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ガンダムAGE最速感想 31:戦慄 砂漠の亡霊  

今週もまだテレビがある場所にいるので、速度特化でいきます。


舞台を砂漠に移し、ディーヴァは一路ロストローランを目指します。
今回は新装備の紹介、第三世代ディーヴァの艦内紹介、ディケ孫との対立と友情の成立までが描かれました。
これに対し、ガンダムの定番とも言える「三人組の敵による特別攻撃」が登場します。
ヴェイガン側の代弁者として、スパイ?のシャナルアが強調されたのもポイントです。


オープニング前のアバンは、砂漠航行中のディーヴァから始まります。
ブリーフィング中に敵襲を受け、機関を損傷、航行不能に陥ります。
ブリーフィングメンバーは艦長のナトーラ、MS隊長のセリック・アビス、そしてフリット。
現状で、この3人が艦の幹部ということになります。
今回を通じ、本来艦長がするべき判断・指示をし続けるフリットと、萎縮したままのナトーラの対比が描かれました。

また、今回早くもキオが「フリットに頼らず一人で戦わなければならない」状況になります。
AGEの前半戦の中心はフリットでした。彼の発言力の変化は今後も要注目です。

さて、ブリーフィングではいくつか情報が提示されます。
まず世界地図。28話の時点から気になっていましたが、この世界は今の地球と大陸の形が異なります。
我々が生きる21世紀の世界とどういうつながりがあるのか?
現時点では「間にガンダムも使われた大きな戦争があり、数百年経過している」ことしかわかっていません。

また、
・衛星軌道を敵に押さえられている=制宙権がない
・ビッグリングを落とした敵要塞に総攻撃をかけることが目的
・ロストローランの位置がはまだヴェイガンにばれていない
ことが示されています。

またAパート(前半の9分)で、地球上での通信が回復していることが示されています。
ヴェイガンの要塞が大気圏内への直接攻撃が可能なのかは不明。

イゼルカントの本隊は確かにビッグリングを攻撃してきた部隊の中にいましたが、ヴェイガンは地球全土で一斉蜂起をしており、今回はゼハートとイゼルカントの所在も不明です。ですが、宇宙要塞以上に差し迫った脅威は現在の地球上では存在しないようです。

キオ編に入ってから、Cパートがかなり頑張って背景を紹介してくれています。
今後も面白い情報が出てくるのかもしれません。


Aパートは、アバンの奇襲で不時着した船内から始まります。
フリットが指揮官となり、アビスMS隊長が参謀役といったところ。
このアビス隊長、キオの面倒を見るという従来の先輩隊長の役割のほか、視聴者への解説役も果たしています。


彼が提示した
「ヴェイガンの技術がなぜ連邦以上なのか?」
は今後もキーになりそうです。恐らく、グルーデックがフリット編で言っていた「失われた技術」のことです。
フリットとAGEシステムの本当の敵はヴェイガンではなく、その先の存在として「失われた技術が体現するナニカ」である可能性も出てきました。

さて、今回の敵"ファントム3"の戦闘力が数字で示されました。
戦艦2隻+MS10機(ディーヴァのMS隊はアビス隊の5機+ガンダムなので、約2倍)の部隊が一方的にやられたようです。

その敵がなぜそこまで強かったのか?も示されています。
地球連邦以上の技術を駆使して地球環境に適応したMSを運用していたことと、敵の性格です。
今回の敵ファントム3は、功を焦らず着実に攻めてくる敵でした。合体阻止の攻撃もちゃんと行っています。
そのときの台詞「黙って見物してるとでも思ったのか!」は笑っちゃいました。


敗れた要因は3つ、キオのXラウンダー能力、AGEシステムが生み出した新パーツ、そしてキオがシャナルアの教えを非常に素早くモノにしたためです。まさに、AGEのテーマの「進化」に敗れたことになります。
ヴェイガンの戦士たちがフリットにではなく、子供世代二人に敗れたのも象徴的な構図です。

なお、今回がキオの戦艦からの初出撃でした。地味に出ていましたが。
パイロットスーツに身を固め、「キオ・アスノ、ガンダムいきます!」そうこなくっちゃ。

今回のもうひとつのポイントは、シャナルアの抱えている屈折の描写です。
彼女はキオには本音をぶつけています。
確かにガンダムの情報を取るのは重要ですが、ヴェイガンとしてはキオに知恵をつけるのは得策ではありません。
わざわざしごき役を買って出る必然性もないわけで、彼女のキオに生き延びてほしいという気持ちも本当です。
また、ディケ孫が危ないときに真っ先にビームを撃って助けたのも彼女でした。誰も見ていない場面で、見殺しにした方がヴェイガンが得をするにもかかわらず、です。

そういう人間を、「裏切り者」の一言で断じるシビアさ。
敵と味方の構図から見れば、シャナルアは裏切り者でしかありません。
ことさらにそういう呼称を選ぶところに、AGEという作品の戦争観が端的に現れています。

また、関連して、今回の彼女の台詞
「敵にだって家族はある。戦争は喜んだり嬉しかったり そんなもんじゃないんだよ」
と、その後でキオにセリック・アビスがいう
「敵を倒すことにいちいち悩んでたらおかしくなる」
の対置はうまいなぁと思いました。戦争がこういうものだというだけで、戦争の善悪を論じていません。



このあたりのサジ加減を見ても、AGEは相当頑張っている作品だと、私は感じます。





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コメント

ヴェイガンの技術力の謎は実はすでに外伝「追憶のシド」では
判明していたりするんですけどね。
まあ知ったのは連邦じゃなく宇宙海賊ですけど。
ただ問題なのは技術を手にした方法じゃなくどうやってそこまで
イゼルカントがたどり着いたかですね。

花月(かづき) #- | URL
2012/05/13 18:17 | edit

シャナルアの件
これはさすがに、ミスリードか!?
と一瞬思ったが、今までの構成を考えると、そこまで深く考える必要はないのか
OPにいないとかメタ視点で見なくとも…

しかし、彼女がキオに伝授した3つの
止まるな・把握しろ・油断するな
これらはFPSやTPSでも必須技術で、習得できなければまるで上達できない基本動作であり
ゲーム感覚で教育していたゆえにフリットが教えていてもおかしくはないと思ったが
そうでもなかったことが、ちょっと以外

戦争に対する思想を中庸に持っていくあたりは物語を重くしすぎず軽くしすぎず
本当に丁度良いさじ加減ですね
(個人的に敵を倒すことに対して必要以上に葛藤するような主人公は苦手であります)


以下、記事とは関係ありませんが、フォートレスの4連シグマシス、ヤバすぎに感じます
(AGEに限らずそう思うことは多々あったが)
ヴェイガンはビッグリングを墜とした大型兵器など収束レーザーを主に用いている印象があります
対して連邦は加速(荷電)粒子を用いている印象があります
フォトンブラスター(リングレイ)然り(フィリット編での連邦主力)メガ粒子砲然りドッズ然り

加速粒子は宇宙空間で使う分には問題ないけど
大気中で使うと、加速した粒子の種類によっては空気と反応して放射化し、放射線による汚染が起こる
そして空気の抵抗で射程がとんでもなく短くなる
4連シグマシスの射程と破壊力を見ていると
「you,核使っちゃいなよ、汚染レベル大して変わんないから」
そんな言葉が頭をよぎってしまう

大気圏内でフォトンブラスター撃てないのも、多分そういうことなんだろうけど
シグマシスならいいのかよ、と

30話のオリバーノーツ空襲時に建築物が溶解してから爆発したことからレーザー兵器であると推測できる
(ただ単に厳密に描写していないだけかもしれないが)
ヴェイガン側がレーザー兵器を主力にしているならば
連邦の方が明らかに地球を汚しているような気がする

旭山のカピパラ #vhaQw4H2 | URL
2012/05/13 22:59 | edit

>>花月(かづき)さま
この辺は本編に絡めてくる気満々でしょうね。
デシルの思惑とかフリット世代の真相とかみたいに、舌足らずのままお蔵入りになってしまわないことを祈ります・・・

>>旭山のカピパラ さま
AGEは良くも悪くもシンプルな作品なので、ミスリードとか技術面はそこまで深く考えてないと思います。考えてる場合は劇中のどこかで必ずサインを出してくるはず。
ただ、技術背景はあるかもですね。
「地球人だけ殺してきれいな楽園がほしい」ヴェイガンと「とにかく、まずヴェイガンをぶち殺したい」フリットとは明確な差が出てもおかしくない。

フリットがキオに伝えてない、というのはわからなくもないです。
キオもフリットも逸材同士なので、敢えて言葉にしなくてもどんどん出来てしまうから。このへんは30話の考察のときにでも振り返ってみます。

さわK #- | URL
2012/05/14 05:14 | edit

個人的にシャナルアさんはミスリードであってほしいです。
話の構造が単純であるのでそんなことはなさそうですが…。
元ヴェイガンの所属で彼ら側から見た「裏切り者」だと面白いかなと思っています。
ヴェイガンから地球側に寝返ったキャラが出てきてないので、そのあたりにわずかな望みを託します。
なにせ貴重な女性パイロットですので。

KEI #- | URL
2012/05/14 21:13 | edit

KEIさま
旭山のカピパラさま

ミスリード、で早合点してました。
たしかに、死ぬと見せかけて味方につく、はありですね。物語のテーマ的にも。
AGEはキャラの死を軽く扱っていない(除くマジシャンズ8)ので、これは楽しみです。
私の文章もどっちとも取れることに今気づきました笑




さわK #- | URL
2012/05/15 20:26 | edit

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