェクトは実装されません。
私見ですが、フリットにも『救世主』としてはさして期待されていなかったように思います。
根拠はAGE-1は救世主像の体現、AGE-FXはXラウンダー対応機。でもAGE-2は量産機のデータ取りを初めから考慮されていた点です。
さらにフリットも『救世主』ではなく『軍人』としての行動を勧めていました。
ではアセムは『救世主』にはなれなかったのか? AGE-2は『ガンダム』足りえなかったのか?
いいえ、アセムはゼハートを救いました。『救世主ガンダム』から。
以前の私のコメントで『ガンダムフェイス』について述べましたが、今回レギルスの顔を剥ぎ取ったのは「ゼハートから救世主の仮面(=ガンダムフェイス)を剥ぎ取った」ことを示していると思います。
(火星圏でレギルスに苦戦したのは、『キャプテン・アッシュ』として戦い、相手が『救世主』ではなかったから)
以下では、何故アセムはゼハートを救えたのかを考えていきます。
3部までのゼハートは仮面を付けることで自身を『戦士』としてきました。直接アセムと向かい合う時は必ず素顔、つまり人間ゼハート・ガレットでした。最期も含めて。
4部に入ってからのゼハートは、『ガンダム』に搭乗。『戦士』の仮面を外した彼は『救世主(=光)』となっています。
嘘偽りのない姿になったハズなのに、そこに『ゼハート・ガレット』はいない。
逆にアセムは『キャプテン・アッシュ』と名を偽りながらも、『ただの人間』『アセム・アスノ』がいます。
アセムが強くなったのは“自分のために”(大切な人を守るというのは自分のためでもあるといます)。
ゼハートは“自分以外のために”。
アニメ的には後者は『正義の味方』と呼ばれます。しかしそれを個人で出来るのは『特別な存在』。AGEでいう『救世主』やXラウンダー。
ゼハートは『特別な存在』足りえる資格と力を持っていました。でもアセムに敗れた。理由は2つ。
1、ゼハートはイゼルカントのように狂気を持っていなかった
2、Xラウンダーは進化ではなく退化←
2つ目が重要です。
退化とは何か? 私は『弱さを認められず、他者を受け入れられないこと』(→『心が腐る』)だと考えます。
デシルは相当強いのにフリットにこだわったが為に見限られ、さらに敗北を認めらなかった。
マジシャンズは基本自信過剰かつ排他的。フラムも序盤は然り。
イゼカンは使命という名の狂気に染まっている。後期ゼハートも同じ。
ジラードは過去に取りつかれていた。
フリットはヴェイガン殲滅しか考えていない。
キオも最初は「ヴェイガン? 敵キャラでしょw」。
では非Xラウンダーはどうか?
グルーデックは自身の行いを「間違い」と断じ、文句を言わず罰を受けた。
アダムスは人類のため、グルーデックを受け入れた。
ウルフは1部ラストでヴェイガン兵の死を看取った。
ミレース、アルグレアス、ナトーラはヴェイガン殲滅に懐疑的。
セリックはナトーラに「君らしくあればいい」と言った。ルナベースもほぼ無血開城。
オブライトは先述。
以上のように、精神面では非Xラウンダーの方が強いのです。ただ戦闘力でXラウンダーを超える者がアセムとウルフしかいなかっただけ。
アセムがゼハートを破った理由も『心の強さ』にあるはず。
ゼハートは『エデン』に死の責任を押し付け、『ガンダム』にすがった。
アセムはそこにかつてゼハートから聞いた『エデン』を叫ぶ。そして『特別な存在』の仮面を破壊。
『特別な存在』である彼を救えたのは『ただの人間』のアセムだったから。
弱さを受け入れ、『ただの人間』であり続けたアセムに救えたのは1人だけ。しかし彼とAGE-2は『ガンダム』を破壊し、掛け替えのない友を救った“特別ではない”『救世主』なのです。
アセムの救世主物語は48話で終わり。正に真のアセム編最終話。
次回は最終回。フリットとキオがそれぞれ誰を、何を救うかが分かるはずです。

スゴイ乱文になってしまい申し訳ありません。さらに超長い……ノシ

往くのみ #- | URL
2012/09/18 13:13 | edit

ガンダムageってどこか惜しい部分がたくさんありますよね。設定とかはいいからそれをどう料理するか的な。自分だったらこうしたいな(アセムの学園生活を長く、とか、ジラードをやめて変わりにいろいろ変えたり、とか、このブログのようにしたいとか)そういう意味で見てる人がアニメを作りたくなるアニメですよね?少なくとも自分はそう思いました。あと、発想力とかもけっこう磨かれる?w自分はキオ編からを作ってみたいです。まぁ、アニメを作りたくなったからなんだって話ですがw(作るというよりはもっと適切な言葉があるかもしれません。なんていうんだろう。伝えられない)

あ #- | URL
2012/09/18 22:25 | edit

「忘れないで」そういう意図が本当にあるなら良かったのですが・・・そうあって欲しい気持ちはありますが
ただ私は、日野氏にそういう意図は全くないと思っています。

根拠としてはゲームバレの最後が○○○○の像という点です
もしこの戦いで散って逝った者たちを忘れないでという意図が少しでもあったなら
建つのは地球・ヴェイガン双方の戦死者を追悼する慰霊碑やその類であるはずですから。

dikon #- | URL
2012/09/19 21:17 | edit

レイルとフラムこそONE PIECEのチョッパー編のあの台詞ですよね。人は忘れられた時に死ぬみたいな感じのセリフ?

あ #- | URL
2012/09/20 17:06 | edit

確かにAGEの死にキャラは印象深い最後が多いと思います
むしろ死ぬときがかっこいいキャラが多いかもしれません
散るときは盛大にってのがAGEのスタンスなのかもしれません

>不殺はどこまで否定されているのか?

キオの救えた命って今思うとモブ兵だけなんですよね
キオが救おうとした敵の主要人物は死んでいるんです(ゲーム通りなら、ラスボスは助けられますけどね)
でも、その人物をキオが倒していれば、オブライトやジョナサンなんかは死ななかったんですよ
更に味方の被害も減ってましたし、長い目で見ればアビス隊生存の可能性も高くなります
これってキオの行動を皮肉ってると思うんですよ

デスマ #- | URL
2012/09/21 05:09 | edit

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