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まどかマギカ感想 12:私の、最高の友達  

ほむら編の3話は情報量が多く、書きたい思い入れも多すぎ、書き辛いです。
最終回も「いまさら・・・」なので、文字通りの「今回見た」感想を書きなぐってみます。

いずれ再度徹底解析します。



最近引っかかり続けていることが、杏子さやか編は何のためにあったのか?という問題です。
現在の仮説は、
1:まどかほむら編と似て非なるものとして配置
2:ほむらに気持ちをシンクロさせやすくするため
というものです。
これを踏まえて冒頭のほむらとまどかのやりとりを見てみると、ポイントが2つあります。

・身体接触があること。
杏子さやか編では、杏子は結局さやかに触れていません。
これに対し、まどかとほむらは「ハグ」「手を取る」(11話)「顔を抱き寄せる」(12話)の形で、直接接触が合計3回あります。
この、「働きかけた対象がどういうフィードバックを返しているか」は、ほむらとさやかの明暗を分けているひとつのポイントになっています。

関連して、

・ほむらの情報を相当正確にまどかが理解していること。
これは大きいです。
今回「ずっとほむらちゃんに守られて望まれてきたから」とまどかが言っています。
前回も書きましたが、これは凄いことです。

10話を見ている視聴者の私たちなら納得ですが、あれ?まどかはいつその情報得たの?という話です。
トチ狂って抱きついてきた変な凶暴女と敵性生物がそれぞれウワゴトを言っていただけで、まどかにしてみれば裏の取りようがない情報です。1話冒頭の夢オチを踏まえたとしても。
※あの夢オチを事実だと断定できるだけの証拠には、まどかは触れていません。


 
では、なぜほむらの気持ちはまどかに伝わったのか?


前回の、「まどかに抱きつく」というほむらの暴挙()はとてもとても重要な行為だったように思います。
対象に気持ちを伝えるという点では、さやかにも似たチャンスが何度かありました。
でも、さやかはその一歩を踏み出せませんでした。さやかの方がよほど自然に声をかけられる状況なのに。



両者のトリガーになったシーンを見返すと、結構明確な対比が意識されているのかなと思います。


さやかとほむら_convert_20120622024806




ワルプルギス戦について。
「ワルプルギスを個々の個体に強制分解する」とか「あのカタマリになる前に一人ずつ各個撃破する」というのは理屈では正しいけど、実行はほむらの能力をもってしても不可能な戦術でした。
逆に言えば、ほむらの背景と能力を知ったことが、まどかがあの解にたどり着いた重要なヒントになっています。
そういう願いが可能で、阻止手段もないことはキュゥべえが伝えてしまってるわけで・・・・


というか、どの時空に逃げても追いかけてくる矢とか、ホーミング能力が凶悪すぎです。
まどかの弓は普通の魔法少女の時点で必殺必中でした。それが「時空」という4次元方向に拡張されたというべきでしょうか。


宇宙の再合成のシーンについて。
今回、ほむらが手元の盾を確認しているカットが一瞬入っています。
可能ならあそこで時間を止めたかったわけです。
・・・盾があったとしても、彼女の操作できる時間の残量はどの道ゼロでしたが。


「ほむらちゃんのがんばりを全部知ったから」について。
まどかはほむらの「全て」をあの短時間で知り、ほむらにフィードバックしています。
もともと聡い子でしたが、アルティメットになって格段のパワーアップです。
最低でも5か月分の監視カメラのログと日記を全部さらうと考えればわかりやすいかも。


「いかないで!」について。
ほむらがこう叫ぶのは10話の1週目に続いて2回目。
まどかとの別離に始まった魔法少女ほむらの物語は、まどかとの別離で終わっています。


でも、それは本当に終わりなのでしょうか?
ほむらのアンチスレでは、ラストのまどかの声が「幻聴」だと断じられて、ほむらが糞味噌に貶められています。
小説版でそういう表記があった、とのこと(未確認)です。


ほむらはまどかと再会できるのか?あのエンドは何なのか?という問題については、私なりに答えがあります。
今回見て、答えが補強された印象でした。


以下は、「暁美ほむらの戦場」シリーズの最終回に「奇跡も魔法もあるんだよ」というタイトルで紹介しようとしていたものです。
これは、まどマギが救いがある話だったのか?という問いへの、私のひとつの答えでもあります。

※ただし、作り手はこの部分を明言していません。あくまで私の仮説です。


ほむらとまどかはどうなるのか?
再会します。その後は、きっとずっと一緒です。



根拠が3つあります。

1:ほむらが持っているイメージを、他の人間(まどか弟)も相当高い精度で共有している。

駅のさやか散華のシーンで「まどか・・・」とか言ってリボン握り締めて泣きそうだったのに、なんで次のシーンでは穏やかな笑顔になっているのだろう?というのが疑問でした。


リボほむ2-002



その間に起きたイベントは、まどか家族との出会いだけです。
ほむらがまどかとの一部始終、及び「前世」を記憶しているのはこの後のキュゥべえとの会話で明らかです。

つまり、「みんなが忘れているはずのまどかを、ほむらはちゃんと記憶している」という奇跡が起きています。
また、まどかの弟が感じ、描いて見せたまどかは、ほむらの知っているまどかそのものです。

まどかは「(誰かが覚えている程度には)奇跡があるかもしれない」と言っています。
まどか弟にまどかの鮮明なイメージがあるということは、まどかの言っていた奇跡がリップサービスやほむらの錯覚などではなく、実際に起きているものだという強力な証拠です。

そして、まどかは「奇跡があるから再会もできる」という旨のことをほむらに言っています。
あの河川敷でのやり取りで、ほむらはまどかが消えたわけでもほむらの妄想でもなく、実際にそばにいるのだということを確信できたのではないでしょうか?
そういう奇跡が起きるなら、まどかの言っていた後半分の「再会できる」という約束の実現性も、ぐっと説得力が増します。



2:改変後の世界で、魔法少女になった者が「魔法少女にならない」という形での分岐は提示されていない。
  また、そのときの願い事は改変前と同じだと考えられる。


改変後の世界でも、マミ、杏子、ほむらがいずれも魔法少女として戦っていました。
また、さやかもお願いキャンセルではなく、改変前と同じように上条の平癒を願っていたようです。
マミの場合、選択の余地がない状況で魔法少女になっていたのが改変前です。事故がなかった場合に魔法少女になっていたかは疑問です。

つまり、各人が魔法少女になる理由と、なるかならないかの運命は、どちらも、まどかのルール改変では変わらないものだと思われます。

ところで、ほむらの願いは「まどかとの出会いをやり直したい」「まどかを守る私になりたい」でした。
ほむらはまどかのことを覚えているので、結果的に出会いはやり直せています。

だとすれば、第二の願い「まどかを守る」も改変後世界の守護者という形に拡張され、生き続けているのではないでしょうか?

なお、ほむらはまどかの欠けた枠を埋める形で弓使いになり、願いもまどかの遺志を継ぎ「世界を守る」になった、とする説があります。前者はほぼ確実なのですが、後者は証拠がありません。ただ、ほむらはループから解放された時点で「まどかから解放された人生を歩む」もアリのはずです。遺志を継ぐ義理もないわけですから。

願いが願った側で簡単に変えられるものであるなら、まどかが救われこの世界から消える以上、まどかのない世界でほむらには別の人生を選ぶ自由がある、というのもアリなのではないでしょうか?

ということで、三番目の根拠が出てきます。


3:全てを見届けた後でも、まどかはほむらに「もういいんだよ。あなたの人生を生きて」とは言っていない。
 代わりに?再会を約束している。

  

ほむらがあの形の魔法少女として改変後世界に居座ったのは、まどかの意思もあるのではないか?という仮説です。はい、仮説です。

振り返ると、どの周回でもほむらの声はまどかに届いていました。
まどかのリアクションがほむらの望む形ではなかった場合がある、というだけで。

そして今次周回でも、まどかは魔法少女スケッチにちゃんとほむらの絵を描いています。
第一話アバンでも、まどかが振り向きかけたところで夢オチになります。

振り向いたあの顔は、どの時点のまどかのものだったのでしょうか?
10話の4週目でほむらが落下しながら見た、光の中のまどかの顔だったのでしょうか?
それとも、その後時間を飛ぼうとしたほむらを見送る、まどかの意識が残した残像だったのでしょうか?

本編中に明確な回答がないのでなんともいえません。

ポイントは一つです。ほむらのまどかへの気持ちは決して片思いではないこと。
まどかからも結構な量、ほむらに「私はあなたが大事なんだよ」コールを送っているように思います。

ほむらの武器が弓になったのは、リボン同様「まどかが託した」という側面もあるのではないでしょうか?
まどかはほむらの苦労を全部見ています。自分が概念になる以上、

「ほむらちゃんもういいよ。今までありがとう。
 これからはほむらちゃんだけの幸せを追いかけて。私ずっと見守っているから」

でも良かったはずです。

でも、そうは言っていません。
ということは、まどかにとってもほむらは換えのきかない同志だったのではないでしょうか?

だから、弓を託した。まどかの作った世界を守って戦い続ける運命を背負わせた。
もちろん、ほむらもそうあることを望んでいることを見越したからこそ、託しています。

鈍いほむらがこれをどこまで頭で理解しているかはわかりません。
でも、心の奥で通じ合うものがあったのではないでしょうか?

だからほむらは穏やかな笑顔で生き、戦っていける。そう思います。
実際、リボンつけてからのほむらは目に輝きが出て、ぐっときれいになっています。
いやまどかはずっとほむらの声にこたえ続けてたんだけど、ほむらがあまりにも鈍感だったから気づかなかったわけで。

なお、ここでもさやかとの対比があります。
世界改変をした「後」、まどかが「個別面談」をしたのはさやかとほむらの二人です。
(どこのブログだか忘れたけど)まどかはさやかを救いたいからあの願いにした、という意見がありました。これは私も同感です。
さやかが意を通したかった相手が上条、ほむらのソレがまどかであることを考えると、二人の結末はここでも好対照になっています。


では、まどかマギカとはなんだったのか?
ほむらが好きな人に勇気を出して告白して、相手にも大事に思われていることを確認し、生きる意味を得る話
なのではないでしょうか?

※まどかの場合は、ほむらのことを大事に思っていることを再三伝えています。

10話冒頭の、一人ぼっちで生きる意味がなかった世界に比べると大進歩です。
また、本編の殆どの時間での「独りよがりの戦い」からも大進歩です。


言い換えると、内気な少女ほむらが何を犠牲にしても取り返したかった「魔法少女部での幸せな時間」から「卒業」し、より進んだ「プロの魔法少女として」まどかと関わっていく話でもあります。

gennhuukei2_convert_20120508193217.jpg リボほむ2-002




自信がなくコミュニケーションもできなかった子が、頑張って自信を得て本当に通じ合う仲間と生きる意味を得た。

まどかマギカは、この一点で確実に救いがあり、ハッピーエンドになる話なのではないでしょうか。
その意味で、ラストの英語のモノローグはまどかにとってのほむらに当てはまるものであり、ほむらにとってのまどかに当てはまるものでもあります。


厳密には、「救い」とは私は認めたくありません。
11話でほむらは勇気を出して、「ここまで頑張ったけどうまくいかなかった。つらい」という、「一番大事な人に、一番報告しにくいことを頑張って報告する」という勇気を振り絞っています。気持ちを伝える行為でもあり、「ヒーロになれない自分」という、限界を認める行為でもある。
救いとして一方的に与えられるものではなく、ほむらは対価を得るための正当な働きかけをしています。


ほむらの努力の殆どは独りよがりで見当違いです。単純な成果としてはピタほむスイッチが彼女の才気の真骨頂です。
でも、劇中の行為として一番大事なのは、11話でまどかに抱きついた暴挙であるように思います。
あそこで一歩踏み出すために、今までの積み重ねがあったと言っていい。

多くの悲劇に「一人では無理。やっぱり助けて」とほむらが言う。言っていいだけの努力は彼女はしています。
言い換えると、努力できなかった子が努力をした。そこそこの自信と成果も得た。でも一人でやることの限界にぶちあたる。じゃあどうする?という問題です。だからYou are not alone。の言葉が常に表に出続ける。


その意味で、今回のほむらがひたすら泣きじゃくるシーンはとても美しいものだと思います。
ほむらの色気は11話の「私ね、未来から来たんだよ?」とアレで、もう十分だとも思う。
もう心全部裸にしちゃってますもの。受け入れて一緒にいてくれる人の前で。



ただし、ほむらとまどかの二人が再会することと、魔獣と人類の力関係とか、人類世界の行く末とか、魔法少女たちの運命とかは全く関係がありません。「騙されて使い捨てられる戦い」なのか「意味を得て納得する戦い」なのか、という問題だけで、ここでは勝敗はあまり重要ではありません。
だから世界は滅びるかもしれないし、ほむらも非命に斃れるかもしれない。


でも、ほむらの魂は満たされ続けたまま最期に安息を得るだろうし、そのとき彼女の隣にはまどかがいる。
それだけです。

でも、それで十分なのではないでしょうか?

さよならは別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束。
そして、彼女は会いたい人に必ず再会できる。約束の通りに。


これが現時点での私の所感です。
書きたいこととかやりたい解析が結構あるので、もうしばらく続く・・かもしれません。
さて由乃を頑張ってきます。

※まどかとほむらが手をつないでいる後姿のシルエットのイラストとか、光の中でまどかに迎えられての再会のイラストとか、まどかにもたれかかるか膝枕されてすやすや眠るほむらとか、軽く探してみたんですがないものですね。どなたか描いてくださったら記事で援護射撃しますよ笑





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コメント

ふと思ったのですが改変後のほむらの願いは「何があっても『鹿目まどか』という存在を忘れない様にする」などではないでしょうか?
これなら武器が弓になっていることも、明確にまどかのことを覚えていたことも説明できると思います
その代わり「改変された世界でもまどかのことを忘れていなかった奇跡」が起きなかったことになる気がしますが・・・

秋雨 #- | URL
2012/07/27 03:16 | edit

>>秋雨様
コメントありがとうございます。遅くなり申し訳ありません。
本編内で明示されていないので「状況証拠的にありうる」までしか言えないかなと思います。(逆に、たとえばまどかが自分の語り部としてほむらを設定する可能性もあるので)

また、その場合リボンはどういう位置付けになるのかな?という問題があります。
もうひとつが、「忘れない」ことは願いに依存するものなのか、人の意志によるものなのか、という問題。まどかは4話で、自分の強い意志でマミを覚えていようとしています。

私見としては違うんじゃないかな?と思います。

さわK #- | URL
2012/07/30 02:48 | edit

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まとめwoネタ速neo | 2012/06/26 01:09

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