Blinking Shadow ホーム » スポンサー広告 » Zガンダム、ガンダムZZ »Zガンダム・生命散って再考1 カツは本当に無駄死にだったのか?

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

Zガンダム・生命散って再考1 カツは本当に無駄死にだったのか?  

突然ですが、去年の今頃mixiに書いていた記事を加筆修正してUPしてみます。
目的はAGEの援護射撃と、いわゆる「カツった」の再考。

予め宣言しておきます。

ゼータのカツは、あの死に方が大正解。私は天晴れと言いたい。


なんでかなー、という話です。

※TV版Zガンダムのみに準拠しています。



TV版Zガンダムの最終決戦は「皆殺しの富野」の名に相応しい大惨劇でした。
やっつけ的に退場させられた連中ですが、戦局としては決して無駄死にじゃないと思っています
実際はやっつけ的な理由で退場なのですが。


というのが、彼らの犠牲はすべて「ハマーンとシロッコの致命的な部分に有効打を当てる」ことに少なからず寄与しているから。
状況を考えると、ティターンズ+アクシズの兵力はエウーゴを余裕で凌駕しています。
エウーゴは壊滅寸前。どこかでウルトラCをやらなくてはなりません
でも、そんな優位なヤツはみすみす弱点なんか晒してくれるはずもない。

実際、残ってたティターンズのエースはほぼ全員対アーガマ方面に集中配置されていました。
それを抜いてもレコアがいます。ジュピトリスの周りにはマラサイの大群も確認されています(49話冒頭)。
ハマーンにしても二百機近い旗本に囲まれていて、いまやハマーンには予備兵力も潤沢にあります。

エウーゴにとっては、一回こっきりで確実に当てないと後がない戦いだったわけです。


だから。
カツはなんだかんだいってても、最後はちゃんと自分の仕事をして死んでいったのでは?と思っています。
あの状況では、母艦に生還してもジリ貧になっていずれ死にます。

まず、母艦に補給物資があるのか?代わりに出撃する機体があるのか?という問題。
あの戦いでラーディッシュは撃沈しちゃってますし、アーガマも被弾しまくっています。
使えるものがあったらとっくに投入しているはずです。

また、エマはヤザンには1:1でも勝てていません。ギャプラン対MK-2のときの実力差は、ハンブラビ対スーパーガンダムになってもそう変わらないはずです。増して今回、カツが抜けたら3:1です。程なく討たれることでしょう。

エマが討たれたらハンブラビ隊はラーディッシュ、そしてアーガマに迫ります。
ヤザン1機相手でも沈められたラーディッシュは言うに及ばず、このときのアーガマも、守っているのはクワトロとファだけでした。クワトロはキリマンジャロ上空戦で、ヤザンとの1:1で押されています。
クワトロの腕でも、ハンブラビ隊相手には分が悪いです。
そうでなくとも敵が迫っていて、防御が大変な様子が描かれています。


つまり、カツは引いても後がない。それどころか味方が芋蔓式に崩壊する可能性もある。
本人もまさか凡ミスでくたばるとは思ってなかっただろうけど、コクピットだけでもとにかく戦う、というあの判断はあの局面においては唯一の正解だったのではないでしょうか?

では、カツの死は何と交換されたのか?
「チームとしてのヤザン隊」です。
カツの攻撃がきっかけで、エマがラムサスを削っています。
このあとカツは調子に乗ってカツってしまいますが、そのためにヤザンの注意が約40秒カツに向き、エマのマークが外れます。そして態勢を立て直すのに更に75秒程度を要しています。
(このあと、エマのロングライフルがダンケルを殺しています。)

つまり、カツの介入でハンブラビ隊が「チーム」ではなくなり、「ただの強い2人」になっています。
カツ1人に対して、ヤザン隊の機能喪失。
エウーゴがカツカツだということを踏まえた上でもなお、ペイできた交換なのではないでしょうか?



o0200015010559642270.jpg

直後に彼は岩に激突する。ちゃんと前を見て運転しましょうね、という教訓を得るのは容易い。
が、彼が後ろを見ていたことは、ヤザンから2分弱の時間を奪った。





余談ですが、このあとラーディッシュが「暴走」してまでエマを守ったことにより、カミーユがレコアに討たれずシロッコに迫れています。
でなければ、彼はヤザン&レコア&シロッコの3人を相手にすることになっていたはずです。
この3人がかりであれば、いくらカミーユでも討たれていた可能性が高いです。
また、このラーディッシュの特攻がジェリドがみすみす脱落したきっかけにもなっています。
下手をすれば、カミーユは4:1を強いられかねなかったことになる。


つまり
カツと引き換えにヤザンから「隊」が削られ、
ラーディッシュと引き換えにジェリド・ヤザン・レコアが削られ
ているのです。


彼らの犠牲で、圧倒的劣勢だったエウーゴの前に一筋の道がこじ開けられます。
ハマーンとシロッコの、むき出しの心臓部への道です。
カミーユとクワトロはその道を駆け抜け、シロッコを屠り、ハマーンの力の源泉であった子飼いの兵の大半を削りました。


カツが状況を読んでいたかは微妙です。たぶん、いつものアイツのうざさの副産物かもしれない。
もちろん、作り手も深く意図してはいないでしょう(なんとなく作れてしまう力量と経験はあったと思います)。

でも。

彼は最後にちゃんと自分の役目を果たし、散って行ったのではないでしょうか?




【オマケ】
カツはパイロットとしてよりセンサーとしての方が優秀です。
後のシリーズでもカツみたいな人が出てきます。
能力特性やチーム内での立ち位置だけを見ていると結構似ている。その人の方が強いですが。


その人とは・・・











ぷる_convert_20120801135329



うん、見た目と可愛げって凄く大事だね。


お後がよろしいようで。



【皆様へお願い】
最後までお読み下さってありがとうございました。
この記事を読まれて少しでも共感するところがあったら、お手数ですがイイネやランキングへの投票などのフィードバックをお願いします。
皆様のご支援が、次回以降にご提供できる記事の質の向上に直結します。


にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

category: Zガンダム、ガンダムZZ

thread: 機動戦士ガンダムシリーズ

janre: アニメ・コミック

tb: 0   cm: 2

コメント

AGE42'から失礼します。

私もカツは無駄死にではなかったと思います。
個人の価値観として色々あるのですが、ここはそれを語る場所ではないので理論武装で書きます。

カツ・コバヤシはレギュラー(?)である
カツはパイロットとしては優秀ではありません。NTらしいですが、特に語られていません。
アムロを復帰させるだけなら、ララァとかマチルダさんに似たゲストキャラがいればいいんです。
だが、わざわざ1stからカツを引っ張ってきた。アーガマに乗せた。Gディフェンサーのパイロットになった。
それは理由がなければしないはずです。

カツ・コバヤシは友達(?)が多い
カツは等身大のアムロ・レイとカミーユ・ビダンを知る人物です。
ブライトは立場ある人物なので、等身大のカミーユを知っているとは思えません。
この役割もカイ・シデンやフラウ・ボゥで可能だったはずです。

以上の点からカツ・コバヤシという人物には代替できない役割があったと考えます。それは何か?
「カミーユ、クワトロという超人以外の戦争を描く」です。
カミーユは超強いです。グラサン大尉も調子悪いですがやっぱ強いです。
が、それ以外のエゥーゴは大したことありません。特にMSはAGEフリット編の連邦とヴェイガンの差ぐらいあると思います。
それを覆すには強いも弱い関係なく、死に物狂いで頑張る必要がある。
だからカツはGディフェンサーの頭だけで戦った。
「時代は一握りの天才が動かしているのだ」――これは作中で否定されました。
ならば「戦争は一部のエースだけで決まるんじゃない」――アリなハズです。
そして彼は形には残らないけれど戦果を上げた。その戦果はさわKさんの記事通りと思うので割愛させて頂きます。

>カツのうざさの副産物
ヤザン達からすれば正に「チョロチョロとウザい奴」だったでしょうねw

>エゥーゴがカツカツだという~
量産型カツ、だとwww

カツはちゃんと輝いていたんだ……! プルプルプルプルー

往くのみ #- | URL
2012/08/01 21:24 | edit

Re: タイトルなし

遅くなりました。カツ擁護派に会えて嬉しいです。
俺独りじゃないと言うのがちょっとだけ残念ですwww

改めて振り返ると、Zは迷走というか、見事に少年の視点が欠けちゃってるなと感じます。
ご指摘で思い出したのが、カツとファが一緒に自習室に入れられるシーン。
普通の人っぽいことやってたのは、あのくらいなのかなと。
Z大好きだった筈なのですが、いまだに良くわかりません。

1stはうろ覚えで、あるブログで「カミーユは本来カツが手にする筈だったものを全部持っていった」見たいなことを見た覚えがあります。いわく、1stのときのNTが成長した少年として期待され、ハヤトとフラウに育てられ、アムロとシャア双方に特別扱いされる、鳴り物入りのサラブレッド。
ところがカミーユというホンモノのスーパーマンがいて、屈折しちゃったのがカツ、という意見。
なので、カツが普通の人代表なのか?は結構疑問です。
ただ、グリプス・アクシズ戦争を通じて、一年戦争で生まれた次世代の能力者たちの戦い、という側面があるので、その意味では「普通」目線に近いかな、とは思います。

振り返っても、あの世代は「フツー」が浮かばないです。強いて言うならコウとかキース?
逆に言うと、カイ、フラウ、ハヤトあたりがもうふるい落とされてしまうのが、あの時代なのかなと。

さわK #- | URL
2012/08/21 01:18 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://chiqfudoki.blog.fc2.com/tb.php/160-d4dc081e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

アクセスカウンター

オススメ

▲ Pagetop

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。