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ガンダムAGE第一話を小説っぽく書き直すテスト  

なんとなくかいてみた。書けそうな気がちょっとだけしたもんで。






空の向こうには深い宇宙がある。
―その果てには、何があるのだろう?




風が彼の頬をくすぐる。少年というにもまだ幼いその彼の名を、フリットという。
旧世紀から代々続く名家の御曹司である。

天使の名を冠したこの都市で、ときに一人で町外れに駆け出し、丘から町を眺める。
少年には時空の彼方に思いを馳せる余裕があり、そうして良いだけの能力と環境も与えられている。



つと。



―ドラゴン!?



そう、見えた。
翼をいっぱいに広げ青く優雅に舞うそれは、物語に登場する竜、そのものである。
しばし見入る。フリット少年のまなざしのその先―竜と目が合う。

竜の目が淡い緑に光り、

竜は炎を吐き出した。


否。



炎、と見まがったものは無数の光弾である。
光弾の刺さった場所は瞬く間に炎に包まれ、紅蓮が街を飲み込んでゆく。

時間にして9分52秒。
はっとなって駆けた、フリットが家までもまだ着きえぬ刹那の間。

少年の故郷は壊滅した。





家へ。家へ帰らなければ。
逸る心は少年の手足より遥かに速く、思考と視界すらも追い抜く。
鼓動のドラムが少年の全身を叩く。

「母さん!」

叫んでいた。叫ばずにはいられない。
「母さん!母さん!」何度も何度も。
家だった場所も、高く燃え上がるオレンジに包まれていたのだから。


そして。
その赤の中に影がいた。
禍々しい形をした影が、ゆっくり振り向く。

―ドラゴン!?
・・・・うちに!?・・・・!?

気付くより速く、二挙動。
ドラゴンが火を噴き、その火が届く前に懐かしい手が少年を抱き上げる。


「母さん!」
先に少年を発見していた母が割って入り、半瞬の間に少年を救い上げていたのだ。

「フリット!!これをもっていなさい!!!!これを使って・・・・」

声は、そこで途切れた。






夢も、そこで途切れた。




ガンダムAGE第一話 救世主ガンダム








―また、あのときの夢か。
フリットはひとりごちた。

母が死んだときのこと。何度も何度も夢に見ていた。
絶対に忘れようのない、心の一番深いところに刻み込まれた傷だ。
母は一度少年を助け、そのまま逃げようとした。
逃げ出す前に何発もの光弾がその背をうがち、母は文字通りに身を挺して少年を守った。
少年の手にペンダントのようなものを握らせ、母は最後の力で彼を地下倉庫に突き飛ばした。

「これを使って・・・・」
母マリナの最後の言葉だ。
忘れようも、ない。

その日、フリット・アスノは孤児になり、そしてアスノ家の当主となった。
古の白き巨神兵の御技を今に伝える、工人の棟梁一族・アスノ家。
ときにフリット7歳。のちに英雄と呼ばれるものの、若すぎる覚醒である。


それから7年。
そう、7年。
恵まれすぎるほどの天分を受けたフリットはその才能を遺憾なく発揮し、連邦軍の技術畑になくてはならない人材になっていた。
巨神兵の御技を民のために生かすことは工人の義務である。
そして、"竜"の襲来より時代は戦時であるから、14歳が軍属になることは決して早過ぎはしない。
が、それが中枢になくてはならない人材として実績も信用も得ていたのであるから、やはりフリットは一世の英傑だったといえよう。
軍の最新兵器開発にも、防衛計画の策定にも、フリットと彼の―母から受け継いだ―ペンダントの力が欠かせないものになっていた。

つまりは、フリットは弱冠14にして世間一般のものが一生かかっても得られないほどの地位と権限を手にしていたことになる。


さて、肝心のフリットは。

いつもの目覚め。けだるい。もう何百回も繰り返したあの夢。
つきっぱなしのモニター、待ち受けには"怨敵"。いつもの朝だ。
流れるニュースが輸送船の遭難事故を伝えている。
「ユーイーによるものと断定。・・・・一向に進まぬ対策に・・・・」

―きやがった。
思うと同時に。
―今度こそ!!!

意図せずして拳が握られる。





「フリットーーーーーー!!!!!!!おっきろーーー!!!」


ずるずるっと力が抜けた。
エミリーだ。コイツはいつも、僕の世界にズケズケと踏み込んでくる。
そして、僕の戦いをマヌケなドタバタにしてしまう。

「まーたユーイー?朝からそんなんじゃ疲れちゃうよwさ、ガッコいこいこ」
「オマエなぁ・・・・」
いつの間にか相手のペースにされ、気がつけば外だ。今日も天気がいい。コロニーの天気は快適なものと相場が決まってるんだが。
よっしゃ!今日もがんばるぞ!!!
このノリは実はエミリーも同じだ。

この腐れ縁も、7年。
孤児になった僕がここに来たときから、母さんを送ったときも吐きそうな本の群れと格闘してるときも、コイツはここにいた。
たまに邪魔をしてくる。ちょっとうっとうしい。


うっとうしいと言えば・・・・・
「バルガス!!!!!!!!!!」
このジジイは・・・・

「勝手に何やってるんだ!!!ガンダムの腕だろーが!」
「ニャハハ。お前さんの作ったモノじゃろ?稼動実験してやっとるんじゃわい!!」
「だーかーらー!!!勝手にやるなっつーの!!!」
「カタイこと言うな!!!」
「そういう問題じゃな」「チコクするよ!!!」
強引に打ち切られた。このジジイにしてこの孫ありだ。
こいつら、寄ってたかってちまちまと俺の周りを飛び回って邪魔をする。


・・・・ったく・・・・
バスにのって席に着いたのが運のツキ。隣のエミリーにまた丸め込まれてしまった。
こいつら・・・・ったく・・・
とんだ共同生活者どもだ。


でも、僕は決してキライなわけじゃない。
ホラ、いうだろ?ケンカするほど仲が良い、って。

言ってるうちに学校だよ。僕のいつものパターンだね。って、あれ・・・?
「ブルーザーさーん!・・おはようございます!」
まず敬礼。これは習慣だね。で
「なんでみんな普通にいるんです?避難は?」
「それがなぁ・・・・」
フルーザーさん、言ってる側から。



「大体ねぇ、来るって確証ないんでしょ?根拠もないんでしょ?それにフリット君はまだ子供ですよ?
 多感な14歳の言うことをまるまる鵜呑みにしてられませんよ。こっちは仕事があるんです。」
「でも!先生!あいつらが来たら仕事どころじゃ・・・・」
「君はいつもそうだ!いつもユーイーユーイー。君は確かに頭がいい。
 でも偏った知識だけだと何の役にも立たないんだ。頭でっかちになるだけなんだよ!」
この先生は・・・・・なんで僕を目の敵にするんだ?

で、市議会やらPTAやらにこういう人たちが多くて、
軍の中にも心配しすぎだ!っていう人が多くて
巨神兵の再来、ことジェノアス(巨大ロボットというやつだ)の性能が「今までの兵器とは桁違いによかった」からこういうことになる。

はい、いち、に、さん
「被害妄想なんですよ!馬鹿馬鹿しい。」
ホラ、きたよこれ。いつもこうなるんだよね。
ホーント、こういうケンカっていやだよね。

あいつらが来たら殺される。
自分が死ぬ。
この人たちは、そんな簡単なことも想像できない。
わからないものはわからない。
先生たちはこの町が一瞬でぶっ壊されるなんて想像ができないんだよ。

無駄ムダむだ。だから僕はエミリーたちとつるみ、ガンダムを作る・・・んだけど
いやな数字がある。
あいつらはそろそろ来る。誤差を含めても3日以内に。
ジェノアスは勝てるのか?14年準備していた連邦軍は勝てるのか?

僕は勝ちたい。
でも・・・本当に勝てるのだろうか?

今の毎日と、母さんの死んだあの日。
僕は、どっちの僕を生きてるんだろう?
ときどき、僕は僕がわからなくなる。

だから。


星の見える丘にのぼり、僕らは町を見下ろす。
気分がふさいだとき、風を感じたいとき、僕とエミリー(とたまにバルガスとかディケとか)はここにくる。
星降る丘。水曜日の夕方に、ここはいっぱいの星に埋め尽くされるんだ。

―あいつらがいつ来てもおかしくない。
そう思う僕の心は、でも、どこかで
―この日々がずっと続く
って、わけもなく信じていたんだ。



そして、風がよぎる。
星の風に乗り舞うような、優雅な、影。
それはあの時と同じように、まるで旧世紀のおとぎ話のように。


竜たちは、再び舞い降りた。




フリットの目は勿論、誰よりも早く事態の"次"を予測している。
エミリーの手を引いて走り出す。
速く、速く。そのために鍛えた足だ。
瞬く間に丘を駆け下り、7分後には1.2km先のアリンストン基地まで辿り着いている。


が。
基地に入ったところで、光弾。
―そりゃそうだよな・・・
理性がどこかで計算している。軍のいるところには敵もいる。

「こっちじゃ!」
シェルターの中からバルガスが叫んでる。足はもうそちらに駆け出している。
エミリーの手は離れていない。伸び切ってもいない。間に合った!


飛び込んだ直後にハッチが閉まり、どおん、どおんと衝撃が走る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やべえよやべえよやべえよやべえよ
エミリーの手が震えている。いや、僕の手か?
ジェノアスが動き出している。ラーガンさん?メカニックが右に左に走って・・・・・
どおんどおんどおんどっちが勝ってるんだ?いや・・・・・

「キャアッ!!!」
エミリーの声だ。我に返る。反射的に首がその方向を見ていた。
ジェノアスの足元から煙が上がり、あっという間に転ばされる。
「ハッチ閉じろハッチ!!!!!!!!!」
声だけが響く。うるさいうるさいうるさい・・・・・・・

アイツは僕を見た。また見つかった。ユーイー、アンノウンエナミー。
僕を殺そうとしたあいつら。母さんを殺したあいつら。
見られた。待ってたのに。やっとあいつらと会えたのに。こわい。こわい。むかつく。こわい。むかつく。コワイ。むかつく。
ちくしょう。ちくちょう。ちくしょう。こわい。こわい。むかつく。むかつ・・・

・・・・・・・・・・・・・ぶっ飛ばせ。


震えがとまらない。
でも。
僕の目はガンダムだけを見ていた。

うちに伝わる伝説の救世主。
母さんから託され、アスノの当主の僕が受け継いでいく、僕らの誇り。白い救世主。


・・・・・・・・・・・・ぶっ飛ばせ・・・・・

そうだよ!



「ガンダムは!?」叫んでいた。
「ガンダムは!?誰かいないの!?」答えない。誰も。いや、みんな聞こえてないのか?

「フリット!!!!」
走り出した僕。くい、っと引き戻される。バルガスが服を掴んでいる。
「無茶だ!死にに行くよぅな」言ったところで制する手。

―エミリー?
ガン見された。この目。
見返す。目線が合う。

長い、でもあっという間。
エミリーがうなずいた。
「・・・フリット?
         必ず、あいつらをやっつけてね。」

バルガスの手が離れた。
「生きて帰ってくるんじゃぞ」
それだけ、言われた。



でも。


それだけで、僕は、もう怖くなくなった。



ひんやりするタラップの感触。
一段一段踏みしめる。勿論急いでるんだけど、どんどん心が冷たくなっていく。
いつものようにジャンプして、ハッチを開けて―



ガンダムの、コクピット。




「フリット!」
ブルーザーさんの、声。



「・・・頼んだぞ」



世界がぐっと下になる。ガンダムが立ち上がったんだ。
いつもの光景。いつもじゃない音。
でも。


僕は、いつもの僕だった。
いつもの僕のまま、

ついに来たんだ、ってことだけ、あふれるくらいに感じてた。

シャッターが開く。目の前いっぱいに赤が広がる。
その中に・・・・1・・・2・・・ドラゴンが、2体。

ふぅ。
吸った息が途切れるより速く。
スプレーガン!!!!
目の端で見えた。ジェノアスの武器だ。拾って撃ちまくる。

らああああああああああああ!
・・・・・・・・効かない!?効いてない!?
全く効いてない!?くるよくるよくるよくるよ



「フリット!!!」


呼ばれた。



ドラゴンが来る。手にビームダガー・・・・ダガー!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお



それは、いつもの動きに他ならなかった。
"竜"が手にしていた光剣により、皮肉にもフリットの脳はビームダガーの存在を連想していた。
ガンダムの脚部に常備されている接近戦用の兵装である。
幾度もの稼動実験で相当に早められていたフリットのガンダムの速度は竜のそれを遥かに越え、フリットの咆哮と同時にダガーが竜の急所に叩き込まれていた。
そして、二度・・・五度・・・・十度・・・・


「フリット君!」
もう一度ブリーザーが呼び立てるまでに、フリットは実に13回、その刃を竜に突き立てていた。
フリットの動きが止まる。竜が崩れ折れる。
「まだ敵は・・・」
振り向いたフリットの右をかすめ、竜が口から炎を吐く。今度は正真正銘の口からだった。
そして。


少年の後方で爆発が起こる。竜の吐いた炎弾は、先に斃れた竜の死体をものの見事に消し飛ばしていた。
「なんだ・・・・こいつら・・・・?仲間を殺すのかよ・・・・」
意識が戻ったフリットの喉に、苦いものがこみ上げる。


そのとき。



ノーラが揺れた。

「どうした!?新手か!??」

ブルーザーよりも更に大きな声で、ミレースが叫ぶ。

「いえ・・・・攻撃は・・・・・

 ・・・・・攻撃は、このノーラの"外"から行われています!!!!!」



その日。
守護神の家アスノが、再びこの世界に躍り出ることになる戦争が、始まった。


(第二話に続く)







つづきません。多分もう見ないし。
この小説もどきが超絶ウルトラ人気になって続きが読みたい!!!!
とかいう奇特なヒトがいっぱい出てきたら考えます。



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