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ガンダムAGE感想 34:宇宙海賊ビシディアン  

※6月4日11時05分、親子鷹についての記述を一部加筆しました(エンジ色の文字の部分)。


今回も面白かったです。ええ、情報量が多くてムカつくほどに。
面白いのは良いのですが、過去の伏線が重なってきて検証の負荷が増えてきているようにも思います。
自分の過去のブログを見返して、そういえばそうだったな、と思うこともあったり。

AGEの場合、劇中にだいたい答えがあるので、過去の話を見返すと良いかもです。
だから、「AGEは見返すほどに味がある」と私は言い続けています。
たるみがないのも当然で、各話のイベント配置はかなり気を使われています。
気になる方は私のフリット編あたりのAGE記事も見返して下さい、と宣伝しておきます。
フリット編を一気に見返して好きになったので、好きにさせる程度には魅力が詰まっていたことは保証できます。


ということで、今回。
月を目指すディーヴァは、ヴェイガンを避けるために暗礁宙域「サルガッソー」へと駒を進めます。
ところが、そこでは宇宙海賊ビシディアンが待ち構えていました。
更に、フラム・ナラの差し向けたファントム3の残存部隊もディーヴァに追いついてきて・・・。


ふらむ_convert_20120604012736

今回はこの画像をイチ押しにしておきます。フラムかわいいよフラム



AGEは一気に本気を出してきました。面白さに気づいた方も多くなってきたように思います。
イゼルカントの真意とか物語の意味がわからない場合、一気に通して見ると良いかも。
今見ると面白いはずです。そろそろ再評価されるんじゃないかな。

ということで、今回も相当答えあわせが進みました。
見所は大きく二つ。
ひとつは、敵味方に通底するものが見えてきたこと。
もうひとつは、3世代のアスノが出てきた意味がある程度明かされたこと。


まず、通底の方からいきます。
今回、ゼハートの「死んだ兵の名前を知っているか?」のシーンがトレーズトレーズ言われています。
パクリ?オマージュ?とんでもない!
小説版の影響とかでもないと思います。

むしろ、このブログを読んで下さっているようなAGEファン(特にゼハートファン)のあなたに問いたい。

ふらむ_convert_20120604012736

このシーン、フラムと同様におおおおおおおおおってなりませんでした?
私は、なりました。

なぜなら、何度も「ゼハートがそうなってもおかしくない」だけの描写がアセム編でなされたからです。
ゼハートは最初こそ威力偵察で兵を損耗させていますが、アセム編の後半は良将として描かれています。
体を張ってミンクを守っているし、デシルが暴走したときもドールとミンクを助けている。
強敵の前で自機の機動性を落とすリスクをとってまで、自らデシルを助けてもいます。

そういうゼハートだから、マジシャンズ8の最後の一人のドールは、ゼハートを見殺しにせず、わざわざ身を挺して助けています。
ダウネスの一般兵士たちも、最初は若造のゼハートに不満があったはずなのに、誰も彼に逆らっていない。
メデル・ザントにしてもダズ・ローデンにしても、ゼハートを良く守り立てていました。

ゼハートは部下を身を挺して守ったし、彼もまた多くの部下の命に生かされてきている。
だから、ゼハートが部下の名前を覚えると言うのは、決してとってつけた感覚ではなく、「こいつならやってもおかしくないな」といえるだけの裏打ちがあります。

ゼハートがそういう人間だ、となると、彼とアセムが仲良くなった理由も見えてきます。
アセムも「助けられる命が目の前にあったら、とにかく助けてしまう」人間です。
アセムとゼハートは、心で是とするものが近いのではないでしょうか?

卒業式でアセムがゼハートをかばっている(18話)し、ゼハートもゼハートで、最後の最後は「反射的に体が動いて」アセムを助けてしまっている(27話:だからドールが死ぬ羽目になっています)。

そうなると、アセムとゼハートに共通するものがフラムにも通じた、という構図になります。
これだけでも「おおおおお!」なのですが、それだけでもなさそう。

キオがじいちゃんの命令以外で初めて行った行動も、人助けでした。フリットにしても、非情になり切れているかどうかは微妙だし、彼のそもそもの願いは「みんな(人類)を守る」でした。また、フリットが個人として大きく憎んでいるのはデシルとイゼルカントですが、どちらに対しても決め付けだけをせず、理解者としても対応しています。フリットの先達であったグルーデックにしても、人間を大事にする男でした。

アセムだけでなく、アスノの者たちがそもそも、人間を大事にしているのです。
では、これはゼハートがアスノから輸入した概念なのか?
それも違うのではないか?と思っています。

根拠は、メデルの死に様と、ヴェイガンが「イゼルカントへの忠誠」という一点では揺らいでいないこと。
メデル・ザントが死に際にエデンを願ったとき、彼は故郷の幻影を見て、イゼルカントに感謝して死んでいきました。洗脳のテクニックなのかもですが、テクニックだとしても、みんなが信じ切るくらいにはイゼルカントは期待にこたえているわけです。


ゼハートはイゼルカントの秘蔵っ子です。
思想面でも、イゼルカントの薫陶を受けていることが繰り返し描写されています。

そうなると、ゼハートが兵の名前を覚えていると言うことは彼の生来の気質にかなうものであり、イゼルカントの教育の結果でもあるものなのではないでしょうか?
形としては、イゼルカントの教育の発展形orアセム編の経験を通じて名前を覚えるようになった、と言ったところ。

こうなると、(まだあくまで仮説ですが)イゼルカント一派とアスノ一派は、分かり合えたり協力できたりする余地があることになります。あくまで仮説。
確実なのは、ゼハートとアスノの気質が近い、というところまでです。

でもコレ、物語の後半を考える上で大きなヒントですよね?
フラムとのやりとりのシーンでBGMが強制中断されているので、かなり重い意味づけのあるシーンだと思っています。


ガンダムの定番のオマージュと思わせて、まったく違う意味を与える。
こうした再定義は、AGEでは割とよくある手法です。だからこそAGEはガンダムを名乗っているのだと、私は思っています。



もうひとつのポイントは、今回アセム(キャプテン・アッシュ)の意図が明かされたことで、3世代の意味づけが明確になったことです。

アセムのセリフから推測すると、戦争のカギはAGEシステムと「秘宝」が接触したときの化学変化にあります。
外伝『追憶のシド』のバレ情報によれば、銀の杯条約(A.G.世代で世界平和がもたらされる前の、コロニー国家間戦争の時代)以前の戦争に関する技術やノウハウが全部おさめられているのが「秘宝」とのこと。これはフリット編でグルーデックが言っていた「失われた技術」と同じものだと思われます。

AGEシステムは機械を進化させるシステムで、物語のテーマは人間が知恵と勇気で進化していくことです。
で、『シド』によれば、「秘宝」から進化したのがヴェイガンの技術だそうです。
AGEシステムは独自の進化により、「秘宝」の情報なしでヴェイガン相手にそこそこやれています。

だから、AGEシステムと「秘宝」が接触すれば―――――――
確かに、戦争の行方が変わりそうですよね。

ポイントは、秘宝とAGEシステムの接触が「アセムだけ」でも「フリットたちだけ」でも「ヴェイガン」でも駄目なこと。
フリットはビシディアンが連邦を襲う悪い海賊だと見なし、だから連邦の敵だと断じていました。
でもアセムたちは「ヴェイガンと通じていた部隊を討った」と言っています。
実際、彼はディーヴァを捕捉したし、その中にフリットが乗っていることまで把握しています。
いっぽう、フリットは直接対峙するまで、アセムのことをほとんど知らない。
ディーヴァを捕捉できた人がもう一人います。ヴェイガンのフラム・ナラです。

ということで、フリットの持つ情報網の死角が、今回の状況そのものを作り上げています。
これは、フリットの粛清がある程度奏効したけど、十全ではなかったことの裏返しです。


―でも、ロストローランの場所は割られなかったよね?

wikiだかで「フリットの粛清により、地球圏で地球が大事にされすぎるようになった。だから、反地球の運動が起きたり、海賊が横行するようになった」という情報を見た覚えがあります。プラモのインストか外伝情報がソースだったはず。この二つを踏まえると、ロストロウランの場所が割られなかったこととも一応のつじつまが合うのかなと。

フリットの粛清以後、地球に住んでいる市民にはヴェイガンは浸透しにくくなったけど、宇宙からの流入者や外様系のコミュニティには浸透しやすくなったのではないか?つまり、フリットの神通力は地球と宇宙に出ると弱まるのではないか?

ディーヴァは宇宙に上がる段階で宇宙系の部隊と接触せざるを得なくなるので、そこで漏れた、と考えれば一応矛盾はありません。

長くなりましたが、海賊とヴェイガンの一部がフリット体制を上回る情報を持ちえたことが、情報云々のポイントです。

言い換えると、この情報の流れはフリットは全く把握できていなかったわけです。
だから、アセムがなぜ連邦軍を狙っていたか?連邦軍の「誰」を狙っていたかもフリットはわかっていない。
当然、秘宝のことも知る由もない。これはフリット体制の限界でもあります。

では、アセムだけではなぜダメなのか?
この答えも今回示されていて、彼が秘宝に接触したとしても(もう既に接触しているのかもですが)、彼の手元にはAGEシステムがありません。あっても、フリットほどは使いこなせません。

だから、見極める必要があった。
フリットが退役した後でも「つかいもの」になるのかを。ディーヴァ(の肝心のAGEシステム)が衰えていないかを。


そうなると、アセムが行方不明になった際に「何故AGEデバイスだけが戻されたか?」も見えてきます。28話も絡んできます。
当時はまだ、フリットは軍人でした。権力と組織力があり、AGEシステムがあります。

また、28話で示されたのは、フリットがリーダーとして戦い、アセムがその手足として動くという親子鷹の構図です。
この親子鷹は、まだ続いているのではないでしょうか?
※欲を言うと、28話の地球圏の動乱の時代の話があと2回くらいあってもよかった、と思います。

アセムは行方不明になったとき、「外の世界」で内側からでは決して見えないものを見た。だから海賊の道を選んだのではないでしょうか。前半の動機の部分は私の仮説ですが、後半は彼が実際にやっていると独白していたことです。
フリットにしても、アセムについて「何を考えているのだ」とは言わずに、「何をしようとしているのだ」という表現をしています。

こうしてみると、アセムの意図が見えてきます。親子鷹の焼き直しです。
親子鷹がまだ機能するのか?親父はまだ機能するのか?機能していなかったら(能力は劣るけど)自分がAGEシステムを継いで秘法を使い、ヴェイガン問題を何とかするしかない。
今回のアセムの一連の発言、私はこのように解釈しました。

こうなると、前回の終盤で「月で連邦のエースパイロットの大佐がガンダムを管轄下に置こうとしている」という発言が効いてきます。フリットがディーヴァにいることも把握しているアセムです。この情報も当然持っているはず。
ディーヴァがもう衰えていて、連邦に接収されようとしている可能性もある。


だから、試した。
それが今回の戦闘の意味だったと、私は思っています。


ではヴェイガンは?彼らは秘宝にアクセスできるかもですが、AGEシステムがありません。
彼らも、ゼハート世代になってAGEシステムの重要性に気がついています(デシルは見事に見落としていましたが)。だから奪取しようとしたけど、ゼハートのこだわりで果たせませんでした。アセム編の後半になるとディーヴァ隊自体が手をつけられない強さになっているので、奪取なんて夢のまた夢になります。28話以後は権力を掌握したフリットがお膝元の地球で本気で守るため、これまた奪取は無理です。(ヴェイガンの浸透が優秀であっても、それがフリットに効かないのは17話で示されています。)



では、試した結果アセムは何を得たのか?
もちろん、キオの戦いぶりから実力は見ています。
もうひとつ、キオが話しかけたことで「危険な敵」と見抜き、でも「暖かい感じがするんだ」と、プレッシャーの質まで識別できる器だとも見抜いたはずです。

フリットとディーヴァが衰えていないことを知ったと同時に、キオの器が想像以上だと知った。
だから、満足して秘宝を託したのではないでしょうか?最初から託すつもりで持参してきていたわけですし。


(6月4日11時05分追記)
まとめます。今回の話は28話の直接の続きになっています。
フリット主導でアセムが走狗として動く「親子鷹」体制が確立されたのが28話でした。
でも、そこにはフリットが気づいていない形で弱点がありました。
問題全体の解決方法も、フリット体制の「外の」世界にありました。
アセムは走狗として前線にあり続けたことで、一見完璧に見えるフリット体制のこういた限界に気づいた。
だから、彼はフリット体制の「外」に出て、フリットとアセムが対等orアセム主導の形で親子鷹を拡張しようとした。
私の所感はこんな感じです。



今回ガンダペディアが「(ダークハウンド絡みの物語は)これから明かされるぞ」と宣言しています。
こうした真相が、いずれ明かされていくはずです。


ほら、AGEってやっぱりめちゃめちゃ面白いでしょ?



【このほか、小ネタと答え合わせ】
・アセムあっさりばれすぎwwww
これも、キオが「距離不問」で「非Xラウンダー相手でも」相手を感じる資質だということが何度か示されてきています。Xラウンダーのお前には隠し通せない、とフリットが言うのは合理的です。実際、ほんの少しのやり取りで「じいちゃんは正体を知っているんだね」と洞察して見せているのがキオです。

また、AGEは正体がどうこうで引っ張るのではなく、その正体のバックグラウンドをもっていることで各人がどう行動するかの方がずっと重要な物語です。
それぞれの立場、見えているもの見えていないもの、できることできないことの違いははっきりしています。
ばれた正体をどう使うか、これからが本当の勝負。


・宇宙の美しさに息を呑むキオ
少年フリットの慣れ親しんだ自然は、人工天体の中の美しさ。
目標に向かって邁進するときにエミリーと共有したノーラの夜空と、ユリンと遊んだミンスリーの森。
アセムが息を飲んだのは、激戦の果てに初めて触れた地球の空と海。
そして今回、地球出身のキオは初めて見る宇宙に魅せられる。世代モノの特性が良く生かされています。

なお、このシーンでもBGMが止まっています。
今回BGMが止まる2回のシーンがアセムとゼハートのシーンで、一見呼応しています。
ただし、ゼハートのときはBGMが「中断」されています。呼応ではないと判断しています。



・食堂のシーン
かつてウルフとミーちゃんと少年フリットがいた場所。
アセムとウルフ隊がパンをほおばった場所。
そう考えると感慨深いものがあります。これも3世代のひとつの醍醐味かなと。

ウェンディの「はしゃいじゃってぇ!」がまどかマギカ10話のまどかに一瞬ダブったのは内緒。

なお、子供たちの「意外と子供ですよねー」は逆にウッドピットを認めた発言のように聞こえました。
考えてみたらこの船の13歳はみんな「たいしたやつ」で、ウッドビットも今回、適切に調べ物をして仲間に説明しています。馬鹿にしているのではなく、頼りがいのあるヤツと見なされた上での裏返しなのかなと。


・今回の場面つなぎ方は12話と同じ(サルガッソー説明のくだり)。

フラムはドール(マジシャンズ8隊長)の妹か?

・なんでサルガッソー通るのか?
通らなくちゃいけないほど、連邦の制宙権はヤバイわけだ。

・海賊の船
ディーヴァの同型艦だよねコレ。


・ファントム3VSアセムVSキオ
ファントム3の2人が生き残ったのはアセムの強さを見せ付けるためか、と納得しました。
エースだし、そこそこ強いし。アセムの引き立て役としての条件は満たしているように思います。

ファントム3の敗因も明確に示されています。
「白いのさえ落とせりゃいい!」と言っているから、アセムのことがノーマークでした。

戦いの内容は、ロンギアさんという方が興味深いツイートをしておられます
いわく、ゼイドラキックをはじめ、アセム編でアセムが実見した戦法をアセムが取り入れている。
いわく、ウルフが死んだときと今回のキオがやられそうになったときの敵味方の機動が同じ。
見てみたら確かにその通りで、じゃあどこで差が生じたのか?という問題になります。


・ガンダムダークハウンド
それが、アセムが「トリッキーなガンダム」ダークハウンドを使っている理由でもあります。
ダブルバレットと違う形で、このガンダムは手が4本使えます。
だから、Gバウンサーでは無理な方向からの攻撃にもダークハウンドなら対応できます。
腕が4本、という特性の方が重要なので、クロボンの単純なパロディとは思えません。

今回明らかになったアセムの役割から逆算すると、「オールドタイプ」「トリッキーなガンダム」「海賊」あたりのコンセプトは同時に、物語の構想段階から決まっていたようにも思います。
フルクロスあたりを見て「コレをうまく使いこなす主人公出したら面白くね?」みたいなイメージかな?


・攻撃隊はなんで7機だったのか?
アビス隊相手だったら4対4で牽制をかけた上で、今回キオにやりかけたように2機で拘束した上でAGE-3を落とすことが可能です。
フラムは決してディーヴァを過小評価していないけど、海賊の存在を全く念頭においていなかったことになります。




ゼハート単独では現在のフリット&キオに押し負ける心配がありました。
でも、フラムという優秀な副官が加わると天秤がまた釣り合います。
一方、アスノ側にはアセムが助力をして区ことになるでしょう。
宇宙は現在ヴェイガンが制していますが、この後はどうなるのか?

また、OPでファルシアが出てきていて、乗るのは恐らくフラムだと思われます。
彼女は戦争の悲劇()※とやらの象徴として、ゼハートに傷を残して死んでいくのか。
それとも、AGEだからこそ似たような状況で生き残るのか。今回キオとアセムが焼き直しちゃってるけど・・・
※ユリンにしてもボヤージにしても、戦争の悲劇という安直な言葉に当てはまるような死ではないと私は思っています。


ガンダムAGEの真価、そろそろ気づいてきた方も多いと思います。
今後も目が離せません。




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コメント

丁寧な考察乙です。宇宙にみとれるキオの場面とかはノーマークでしたw

>ゼハートの「死んだ兵の~
良かった! 同じ考えの人がいた!
ゼハートは確かに個人で強いけど、それだけで生きているのではない。
部下を生かし、部下に生かされている。わざわざアセム編でそれを見せているのは、この台詞を言わせるためだったのだと思います。

アッシュの正体は……もうちょっと引っ張ってほしかったですw
確かに活かし方のに重点を置くのは大事なのでしょうが、「それでも…」と思ってしまうのは視聴者のサガってものでしょうか。
まぁ、何かしらのドンデン返しがあるかもですが。むしろあって欲しい。

アッシュがかつてのウルフと同じ状況で違う結果にできたのは、ウルフの遺言を果たしたことを示していると考えています。
敵パイロット&MSの能力にデシルとどの程度の差があるかは不明ですが、同じ状況を再現するならば、やはりキャラクターの成長を見せるというのが王道でしょう。

アッシュ(アセムとは書かない!)が軍を正すために軍を襲う、キオを試すために戦うというのは、かつてのアセムを思えば違和感が強かったです。
アセムの戦う理由は「大切な人を守るため」だったはず。これは「降りかかる火の粉は払う」的なことで、あくまで中心にあるのは自分だと思うのですが、アッシュは大勢を考え行動していることになります。
この行動は「正義の味方」「救世主」としては当たり前なのですが、「スーパーパイロットアセム・アスノ」としてはどうなのか。
アセムは誰かを戦わせるのではなく、自身が戦う。敵対していても分かりあえることを知っている。
にも関わらず前述の行動に出る、というのは謎です。
(キオを戦わせるフリットに「アンタって人はぁーっ!」―というのを期待していたののは内緒www)
この辺の回答をこれからに期待です。ヴェイガンダムもあるし、もしや?


カッコ良すぎるダークハウンド、ヒゲットとは違うセクシー系アッシュ、可愛いフラム(OPでロリだと思っていた)――スタッフもとうとう本気に…! ノシ

#- | URL
2012/06/04 12:59 | edit

いつもながらの奥の深い考察、関心致します。

ゼハートのトレーズっぽい発言ですが、部下に対する哀悼もあると思うのですが、フラムの表面上だけ(のように見えた)の反省に対して注意する意図もあったかなと感じました。作戦を立案したにもかかわらず参加する人員の名前を把握していないのは、一般的にみて問題があると思いますので。なんとなくですが、ゼハートはフラムが誰の妹か既にわかっているような気がします。注意の仕方がゼハートなりの優しさ?をもったものだと思えますから。ちなみにトレーズの発言は彼の超人性を示すための表現だと個人的には考えていますので、ゼハートが同じようなことを言ってもそうはならないかなと思います。

アセムの行動はいまいち腑に落ちないのですが、フリットもわかっていない「答え」を知っているからなのかな?ということで解答を待ちたいと思います。
ビシディアン艦のクルーにバルガスの使用人だったジョセ・マリスらしき人物がいたので、実はロマリーはアセムの生存は知っていたのかもしれませんね。そうじゃなかったらキオがガンダムに関わることに相当反対するんじゃないかと。キオ編になってからロマリーが登場していないのでなんとも言えませんが…。アセムの正体を早めに明かしたのは家族の話をスムーズに進めるためかなとも感じます。

AGE2ダークハウンドはトリッキーなんですが、元ネタのクロスボーンガンダムも十分トリッキーであったように思うので、そこに過去作品で主人公を苦戦させたヒートロッド機能を付与したのかなぐらいにしか思えませんでした。というかショットランサーは海賊には関係ないような…。扱いが難しいと思われる武装を使いこなしていることで、アセムの技量を表現しているんでしょうか。

アセムの変わりようは「バレバレの正体」「黒い専用機体」「主役側と同型の戦艦(接近戦用装備付)に座乗」からスパロボシリーズの某トロンべの人を連想しました。これで「その役目は俺に任せてもらおう!」などと専用BGMで登場したら最高なんですが。





KEI #- | URL
2012/06/04 23:17 | edit

-さま
AGEは人間のつながりや感情は割と丁寧に描こうとしていると思います。
ムラがあったりバランスが悪かったりはしますが・・・

全体に詰め込み過ぎ、という問題はありますよね。

アセムの変化については、自分の強さと、その社会の中での使い方を自覚するとこうなるのかなー、というのがあります。
アセム編を通じて守られる立場でしたが、キオが生まれてからは彼は守る立場になっているので。
キオ編の冒頭でわざわざ「ずっと一緒にいてやるからな」というセリフがあるので、彼が翻意したのには相応の重い理由があるはずです。
なお、軍を襲っているのは意識改革狙いではなくガンの部分だけを集中して狙っているという感じですよね。
分かり合う、についても結構微妙で、「アセムがゼハートに追いついて」「アセムとゼハートは」わかりあっていますが、それを種対種まで拡張できるか、というと、AGEではまだ何も言及されてないように思います。

おっしゃるように今後の情報しだいだと思います。カギはキオ。



KEIさま
・ゼハートの発言
たしかに、たしなめてますね。
もうフラムの素性もわかってるんじゃないかな。下手すると「最初に見たときからわかっていた」と言ってもおかしくなさそう。

・アセム
マリスいましたよね。アセムについては尺とって語る気があるらしいし、今後を考えると「フリットとキオのアセムに対する温度差」が、キオがこれから出会う人間たちとの邂逅に大きく影響するように思います。

・ダークハウンド
ダブルバレットのビーム兵装が実体弾の兵装にとってかわったという印象。

さわK #- | URL
2012/06/13 16:17 | edit

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まとめtyaiました【ガンダムAGE感想 34:宇宙海賊ビシディアン】

今回もムカつくほど面白かったです。面白いのは良いのですが、過去の伏線が重なってきて負荷が増えてきているようにも思います。自分の過去のブログを見返して、そういえばそうだっ...

まとめwoネタ速neo | 2012/06/07 18:51

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