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ガンダムAGE感想 45:破壊者シド  

大変お待たせいたしました。


今回は仲間と二人で見ていました。
合コン・アウトドア好きの人で、AGEとは縁がなさそうな人間です。
意外にも「ガンダム?たまに見てるよwww」だそうで、今回もなんとなーく、テレビをつけたままにしていました。

・・・気がつけば、最後まで見てしまってました。
次の予定が大幅に遅れましたorz
なお、次に行ったお店も奇しくもエイジを背負うお店だったりします。


彼が自発的に見進めていました。
どうやら、かなり面白かったようです。

あわせて、Twitterで出た話題から考える。
「AGEを楽しく見る」のに、必要なものは何だろう?
アクセス数が増えたり、知恵袋で取り上げていただいたりする中でずっと考えてきたことでもあります。
今回ちょっと触れてみます。

もうひとつ、AGEの魅力を2分でプレゼンするとっておきの方法をご紹介してみようと思います。


ということで、今回はゼハート・レギルス回でした。
EXA-DBの守護者シドと対峙したゼハートは、ガンダムレギルスを駆ってこれに挑みます。
シドの強さに苦戦を強いられますが、駆けつけたアセムの協力で撃破に成功しました。
そのままEXA-DBをも手中にしようとしますが、アセムに阻止されます。





今回は・・・



レギルスキターーーー
顔が2パターンある意味をこう使ってくるのか!!!!!


レギルス覚醒

やべぇ!かっけえ!!面白かった!!!!



一言で言うと
ゼハート覚醒!TUEEEE!!!でも何か違うよね?コイツの後にまだなんかありそうだよね?な回でした。


知りたかったことを大体語ってくれたな、という印象です。
「王の目覚め」回にして、「シドと秘宝の説明」の回。
シドを退け、ゼハートが完全覚醒しました。
ヴェイガンには今後、彼の駆るレギルスより強い敵は出てこないものと思われます。
前回のイゼルカントの継承劇をゼハートがどう捉えていたか、と、シドとアセムの間に何が起きたのか、も言及されました。説明は結構頑張ってたと思う。


いっぽう、問題が二つ。
ひとつめは、必要な単語がいくつか、なかったこと。

アセムの場合だと、
なんでAGEデバイスだけが残されたのか?なんでダークハウンドに乗っているのか?
アセムは何を脅威(≒戦争の悲劇的な終焉)だと思っているのか?ていうか海賊ってナニモノ?あたり。
また、AGE-2は対シド用に改造されたわけでもなさそうです。
今回「オレはこいつを止めるために生きてきたんだ!」とでも言わせればよかったようにも思います。


ふたつめは、理解をするために振り返らなければいけない情報が多いこと。
その情報があるかないかで、意味が変わってきてしまいます。

ゼハートはあれでは、いきなりダークサイドに堕ちたように見えてしまいます。
彼が自分自身を、自分のXラウンダー能力を、それからヴェイガンの中での自分をどう位置づけているのかが語られませんでした。
なので、ぱっと見、わかったようでわかりません。
逆にいえば、彼の生真面目さ、彼のガンダム観が、今回の彼の「豹変」の説明になるはずなのです。
そこの再確認が少ないから、とってつけた感がある。

ポイントは、イゼルカントに託されたミッションで、ゼハート自身が「やりとげた」と実感できたのは、今回が最初である可能性が高いこと。
ゼハートのくそ真面目さや、今まで散ったスタッフが彼に与えた重さを考えると、ああいう変化はアリだと思います。
「これが若さというものか!」でもある。

ということで、今回のゼハートの豹変は、私としては「アリ」でした。
むしろ、ゼハートの人間らしい部分、幼さ(若さでもある)、生々しく出たなぁという印象です。
頑張ってる彼も大好きですが、こういう「暴走」もイイ。


今の彼に大人たちがどう接するか、物語をどう着陸させるかでAGEの価値も決まると思います。
日野さんは英雄とか天才の大味な物語が好きっぽいので、ちょっと不安があります。
(だから一見唐突な演出がとても多いのではないか?と私は思っています。)

今回のゼハート&アセムの周りにいたメンバーは、彼らと同世代以下か、立場が下の人たちばかりです。
批判的な評価、あの世界の中でどういう位置づけなのか、ゼハートの変化が実際のところどうなのか、などは、物語を最後まで見ないと全部はわからないのではないでしょうか。

そういうところが、良くも悪くも、AGE。

ゼハートとアセムが若者のままではなく、一方が親になった姿で出会ってしまったことも効いてくるはず。
これも、現状だとまだ、どういう意味なのかの判断がつかねます。

ただ「重要」だとだけいっておきます。
AGEという単語には「年齢を重ねる」と言う意味があるから。
そして、「年齢を重ねる」ことがとても難しい世界に生きているのが、ヴェイガンの民だから。

もっとも、ゼハートはここまで丁寧に描かれてきたキャラです。まぁ大崩れはしないと思う。



もうひとつのポイントは、ゼハートがある程度最初から狂っていた、という点。

最近爆笑したトリトンさんのツイートをご紹介します。


うん、その通り。

彼にしてもイゼルカントにしても、自分の思想の正しさを疑っておらず、「自分が捨石になるならめちゃくちゃな思想を押し付けてもいい」ということを確信しています。平和な日本にいる私たちからすると、人類を勝手に定義して殺戮をはじめる彼らは狂っています。ただ、ヴェイガンは最初から黙殺された民で、ゼハートが直面してきた状況は「無視」か「闘争」のみです。人類全体、と言おうにも、対話の前提すら成立していない。


ただ、対オルフェノアのことが語られていない、とかゼラ=ギンスのことが言及されていないので、イゼルカントの真意もわかりません。ゼハートを利用していたとも考えにくいけど・・・

でも、イゼルカントの能力を踏まえた上で(ゼハートから見るとイゼルカントがヴェイガン最強のはず)、前回のゼラ=ギンスへの「最強のパイロット」と言う評を考えると、ヴェイガンにはまだ秘密がありそうです。

それにザナルドとの確執もある。今のゼハートは、ヴェイガンにとって本当に歓迎すべき人間なのか?
ここは、今後触れていってほしいところです。ある程度は触れられるはず。
フラムも大きく関わってくるはずです。

逆に、ゼハートが何でああなったのか?は、わかりそうでわからないポイントです。
ここまで挙げてきたゼハートの特性や矛盾は、ひとつの単語にきれいにまとまります。

長いので、ゼハートのところを分けてみます。次回お楽しみに!




なお、今回のアセムについては、このツイートを紹介しておきます。



これ、考えてみたら当たり前でもある。
連邦での特務隊より現状を改善できそうだからこそ、アセムは海賊のままでいます。
実際に、対ヴェイガン、対連邦、どちらに対しても、「情報」で出し抜かれたことがまずありません。
一番耳が早く、「盤面の」状況が見えているはずなのはアセムです。
彼がわからないのは、「指し手の頭の中のプラン」だけ。
指し手を演じることになったフリット、意図が何であれまずは最強の駒であるキオと、アスノの親子3人の対置も面白い構図になっています。


てか、途中でいきなりフラフラいなくなっても敵前逃亡扱いも処刑もされず、野放しにされるバロノーク。
EXA-DBを見逃しているし、フリットさんは本当にお茶目です。
頑迷になった、と言っていいかどうかは、まだ何とも言えないですが。



ゼハート編へはこちらから。


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コメント

いつもの考察ありがとうございます。
日曜夜から ずっとお待ちしてましたw忙しいところいつもありがとうございます。

今回のゼハートはダークサイドに落ちていく回という印象をうけました。これでゼハートを殺してもいいかな的な・・・そういう作り手の視聴者への説明(言い訳?)回という感じがしました。崇拝するイゼルカントに自分が近づく手段としてレギルスを同等、それ以上の使い手となる!つもりがレギルスを想像以上に使いこなしシドも撃破してしまうという・・・(アセムの助けがあっての事だったのですが)。

その瞬間にゼハートの中でなにかが吹っ切れた(壊れた?)私の考えですがゼハートは自分はイゼルカントを超え新たな光と自分がなって人類の未来を担う存在になったと思ってしまったのではないでしょうか?もう最後の方なんか顔つきまで変わってしまったような・・・

もう誰の声にも耳を貸さず光としてつきすすむ・・・そんな感じがしました。EXA-DBを私なら使いこなす! そこまで言い切りました。もう今までの彼とは違う人格になってきてしまったと感じました。戦闘後アセムと対峙した際に今までの彼なら「礼だけはいっておく、だが今回限りだ!」くらいあってもよさそう。明らかに弱者を相手にはしない的な感じで去っていった・・・そんな印象をうけました。

ある意味ゼハートのフラグがたったな~というイメージでした。

@1ケ月でどのようにまとまるか楽しみです。

うら #- | URL
2012/08/28 18:37 | edit

考察楽しく読ませていただいてます。
私自身はゼハート個人の考察よりもゼハートがこういう状態になって、どう話を締めくくるかな・・・に気が行っていました。
ゼハート自身への考察お見事です。

ちなみに今後ゼハートがどうなるかについて
「ダークサイドに落ちてるな」という部分までは上でコメントしてらっしゃるうらさんと同じように思いました。
でもそこまで明らかに、言ってしまえばわざとらしく「主人公(アセム)の親友が悪落ちしました」を表現してるので
逆にこれはアセムによる説得・その説得が届く展開が来ると私は予想しました。

その一つの根拠は今回の話の中でアセムの台詞です。
キオへのアドバイスとして言った台詞「すぐに分かってもらえなくても何度でも話をする」という趣旨のあれです。

キオが悩んでいたのは祖父フリットへの対応なので、あくまで身内じゃないかと指摘されそうですが
28話でアセムが守りたい人の中にゼハートは入っていました。
だから血縁ではないけれどアセムにとっては大事な存在です。
自分の息子にそういうアドバイスをするアセムが、自分は説得をあきらめて相手を殺してしまう…とは思えません。
なので、アセムからゼハートに引導を渡す展開は多分なく
また今のゼハートはずっとあのままではないと予想します。

ただ、アセムの声が届くのがいつかが特定できないので
ゼハートが生存エンドになるか死亡エンドになるかまでは現段階では何とも予想できません。
それなりに早い段階で届いて和解・共闘になるかもしれませんし
能力暴走などかましたり横やりが入ったりしてゼハート致命傷、死亡直前に和解という可能性もあるかもしれません

dikon #hBdTzJMI | URL
2012/08/28 21:23 | edit

考察ありがとうございます。
こちらで読んで成程と思うことがたくさんあります。
ゼハートがシドに向かっていったのは、私は、「人類を進化させるためには自分が進化を」と、そう考えたのだろうと思いました。
でも、実際はそう以上の意味があったのかとわかりましたし、最後シドの破壊を確認せずに行ってしまったのもちゃんと理由があって納得です。
ただ、ゼハートは良いとしてもアセムはシドもEXA-DBも確認しなきゃダメだと思うんですよね。
次回確認するんでしょうか…。
また、回想シーン、やってくれて嬉しいんですけど、公式と言いつつアニメでは漫画のキャラとかは出しませんよね。かなり残念です。
漫画では結構戦ってるから、パターンはわかるというセリフも納得できるんですが。
そして、浦高さんのご意見。
アセム中心。重要な時にアセムがいる。
確かに。言われてみるとその通りです。
そこに気付ければ、さわK様の言われることがわかるんですが…。
今までにも海賊が凄い事を示すシーンはあるんですが、フリットに隠され気味のような気もします。
そして、dikonさんもコメントされてますアセムのセリフ。
私も、これはゼハートに対してのものだと確信できた気がします。
というか、このシーン、キオ、身内の説得すらあきらめてどうする、と、思わず突っ込みました。
確かに、フリット、頑固ですけど。
色々と謎も解明されてきて、面白くなってきましたけど、あと五話でちゃんと終わるのかかなり不安もあります。
出来れば、納得できるハッピーエンドが良いなと思います。
長文・乱文失礼しました。

灯枝 #- | URL
2012/08/29 16:55 | edit

すいません上で色々考察した後でなんですが
ガンダムAGEゲーム版(話はアニメ版も同じらしい)の結末が本日からネット上で騒がれてまして…
もしご存知ならそちらについての考察も楽しみにしております…

正直、私は凹んでおります。
自分がしてきた考察はあまり意味をなさなかったなという意味でも…

dikon #- | URL
2012/08/30 20:10 | edit

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