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ガンダムAGE感想 38:逃亡者キオ(37:ヴェイガンの世界)  

ながらくの不在、ご心配をおかけいたしました。
書けないだけのテンパってた事情がありましたが、ぼちぼち復帰・・・

とか言いかけたんですが

なんなんですか今回!?
なんなんですかこのガンダム!?


最初から何度も泣きそうになりました。この38話は凄い。
37話から2話連続の「火星編」。今回と併せてガンダムレギルス誕生神話でもあります。

こうやって感想を書ける環境があり、感動があり、待っていて下さる方々がいる。
じゃあ思いっきり頑張ろう、って思える、素晴らしいエピソードでした。


ヴェイガンの首都・セカンドムーンに囚われたキオに、イゼルカントはAGEデバイスの生体情報の提供を求めます。
キオが代償に求めたのは、前回知り合った市井の少女・ルウを延命する薬でした。
小康を得たルウと束の間の幸せを楽しむキオ。
その幸せが終わるころ、アセムがキオ救出のために乗り込んできます。
いっぽうヴェイガンは、キオとAGE-3から得た情報を元に独自のガンダム・レギルスを完成させます。

今回はとんでもない神回でした。
私はまどマギのほむら編に匹敵する重みを感じています。いや、もっとかもしれない。


いよいよAGEの真髄に迫る火星編。37話と併せて書いていきます。



38話を見てから37話を見返し、火星編はこの2話でワンセットなのだと再確認しました。
アスノのサラブレッド・キオと、この戦争の全ての絵を描いた火星のボス・イゼルカントの出会いは、まさに邂逅と言うべき出会いでした。

両者の接触により、2つの大きな変化が起きます。

ひとつが、イゼルカントの投げた問いにキオが答えを出し、双方が大きなショックを受けたこと。
もうひとつが、その答えの結果ガンダムの情報がヴェイガン側に流れ、ヴェイガンのガンダム、ガンダムレギルスが生まれたこと。

どちらも決定的な変化です。




いや、このガンダムは凄いです。
私にとっては、今までに「ガンダム」の名を冠した作品の中で一番です。
いままではZZだったのですが、今回でAGEがぶっちぎった感があります。



AGEがなんで3世代の物語なのか?なんで歴史ものなのか?
今までの物語にどのような意味があったのか?そして、
AGEが何を伝えたい物語なのか?
先週イゼルカントが「ヴェイガンは人間として生きたい。それだけなのだ」といった意味は?

全部、今回に収束します。
今までの話の積み重ねは、まずは今回のためにあったと言っていい。


今回の意味、それは

イゼルカントの37話での問い「ヴェイガンの尊厳にどういう値をつけるか?」に対して
キオが「アスノの歴史」を対価として提示したこと


です。

今回キオがポーンと思い切り良く差し出した、あの決断の重さのために今までの数ヶ月がありました。
数ヶ月見てきているから、アスノの歴史の重さを私たちは知っています。
キオがその重さを理解しうる人間であることも、私たちは知っています。
いろいろな無念、工夫、多くの人の生き様の積み重ね、理解したうえでの、キオの選択です。
フリットがアスノの集大成として育てた人間が選択するから、この選択には大きな意味があります。

一方のイゼルカントも、このキオの選択の重さをほぼ正確に理解してちゃんと受け止める人間です(だから子供向けなのですが)。

だからこそ、
キオの今回の決断により、アスノとヴェイガンの「希望」がキオという同一の一点に収束することになります。

だから今回は神回です。いや、そんな陳腐な言葉じゃ言い足りない。
今回がAGEの真骨頂です。



以下、ざっと見ていきます。




まずレギルス。いわゆる「ヴェイガンダム」です。
ガンダム対ガンダムの構図は数あれど、レギルスは格別です。
レギルス設計のために必要なAGE-3のデータを得るに当たり、イゼルカントはキオに脅迫は行ってません。
イゼルカントは頼もうとしただけです。頼み切る前に交渉をしたのはキオからでした。

つまり、ガンダムの情報はキオの自発的な意思で、対話によって平和裏にイゼルカントに伝えられているのです。
伝えるとどうなるのか、キオもある程度は理解していたと思います。

でも、キオは家宝の、命にも等しい(命より重いかもしれない)ガンダムの情報より、敵であるヴェイガンの命を選びました。
命ですらない。わずかな残り時間を買い取っただけです。

その時間で、キオは何をしたか?
イゼルカントが前回キオに一番伝えたかった「ヴェイガンは人として生きることを渇望しているだけだ」への答え、「人としての幸せな生」をルウに届けました。

そして、情報提供のときにキオがイゼルカントに言った言葉は「ありがとう、イゼルカントさん」です。


今回序盤の一連のこのやり取りだけで、私はもうやられちゃいました。
このレギルス誕生エピソードは、とてもとても素敵なものだと思うのです。

アスノのガンダムは「人類を守る救世主を作りたい」という悲願の結晶です。
その思いが世代を超えて受け継がれてきている。

これに対し、レギルスは敵同士が対話し、命の意味を作り出した結果、つまりイゼルカントの思いが(結果的にせよ)ちゃんとキオに届き、わかりあった結果として生まれた機体です。


世代を越えた、時空を縦につなぐ願いを背負うAGEシリーズに対し、敵味方の壁を越え時空を横に繋ぐ希望から生まれたレギルス。
たったの2話で、「人類に対する希望」として、相対するガンダムの背負うものが釣り合っちゃいました。


そういうレギルスだから、ガンダム対ガンダムという一種定番の構図も、全く新しい意味を持ちます。


言い換えると、アセム編までの重さを背負ったAGEシリーズに対し、「アスノの人間がその重さをあっさり捨ててみせる行為の重さ」を背負っているのがレギルスです。
レギルスのパイロットはイゼルカントとのこと。視聴者の私たちと同じように、キオが今回捨てて(その代償で作って)見せたものの重さを劇中の誰よりも理解している人間です。

というか、ここまでの誕生プロセスを見てくると、いずれゼハートが乗るにしても、まずイゼルカントがレギルスに乗らないと始まりません。

AGEのテーマのひとつに「ガンダムのお約束の構図の再定義」がありますが、こうきたか。
今回を見てレギルスのプラモを買いたくなりました。
これだけの意味を背負ったガンダムはもう、魂に訴えるかっこよさがあります。



そして、レギルス誕生のきっかけになった「キオの答え」。
37話はヴェイガンの人間たちがキオに色々な問いを投げる「出題編」。
これに対し38話がキオの「回答編」という対応関係にあります。

そのキオの答え、コレは秀逸です。何度見ても泣けます。
38話の全編を通じ、キオの行動原理は「ルウに薬を届ける」が最優先になっています。
なぜそれをするのか?少なくとも男女の感情ではありません。
ルウは頬を染めていますが、キオは37話38話を通じてそういう描写がないのです。


では何故か?

これは「助けられる命があったら体を張って助ける」という、アスノ家に伝わる正義感だと思われます。
フリットも思わず体が動いてしまう少年でした。アセムもしかり。キオにしても、頭で考える前に体が動いてしまうから、キックボードで子供たちを助けたり(29話)、フリットを助けに舞い戻ったり(36話)してしまっています。

ゼハートを見る限り、この正義感はイゼルカントとゼハートも持っているはずです。
ポイントは「助けられる命」の対象がヴェイガンであってもキオが頓着していない、ということ。

今回ガンダムの機密と火星人の命を天秤にかけていますが、ここで後者を選べてしまうのは、やはりアセムやフリットではなくキオだから、だと思われます。

レギルスとAGEシリーズのタテヨコの因縁対決とあわせ、なぜ3世代引っ張ってきたのかの答えのひとつだと、私は考えています。


今回のこのキオの決断は、更に二つの意味を持ちます。
ひとつが、ユリンの死で止まっていたフリットの時間を動かしうる可能性を秘めていること。
同様に、ロミを失ったことで始まったイゼルカント夫婦の戦争に対する救いにもなっていること。


今回のルウとのエピソードでは挿入歌「君といた日々」が流れました。
少年と女の子のキャッキャウフフ、といえば真っ先に思い浮かぶのは11話のミンスリーの再会。
挿入歌、女の子、とくると思い浮かぶのは上記の11話と14話のユリンの死

ではユリンはどう死んでいったか?
ヴェイガンに脅され無理やりMSに乗せられ、死を覚悟の上で、それでもフリットに一目会いたくて命を燃やす。
でも最後に「もっと生きたい」と言う自分の本音に気づいて「生きるのは難しいね」と言って死んでいく。

こうしてみると、ユリンとルウと、おかれた状況に共通点があります。
・残り時間が限られている(長さも恐らく大体同じ)。
・死は覚悟の上
・死ぬまでのココロを主人公と共有
・命を燃やしきって死ぬ
・ヴェイガン側の人間として死んでいっている
・結果が死別

では、両者の明暗はどこで分かれたのか?
死ぬまでに切られた制限時間の中で「生きた意味」の実感を得られたかどうか、です。
ユリンのときはフリットはどうしようもなかったけど、ルウに対して、キオは「生きた意味を作る」ための働きかけをしています。

この点、ルウの細かい素性や、生きたか死んだかという結果はあまり重要ではなく、キオがヴェイガンの人間の「人としての幸せ」にガンダム以上の値段をつけ、実際に幸せにして見せたことが今回のキモです。
たとえルウとディーンがイゼルカントの仕込んだサクラだったとしても、特に大勢に影響はありません(実際違うようですが)。

フリットがユリンと得るはずだった幸せは、最悪の形でヴェイガンにぶち壊されました。
でも、似たような形から、キオが別の形で幸せを作っています。死別という結果は同じなのに。

今にして思うと、14話で「命は玩具じゃないんだぞ!」といってフリットが切れたことも伏線になっていますね。
「玩具にされた命」に対して、今回の「意味を得た命」。
フリットの戦う理由に、今回のキオの行動は十分に対抗できます。
これは「フリットの戦争」を終わらせる大きな力になるのではないでしょうか。



イゼルカント夫婦については、キオがイゼルカントの死んだ息子ロミにそっくりであること、キオが地球側の切り札ともいうべき戦士であることが生きてきます。

ロミがルウに薬を届けて希望を作っても、ただの慈善事業です。
敵兵であるキオが、イゼルカントが投げた「私たちは人として生きたいだけだ」という問いに120点の答えを出すから意味がある。
ロミを失ったことで、その原因なり悲しみなりに対してイゼルカントは戦争を決意したと思われます。
でも、ロミと同じ外見のキオがロミの先を行く答えを出して見せた。
これで、イゼルカントが生きて成すべき目的は半減したのではないでしょうか?


聡明なイゼルカントのこと、キオの中に流れる正義感が自分たちのものとそう変わらないことに気づいているはずです。
今回で、キオはイゼルカント(夫婦)にとっても本当の意味での「希望」になったはずです。

つまり、キオとルウの出会いにより、フリットの戦争もイゼルカントの戦争も同時に過去に押し流されうることになります。
同時に、アスノとヴェイガンの希望が重なる余地が出てきました。
いまや、キオの存在は地球と火星、どちらのサイドにとっても未来への希望になるだけの強力な理由をもっています。


また、37話を振り返ると、イゼルカントやディーンがキオに投げかけた問いや地球種への不満の全てに、38話のキオが答えていることがわかります。

3sha3you_convert_20120702050451.jpg


このシーンなんか象徴的ですよね。
イゼルカントの言葉の意味をキオが肌で感じています。

だから、脱出の切所でも最優先でルウに薬を届けにいく。


キオを送る_convert_20120702050543


そういうキオの事情をディーンもある程度察したのでしょう。見送る目に憎しみがありません。




この結果を受けて「不殺」が始まるのは、私も納得がいく流れです。
AGE-3がデファースを持ち上げられる位のパワーを持っているMS、という設定が効いています。

そして、今までの「火星を象徴する赤」「地球の象徴としての青」という色彩の対立が、今回初めて混じりました。
ルウがキオと「一緒にいきたかった地球」には紫の花が咲き乱れています。(北海道もこれからラベンダーの時期です)

新たなエデン_convert_20120702050615


火星にきたキオは、結果的に「ヴェイガンたちが一番聞いてほしかった声」を全て受け止め、受け入れました。
火星と地球が交じり合う紫の未来が示された後で、文化交流のもうひとつの落とし子・レギルスが姿を現します。
このように、満を持しての火星編は、AGEの今までの展開が全部計算されて作られていたことを裏付けるかのような素晴らしい展開でした。

火星での文明の衝突を一言で言うと

キオが、
ヴェイガンの求める"人としての幸せ" > アスノ一族が大切に守り育ててきたもの 
という判断をした


となります。

その結果としてキオは恐らく不殺を心がけるようになり、イゼルカントの手元にはガンダムレギルスがもたらされました。

二つの等価な意味を背負うガンダムの対決。
人は、分かり合うことができるのか?
AGEもいよいよ最終局面、今後がますます楽しみです。
私たちは、とんでもない神話の誕生に立ち会っているのかもしれません。




【このほか、小ネタなど】
AGEシリーズで挿入歌が使われたのは今回で4回目。
いずれも、各世代の主人公にとって「人生で最も輝いていた、誰かと共有していたかけがえのない時間」のときに流れている。アセムとゼハートがこれからどう絡んでくるか。


キオとの出会い、「ようこそヴェイガンへ」「地球の代表として見届けてもらう」、などのセリフに垣間見られるように、イゼルカント側はガンダムに乗る者の素性をある程度見定めた上で招待している。ザナルドがキオをブリッジに上げているのもそのためか。恐らくはガンダム捕獲計画の段階からある程度企図されていたのであろう。
さすがに顔がロミと同じだというのは捕えた後に知ったのだろうが。


ジャンクの丘はセカンドムーンのどん詰まりにあった。つまりキオは文字通り火星圏の果てまで来たことになる。
この戦争の戦域は火星から地球までとても広域にわたるが、端から端までいった最初の人間はキオなのではないか。


38話でのセカンドムーンの守りは妙に薄く、MSも旧式機が多かった。37話ラストでの攻勢命令により艦隊が出払っているのだろうか。また、レギルスの出現ポイントや官邸の守りが少なかったことから考えると、本国周りの部隊も官邸側には主力がいなかったのかもしれない。



ザナルドの筋肉は地味に凄い。
このポーズが妙にサマになっていて笑えた。

ザナルド_convert_20120702123526




「子供だからと馬鹿にせず真摯に話をする年長者」という点で、グルーデックとイゼルカントは共通する。
37話で、キオに「下から」話しかけたシーンにはしびれた。イゼルカントにあれをさせただけでもAGEは素晴らしい。
逆に言えばAGEの今までの物語は今回のキオの答えに収束するから、あの答えに釣り合う重さの問い、となるとあの姿勢じゃないといけない、という解にもなる。


色という点でキオの服装も深い。
地球の「青」をまとい続けたアセムに対し、ディーヴァの中でのキオの私服は「白と赤」。セカンドムーンでのキオの私服は「白と青」。ルウの背負う色は勿論、火星の「赤」。
面白いのはイゼルカント夫婦が「赤」ではなく「紫」をまとっている事。さて今後どうなるか。


火星の公用語は英語。


今回ルウがキオの手を握っており、ディーンがキオの肩に手を添えている。レギルスを見たとき、キオは兄妹の手のぬくもりも思い出すのだろうか?
一方、イゼルカントにとってのレギルスは、一番伝えたかったものの対価として「ありがとう」と共に託されたガンダム。
ここまで肯定的な意味を背負わされた敵のガンダムは初めてなのではないか?


挿入歌のシーン。ディーンが御代を払わずに飛び出しかけたのは「馬鹿!ルゥ!走るな!」とでも言うためか。
ルウの死因も恐らく「無理してはしゃいだから」だが、「はしゃぐことができる一瞬」の価値をディーンは今回のセリフで肯定している。



同様に、今回前半に「また明日ね、ルウ」という就寝時のセリフをわざわざキオに言わせている。
キオが全てを擲って買い取ったのは、この一言が言える状況そのものだ。



いっぽうイゼルカントも、キオに変な打算がなく本気で、自分の言っていることの意味を理解した上で言っていることを見定めてからキオとの交渉に応じている。
なお、今回イゼルカントが渡した薬は37話でイゼルカントが飲んでいた薬と同じ。
つまりキオを騙したりせず、ちゃんと最高級の薬を渡すという形でキオに向き合っている。



今回のやり取りは前回の

イゼルカント_convert_20120702123821

「地球種の生きる意味、生きる意志、生きる価値は何か?」の流れの続きとして一気に見てくると感動が増す。


父が長らく不在だったキオだからこそ、子供をなくしたイゼルカントになんとなく思うところがあったのかもしれない。これは「なぜアセムではなくキオの世代でのイゼルカントとの接触なのか」の有力な根拠になりそう。
また、「仮の父子」を想起させる関係だったイゼルカントとキオの間に本当の父のアセムが乱入し、本物の父子になってセカンドムーンを出て行くという構図になっている。


キオが生体情報を提供するシーンではイゼルカントとキオの双方に飲み物が出されている。
キオは口すらつけず、薬をもらったらすぐに飛び出していく。一方のイゼルカントには飲むシーンがあった。本来急ぐべきはイゼルカントの方なのに。こういうささやかな演出も今回の見所。


ルウが描いた駅も戦場になっている。でもこの景色は破壊されていない。
フリット編、アセム編、キオ編通じてヴェイガンが襲ってくるときは故郷がボコボコにされるときである。
今回の戦闘で初めて、人の息づく大地や人の命を尊重して戦闘が行われた。
この小さな変化は、今後何をもたらすのか?




ということで、ぼちぼち復活します。
いろいろご心配をおかけいたしました。
心配かけた分、これからも良い記事、良い解析を残していけるよう、今まで以上に頑張ります。
よろしければ、改めてよろしくお願いいたします。



【皆様へお願い】
最後までお読み下さってありがとうございました。
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コメント

首を長く今回の感想をお待ちしてましたw 私にはもう毎回叩きまくりのブログよりこちらの方が楽しみになっております。無理はなさらずに、でも感慨深くなる書き込みお願いします。

構成の矛盾はもう抜きにして(脚本に愛想ついたのでw)37~38話で始めてベイガンの民の生き様が放送されました。もっとも印象に残ったのがジャンクの丘のシーンでした。ルウはとてもきれいですばらしい眺め・・・キオとルウの景色を眺める顔が対象的でしたね。そして視聴者に写しだされる風景・・・・・地上の緑もなく海の青もなく・・・私が見たその風景は多分キオと同じ感想だったと思います。今回のキオの体験って今後にすごい影響を与えると思います。同調してくれるのはアセム異論を唱えるのはフリッド・・・そんな展開が予想されました。

脚本家が以前フリッドの正義はある意味間違った正義といってましたがそれが今後どういう展開になりどういう結末を迎えるのか目が離せなくなりました。

あ~脚本家変えて オリジンみたいに再編集すれば 最高のガンダムシリーズになり得た作品でしたね残念です・・・・

長文失礼いたしました。

うら #- | URL
2012/07/02 20:23 | edit

どうもはじめまして。
AGEに対する様々な方の感想を眺めていてこちらに辿り着きました。

AGEに対する深い考察恐れ入りました。本当に目から鱗が落ちる様な思いです。

前回から続くヴェイガンの実情を語るストーリー。個人的に一番面白いと思ったのはイゼルカントのキオへの接し方でした。

前回イゼルカントが夜の官邸でキオと会話した際に膝を折り、目線を合わせていたのが印象的でした。
ああいう仕草は幼少のゼハートと会話する際にはしていなかったので、それだけでもキオはイゼルカントにとって特別であり対等な存在と理解出来ました。またあの目線を合わせると言うのは、大人が子供に威圧感を与えず言葉を交わせる最適な行動でもあるそうです。
他作品では00でマリナ・イスマイールが子供と会話するときに良くしていましたね。

またキオに選択の自由を常に与えていたのも印象的でした。あの辺りはキオの幼少から有無を言わさず、戦闘教育を行ってきたフリットと対になる演出だったのかなと思います。

最後にヴェイガンのガンダムレギルス。
私にはあの姿がフリットが幼い頃に見た「救世主ガンダム」の肖像に見えて仕方ありません。
ヴェイガンの技術と、アスノ家の技術であるAGEシリーズが融合した結果、元来の救世主とより似た姿になるというデザインには感心しています。
仰る通りレギルスはヴェイガンにとっての「救世主」でもあるのかもしれませんね。
次回は地球で生まれた救世主と、火星で生まれた救世主の戦いになる模様で放送が楽しみです。

狐狸喜 #GMs.CvUw | URL
2012/07/04 19:19 | edit

お疲れ様です。
いつものように深い考察、お見事です。

ヴェイガン編は物語の重要な転換点であり、良い出来であったと思います。
今まで言われるがままに敵を倒してきたキオが何を考えて戦っていくのか目が離せなくなりましたね。

今までの話を顧みて感じたのは、ガンダムに限らず長期にわたるストーリーに触れたことがない子供にとっては、AGEは入門編としてそれなりの役割は果たせるのではないかということです。
ただ私のように過去に多くの作品を経験した人間にとっては、粗が気になって素直に楽しめない部分もあるかもしれません。
惜しむらくは本来ターゲットにしたはずの年代の子供たちの取り込みが上手くいかなかったことでしょうか。
もう少し制作側が序盤をいかにcatchyにするかに腐心してくれていたらと思うと残念でなりません。

次回いよいよレギルスが登場し、戦闘シーンに期待が持てそうです。
AGEも終盤に差し掛かり結末に向けてどのように盛り上げてくれるのか楽しみです。

KEI #- | URL
2012/07/04 23:09 | edit

34話から久しぶりになりましたが、いつもながらの深い考察乙です。
服の色とかスゲェ!

キオの「ありがとう、イゼルカントさん」の件は私も「おおっ」となりました。本人も驚いていましたね。

前回からイゼルカントはキオを捕虜ではなく客人として扱い、さらに何も知らない子供ではなく対等な人間として接している。
さらに自分たちの境遇を突き付けるのではなくキオ自身に分かってもらう。
こういった点からイゼルカントはキオを捕えた理由が「ヴェイガンを知ってもらうため」ということに偽りはなく、また、平和的解決を否定しているのではないと思います。

ジャンクの丘でのそれぞれの表情は確かに深かったですね。ディーンとルゥが「キレイ」と感じる横でキオは「……」という感じだった。しかしキオはここでは何も言っていない。
前回でもディーンの「親しくなると死ぬのがつらくなる」に強く反論はしていない。
他人の機微に疎かった(と思われる)キオが、シャナルアの死や火星圏の現実を通して相手の気持ちや意見を受け止め、そして自分の中で考えるということをするようになっている。つまりは人間的に成長している。
アセムも物語の中で自身を確立するまで大きく成長しました。
でもフリットは……?
この辺はさわKさんの述べる「AGEらしさ」の表れと思っています。

町・MS・人間に(見た感じ)一切被害が出ていないのはAGEでは初。
アッシュの望みがヴェイガン殲滅ではないと分かって安心安心w
キオは書かれている通り今回のことがキッカケ、だとフリットとのやり取りにも変化があるかも。少なくとも指示はされていないし。

長文失礼しました。再来週ぐらいでのOP変更を期待しつつ。ノシ
※名前つけました

往くのみ #- | URL
2012/07/05 15:10 | edit

>>うら様
お待たせいたしました。
いつも書き込みありがとうございます。

いいなと思ったものが伝わるのが、とても嬉しいです。
苦衷を訴える言葉より、ディーンとルウが「あんな光景」に本気で目を輝かせている方がよほどショッキングですよね。
そのつもりで振り返ってみると、ノーラ、トルディア、オリバーノーツ、いずれも自然が豊かな場所として描かれています。

この話はこれから盛り上がっていくと思います。
フリットの正義は確かに間違っています。でも、彼にはこれからチャンスがあります。
後味の良いエンドになるはずです。ヒントは14話。


>>狐狸喜様
折角素敵なご指摘をいただいたのに返信遅くなり申し訳ありません。


AGEはコミュニケーションを大事にしている作品だと感じます。
ことさらに派手ではないのですが、子供が(大人も)されると嬉しいコミュニケーションを大事にしている印象。

「選択の自由」は地味に重要なポイントのように思います。
これはフリットもですが、子供に嫌な抑圧をする大人がいません。頑迷な大人はいるけど、子供をいじめる大人がいない。
AGEという物語は、底にポジティブな人間観があるように思います。だから子供向けなのだとも思います。


レギルスのデザイン!これ、もうご存知かもですが、いまだから見返す第一話
http://togetter.com/li/337172

で同じことを書いてました。折角ここで先にご指摘いただいていたのにぜんっぜん繋がってませんでした。
引用しておけばよかったです。申し訳ありません。
https://twitter.com/chiqfudoki/status/223322302153097216/photo/1/large

新OP、今後の布石といよいよ楽しみですね。
今後も懲りずにまた遊びに来ていただければと思います。よろしくお願いいたします。


>>KEI様
いつもありがとうございます。
返信書く前に本編でアツい答えが来ちゃいましたね。
逆に、ここからは解答編として一気に突っ走っていくと思います。

AGEは「今から見ると」ガンダムの入門編として万人に紹介しやすい作品だと感じます。
仰る通り、1話から見て、というのは難しいですよね。
1話がわかりやすく盛り上がるわけではない。ファーデーンでもちょっとだれる。
テーマとか作品の中で肯定されているものは子供向けなのですが^^;


ずっと見てきて「読解」に耐える良作だと強く感じています。国語の長文を読むのと同じ感覚で見られる。
中学生にアガサ・クリスティの推理小説を読ませる感覚の作品、と言ったところでしょうか。
あの新OPの感動は継続のご褒美にもなるはずなので、難しいところ。


お待たせ申し訳ありませんでした。
今後ともよろしくお願いいたします。


>>往くのみ様
遅くなり申し訳ありません。改めて、よろしくお願いいたします。

AGEは考察ではなく、読み解く作業をしている感覚です。
作る側が仕込んだ形跡を見ていくと「ああそうだよね」って意味が通る。クサいところに大体仕掛けがあって、見つけるのがとても楽しいです。逆に言うと、そういう疑問に大体答えてくれる安心感があります。(テーマに沿ってないところは弱いですがw)

ご指摘を振り返ってみると、キオのズレてる部分、色々出てきました。一見まともそうなのに実は天才肌でちょっと変人。
これは面白いです。その辺も注目して今後見てみます。

3世代の解答は・・・これはいいものが来ますよ。

さわK #- | URL
2012/07/19 14:07 | edit

お邪魔します。
気になった回の感想記事を遡っていろいろ拝読させていただいていたり。

こちらの記事を読んで、また少し思い当たる事がありました。
ダークハウンドが装備している槍状の武器は、モデルになったであろう
クロスボーンガンダムX2も持っていた装備ですが、
元をただせば『ガンダムF91』のクロスボーンバンガード軍MSが持っていた
ショットランサーです。

ショットランサーはビームシールドに対抗する武器ですが、同時に、
「コロニー内戦闘でMSを爆発させないため=極力市民に犠牲を出さないため」の
装備であるとも言われています。

『逃亡者キオ』で、火星の町が過去の地球での戦場のように破壊されてないのは、
アセムをはじめとする海賊軍がそのような戦闘を心掛けたからでしょう。


アセムが可能なかぎりそのような戦闘を心掛けていると同時に、
アセムの乗るダークハウンドの装備にもちゃんと対応した意味があるんだなと。
過去のガンダムシリーズをよく咀嚼した上で、よく考えられた材料の配置を
AGEのスタッフは行っている気がします。

(ついでに言えば、この回のアセムが派手な撃墜を避けるのは、のちに
 キオが決意する不殺とは少し質の違うもので、どちらかというと
 23話での「市民を巻き込む戦闘は良くない」というアセムの倫理観に
 関連するのかな、とも思います。
 この辺の描き分けも地味だけど徹底してるよなぁ、とか)

そういう符合や工夫が多いので、AGEを見つつ過去ガンダムの要素を探したり
意味を探ったりする作業が非常に楽しくてw

さわkさんの記事も、見逃していた要素をいろいろ教えてもらえるので
非常に楽しく拝読しております。
今後も是非がんばってくださいまし。

zsphere #- | URL
2012/08/08 02:50 | edit

Re: タイトルなし

いらっしゃいませ。強豪の参戦にお役ごめんになるのではと内心びくびくしています。
慌ててGやら初代やらを見始めましたよ・・・汗

ショットランサーはそういう由来だったのですね。言われてみると、確かに海賊連中もクロボンの人らも考えそうな思想です。ZsphereさまのTwitterでのご指摘とあわせると、「物語に盛り込みたい要素」と「ガンダムで今まで出てきた要素」のすり合わせはかなり頑張ってますね。全部アイデア書き出してブレストを行った印象。
ご指摘拝見していると、自分のガンダム基礎学力の少なさを痛感します。そこそこ自信はあるのですが、そろそろ危なくなってきました。

労働集約で頑張っていこうと思います。今後もお付き合いいただければと思います。
コメントありがとうございました。

さわK #- | URL
2012/08/21 02:23 | edit

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