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ガンダムAGE感想 番外4:27話タイトルの意味  

海外に出るため今後しばらく不在になり、アタマの中身もリセットされる可能性が高いです。
覚えているうちに27話の感想の補足をしておきます。日本に戻り次第27話感想と統合するかも。


26話のタイトルがなんで「地球 それはエデン」なのか、について。ずっと引っかかっていました。
だって話の内容ぜんぜんエデンじゃないんだもん。ゼハートがそこまで強くエデンエデン言ってた訳でもない。
なんなのかなぁと。

27話が終わったあとでちょっと考えてみたら、納得できる答えが出ました。
本編視聴のご参考にどうぞ。



答えは以下の2枚の構図にあります。考えてみて下さい。


eden1_convert_20120418015442.jpg (26話より)

eden2_convert_20120418015506.jpg (27話より)










直感でわかった方もいらっしゃると思います。
ポイントは、ゼハートとアセムの対比


アセム編はアセムがゼハートに追いつく話、と前回の記事で述べました。
ミクロとマクロの二つの意味がある、とも述べました。

ミクロはアセムの「生き方」と「自認するアイデンティティ」がゼハートのものと近い、ということ。
マクロは地球人とヴェイガンの欲しがるものが「美しい地球」ということで共通する、ということ。

ここまでが前提ですが、後者はあまり語られなかったように思います。
描写不足はAGEの通弊なのでなんともですが・・・

さて、このマクロの共通点「美しい地球」を踏まえたうえでタイトルを見返すと、見えてくるものがあります。
先ほどの絵をもう一度出してみます。


eden1_convert_20120418015442.jpg  eden2_convert_20120418015506.jpg


ゼハートはイゼルカントのXラウンダー能力を通じて地球の風を感じ、まだ見ぬ青い大地を思い描く。
長い戦いの果てにその大地にたどり着き、宇宙から青い「地球 それはエデン」と万感の思いで見下ろす
そして、戦を始める。

一方、アセムは戦の終わりに実際に地球の風に素肌で触れ、その目で見た赤い太陽のまぶしさに心を打たれる。
多くの同胞を失い、死を覚悟した悟りの果てにたどり着いた地上からの目線で「赤い夕陽を見」上げる。


そうです。
「地球 それはエデン」と「赤い夕陽を見た」の二つは対になっているのです。

ゼハートとアセムのシンボルカラーが赤と青であること、両者がそれぞれ出身の赤い火星青い地球を背負っていることともあいまって、きれいな対比になっています。
エデンという単語にはゼハートの強い意志が込められているけど、夕陽はたまたま見えてしまっただけ、というのもポイントです。

大気圏は薄皮一枚が宇宙と地球を隔てる場所です。
その舞台で、ライバルの青年ふたりが決着をつけるのが26話と27話の最終決戦です。
宇宙からきた、宇宙の民を背負うゼハートは「青いエデンとしての地球」を心に思い描き、戦の火蓋を切って落とす。
そして恐らく、彼はこの戦で一人になる。
これに対し、激戦の終わりに、より多くの地球の民をこれから背負うことになる地球の少年アセムが、赤い夕陽を実見する。
※ゼハートが一人であるのに対し、アセムには「家」のディーヴァと「輩」のガンダムが同じ構図の中に入っています。

前後編構成の最終決戦のタイトルとして、この対句はうまいと感じました。

なお、アセムは厳密には地球にくるのは今回が初めてで、出身も地球「圏」の宇宙です。
ですが、地球対宇宙の構図にした場合、彼は一貫して地球の民を背負って戦っています。



また、原風景としての「地球」の重さもこのタイトル二つで強調されます。
見ている対象も同じで感動の深さも似通っているのに、見え方がほぼ真逆の形で現れる。
「地球 それはエデン」と「赤い夕陽を見た」の対比で、アセムとゼハートの関係が的確に表現されています。


27話のラストで、いみじくもフリットが
「ああ・・・この美しさを奪い合って、我々は戦争をしているのだ。」と言っています。
その美しさには、二面性があります。


アセム編を通じての一つのゴールはスーパーパイロット(の駆る白いガンダム)でした。
もう一つはこの「赤と青の地球の構図」ではないでしょうか。
これには、ガレット一族(赤と黒)とアスノ一族(青と白)のシンボルカラーにも関連します。
そういえば赤白青のトリコロールにもなっていますね。狙ってやったのかは微妙ですが。



さて、今後どうなるのか。
AGE全編を見終わると、また違ったものが見えてくるのかもしれません。



以上、あくまで私の仮説です。作り手が意図したものではない可能性もあります。
日野監督はこう考えてはいないかもしれない。

でも、そう説明できそうなパーツがそろっているのは事実です。

私が「AGEは後になって通して見ると意味が変わる」と確信しているのは、こういう発見があるからです。
AGEの小説が面白いようですが、映像版もまた、異なる形で多くの隠し味を持つ逸品だと私は思います。
人を選ぶ品ではあるけれど。

今後がどう転ぶかわかりませんが、AGEのこういう味にはこれからもスポットを当て続けて行こうと思います。



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